勇者指令ダグオン19話感想「ダグオンNo.6」の感想です。遂に黒岩激が正式にダグオンに加入する大事な物語となります。宇宙植物シード星人が地球侵略の乗り出し、バイオ研究施設が空飛ぶ機関車が攻撃していた。
ダグオンNo.6
激は炎と決着をするため山海高校にやってきたのだが、目立ちすぎて海に忠告されてしまう。相手にされずに森に聞こうとする。
「風雲高校の生徒が、いったい何の用だ?」
「お主に用はない…炎は何処だ?」
「関係者以外校内に立ち入ることは禁じられている」
「お主とワシは共に宇宙人と戦った仲ではないか」
「Don’t say four or five!帰りたまえ、君の存在は我が山海高校の風紀を著しく乱している」
森は女子たちと一緒にバレーをしていたため、相手にされず翼を探す。女子たちも森を慕っているように思われる。これが森にとっての青春なのだろう。
翼はバイオ研究施設が何者かに襲撃されたことを話して、真理亜に聞けば炎の居場所が分かると言われ、オカルト部を探す。真理亜の名前を聞くと落ちつない様子で走ってしまった。途中で竜に声をかけられるが、気が付かなかった。
「あんた誰?」
「ワシは風雲高校の」
「思い出した!炎と喧嘩して腕を折られた…今急いでるんだけど」
部室のドアが急に開いて真理亜が飛び出してきた。激のことを忘れてしまっていて、雷神湖で緑色のオバケの目撃情報があり調査へ向かうため、炎を臨時部員にして荷物を運ばせようとしていた。
「激10000円貸してくれ!この女に借金がかさむ一方で、このままじゃ俺」
「それじゃ真理亜さん雷神水宇には炎と二人で?」
真理亜と炎が二人っきりで調査を行うことを知った激は、炎の借金を払うために、不良共を集め土下座して10000円を借りた。そこまでするとは、本当に真理亜のことが好きなんだ♡炎は真理亜に対して好意を持ってなかった。それは真理亜も同じ気持ちであり、超常現象研究が目的なのだ。
真理亜はダウジングでオバケの居場所を探そうとしていたのだが、草むらから激が現れ借金を払う。炎は臨時部員から解放さえ、逃げ出していった。
「子分たちから100円ずつ集めた10000円じゃ」
「激!お前の友情は一生忘れないぞ!あばよオカルト娘」
「ちょっと待ってよ荷物はどうするの?」
「荷物はワシが持つわい、頭はからっきしだが、腕力には自信があるわい」
激は足元にある緑色の液体を発見した。後を追うと謎の施設にたどり着いた。内部に侵入するとカプセルから植物が飛び出てきて襲撃される。二人は動きを封じられてしまった。巨大な蜘蛛に襲われマリアは気絶してしまう。
市街地では、植物獣ドランゴランが暴れ出しパニックになっていた。全ての文明を破壊して地球の害虫を抹殺しようとしていた。海たちが駆けつけ迎撃するが、巨大すぎてダメージを与えられなかった。
合体してライナーブリザードで凍結させ、牙王斬りで撃破するのだが、地中から次々と出現し、驚異的な繁殖力を秘めていた。花が開いて花粉が放出され、建物が腐食してしまう。
「大地をコンクリートで封じ、大気を汚染する貴様らは害虫だ」
「我々が繁殖する緑の星となる」
帰りの電車賃が無くて引き返してきた炎が駆けつけた。二人の救出に成功し、ライオソードでシード星人を倒す。浮遊した施設に機関車が攻撃を仕掛け墜落させる。
真理亜は覚まして、決定的瞬間を撮影したカメラを落としたことに気が付いた。激は攻撃を受けて崖から落下し、ブレイブ星人に助けられる。
「サルガッソの侵略に備え、私は新しい防衛マシンを完成させた」
「そんな説明は後回しだ!早くこのワシをダグオンにしろ!真理亜さんがピンチなんだ」
「よかろうお前を6番目のダグオンに任命する!5人のメンバーと協力し、宇宙人から地球を守るのだ」
「分かっとるわい!トライダグオン!ドリルゲキ!」
空気が読める激だが、地球を守るよりも、真理亜を助けたいという思いからダグオンになったことに間違いはない。
真理亜は激が持ってきた100円玉を投げつけて反撃するが効果があるわけない。そこにドリルゲキが駆けつけドリルクラッシュで粉砕する
「お前誰だ?」
「ワシだ」
「何だと?その姿は一体?」
ドリルライナーに乗り込み、ドリルミサイルでドランゴランに攻撃する。翼のアドバイスで地中にある根を破壊するため、アタックモードに変形し後方にあるドリルを前面にセットして突撃して撃破することに成功する。
「このワシが宇宙人を倒したんじゃ」
「お前、炎と決闘するんじゃなかったの?」
「そんなもん宇宙人を全部倒すまでお預けじゃ」
「これでまたダグオンの風紀が乱れる」
結局、真理亜はカメラを無くしてしまい、激はダグオンになれたことを喜んでいた。炎との勝負はサルガッソの宇宙人を全て倒した後にするようだが、この二人も案外仲良しなのである。海は厄介な人間がメンバーに加わったことで、心配していた。
次回「突撃!ダグドリル」
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