東京ミュウミュウにゅ~15話「前略母上歩鈴は元気でやっているのだ」の感想です。主役が歩鈴となっていて、旧作と比較すると20話「母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ」と40話「二人は友達?歩鈴危機一髪」のリメイクとなっています。
歩鈴は妹と弟の誕生日を祝福するために、いちご達を招待します。たくさんの料理を一瞬で出して、いちごのおでこに直撃して笑いが起こる。歩鈴は毎年特製の飴を作ってあげて、妹達から人気でした。いちご達は赤坂特製のケーキを準備していました。
「王家流秘儀、点心乱舞」
「ほげ~」
「もう一度見たいですわ」
「嫌だよおでこ痛い」
「ごめんなのだ!手元が狂ったのだ!でもいちごのお姉ちゃんのおかげで盛り上がったのだ!」
前略母上歩鈴は元気でやっているのだ
歩鈴の母は既に亡くなっていて、父は修行をしているため、歩鈴が妹達の面倒を見ていました。最近では自分から手伝ってくれたりと少しずつ成長している。歩鈴はみんなにお願いがありました。
シルク・デゥ・ラ・リュンヌワールドツアーin TOKYOのサーカス団のショーが見るため、お休みが欲しいとのことです。歩鈴の両親はこのサーカス団の団員で恋に落ちました。
歩鈴は母上と一緒に過ごした夢をみていました。歩鈴の将来の夢は両親のように、このサーカス団に入ることでした。
「歩鈴は大きくなったらどんな子になりたい?」
「母上や父上みたいにみんなを笑顔にしたいのだ!友達いっぱい作るのだ!いいお姉ちゃんになるのだ!」
「よくばりね…でも歩鈴ならきっと」
「歩鈴はいいお姉ちゃんになってるのだ?母上教えて欲しいのだ…」
いちごは青山と一緒にゴミ拾いをしていて、歩鈴のことを話していました。いちごは青山の家族のことを知らなくて聞いてみると、返答するまで時間がかかった。
「あのさ…青山君のお父さんとお母さんはどんな人?」
「いつもよくしてもらってるよ」
「そっか…」
タルトとパイは作戦を実行していた。目標となるドームを地殻に崩落させてマグマを噴出させる。タルトはモグラのキメラアニマを複数操る。
イベント当日、歩鈴は団員のパフォーマンスに飛び入り参加してみんなを盛り上げます。座席に向かおうとすると、弟が変な穴に気が付く。歩鈴が覗くとモグラに引きずり込まれてしまった。ドームの地下に落ちた歩鈴は変身するが、タルトに襲撃されて動きを封じられる。
タルトは歩鈴に作戦の状況説明をする。ドーム周辺を崩落させマグマを吹き出させて東京を呑み込ませる。歩鈴は全然怖がっておらず、肩の骨を外して縄を抜け出す。
「お前は人質だ。もしミュウミュウの奴らが来たら利用してやる」
「タルタルしばらくぶりなのだ」
「マグマが吹き出して東京は溶岩の中に沈む」
「歩鈴はサーカスを弟達に見せたいのだ!」
「人間のやることなんて全部くだらないね」
「くだらなくないのだ!芸はみんなを楽しい気持ちにさせるのだ!サーカスはすごい芸が集まってるのだ!」
「お前少しは怖がれよ」
「タルタルに芸を見せてあげるのだ!」
赤坂はミュウアクアが出現しそうなエリアを特定していました。レタスは食器を落としそうになり白金が支えます。妹達がカフェにやってきて、歩鈴のピンチを知ったいちご達はドームへ急行する。そのドームは赤坂が特定していたエリアの1つだった。
「あんまり頑張りすぎるな、カップが割れるのは構わないが、それで怪我でもしたら馬鹿らしいだろ?」
「ありがとうございます♡」
「お姉ちゃんが…サーカスの場所で…」
「どうしたの?」
歩鈴はタルタルに芸を見せたり漫才したり楽しんでいた。歩鈴にサーカスを一緒に見ようと誘われ、恥ずかしがるタルトだが、地震が発生してモグラが出現した。数百匹のモグラが地下を溶かしているのだが、そのモグラを見て歩鈴は可愛いと喜ぶ。
「漫才デビューなのだ!」
「いい加減にしろ。本当に聞かないな人の話」
「いいツッコミなのだ!歩鈴たちと一緒にサーカス見るのだ」
「なんでそうなるんだよ」
モグラの涎に触れると人間は死亡するらしくて、歩鈴が当たりそうになりタルトが助けて説明する。歩鈴はお礼に飴を渡して仲良くしようとするのだが、タルトは恥ずかしがりモグラで襲わせる。
「死ぬ気か?あいつらの体液を人間が直接受けると死ぬ」
「ありがとうなのだ!やっぱりタルタルはいい奴なのだ!ほいこれお礼なのだ!」
「え?おいらに…お前なんか今すぐ殺してやる」
「タルタルに歩鈴は殺せないのだ!歩鈴とタルタルは友達なのだ!」
「そんなわけないだろ?おいらたちの邪魔ばっかりするし」
「友達が悪いことしてたら止めさせるのは当たり前なのだ」
ミュウミュウが駆けつけて反撃するが、モグラの防御力が高くダメージを与えることができない。イチゴに攻撃が命中しそうになると、蒼の騎士が庇い怪我をしてしまう。レタスとザクロの必殺技でモグラを一ヶ所に集め、みんなの力を終結させイチゴが必殺技でフィニッシュ。振り向くと蒼の騎士の姿はなかった。
「蒼の騎士、私の盾になって代わりに…無理しちゃだめだよ」
「みんな力を貸してストロベルベルバージョンアップ!リボーンストロベリーチェックサプライズ」
「ありがとうあなたのおかげで…」
「タルタル悪いことはもうやめるのだ」
「作戦は既に成功しているこの場にいないモグラはマグマに到達し燃え尽きた。もはやマグマの噴出は時間の問題、撤収する」
「まだ間に合うその近くにミュウアクアがある探し出せ」
パイは作戦が成功したと退却するが、タルトはミュウミュウが泣き叫ぶところがみたいと帰らなかった。マグマの噴出を止めるため、白金はミュウアクアを探すよう命令する。歩鈴がミュウアクアと共鳴して歩き出す。
崩落が始まり歩鈴は孤立してしまうが、ミュウアクアを発見しマシェへ渡す。タルトが握ったはずだったら手を滑らして歩鈴に渡った。でも助けるために渡したようにも見えた。アクアドロップスで、樹木の力を活性化させ地震とマグマの噴出を止めることに成功した。
「タルタルありがとうなのだ!」
「歩鈴よくやった。そいつをマシャへ」
「了解なのだ!行くのだ!リボーンアクアドロップス」
「タルタルまたなのだ!」
タルトは作戦が失敗したことを悔やむが、手に握っていた飴を見て喜ぶのだった。サーカスは中止になってしまったが、妹達が頑張ってくれたおかげで犠牲者が出ずに済んだことを喜ぶ歩鈴。来年のサーカスを約束するのだが、いちごの提案で白金に急遽ドームを貸切にしてショーを見せることにした。
「いくらかかると思ってるんだここの貸切」
「いいじゃんお金持ち」
赤坂ギター、白金ドラム、ミュウミュウがダンスして妹達を喜ばせる。このままED「MAGICAL★CARNIVAL」最後に歩鈴が空中ブランコするのだが、失敗しそうになると母が現れ助けてくれました。歩鈴は近況を母に報告するのでした。
次回「恋のしずくれたすと人魚姫」
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