伝説の勇者ダ・ガーン28話「友だちは魔女?」の感想です。ピンキーは行方不明だが、星史はオーストラリア本部で姿を見ていたためすぐ戻ってくると思っていた。桜小路の体調は元に戻ったが風が変わると予言する。緑ヶ浜は防衛機構軍の調査が行われていて、星史とひかるはピンクの家に遊びに来ていた。すると防衛機構軍が部屋を捜索しよう中に乗り込んできた。ピンクの表情が変わったことにひかるは怯える。
友だちは魔女
「俺の母さんはニュースキャスター。父さんは防衛機構軍の大佐なんだぜ」
「君の名前は?」
「高杉星史」
「高杉大佐の息子か…また出直してくるよ」
ピンクは感謝して星史にキスをするとデレデレして浮かれる。二人は帰るのだがピンキーに異星人の疑いがかけられて、家の前には特殊車両が待機していた。星史は父に電話してやりすぎだということを伝えるのだが聞いてもらえなかった。ひかるはピンキーとピンクは緑ヶ浜に来る前は何をやっていたのか?疑問に思っていた。
高杉大佐は郷上大佐に子供たちしかしない家に調査員を送り込んだりやりすぎだと指摘知る。何かと星史の言葉に心を動かされてしまうのだった。調査の結果、X戦でマンションを調べると何も写っていなくて特殊な塗料が塗られていて、電気、ガス、上下水道が通じていなかった。完全に自給体制を整えているため宇宙船の可能性があった。
レディピンキー
防衛機構軍が突入の準備をしていた。ピンクにお願いされ星史のやる気がMAXに到達する。ドアの鍵をかけたり、梯子をかけられるとオイルを流したりと反撃に出る。ひかるは星史を止めようと裏口から侵入しエレベーターに乗り込む。地下室に自動で降りてしまいピンクがピンキーに変身した姿を目撃してしまった。兵隊に発見され捕まってしまう。住民は防衛機構軍に不満があり、星史の活躍を見て応援する。すると高杉大佐はスピーカーで星史に呼びかける。
「星史聞いているか?調査の結果、そのマンションは異星人の基地であるという疑いが非常に強くなっている」
「ここが異星人の基地なら住んでるピンクはなんだっていうんだよ?」
「そう…ようやく気付いたというわけね。」
「ピンク?…ピンキーさん?」
「本当に少しでも疑ってはみなかったの?地球人とはいうのは救いがたい愚か者ね」
「何故だ?…どうしてだ?俺達…友達だったじゃないか。遠足にも行ったし宿題の見せっこもしたし、それにデートだってしたじゃないか?」
「全てはロボット共の隊長を捜しだして殺すため」
星史の前でピンクはピンキーに変身しオーボス様の家臣であり目的を説明する。星史は自分を殺害するのが目的でこの街に近づいたことを知りショックを受けて悲しむ。ひかるを捕まえられてしまったことに怒るが首を絞められてしまう。マンションは倒壊し宇宙船が発進する。ガ・オーンが突入し星史とひかるを救い出す。
「その武器もっとパワーアップできないのかよ?」
「パワーアップ?ガ・オーンやってみる」
「そのまま撃てるのか?」
「分からないこれ初めて」
シャトルセイバーの上に乗りGバルカンとGキャノンを連射するが、戦艦が巨大でダメージを与えることができなかった。ガ・オーンは武器を合体させてGXバスターを発射する。威力が凄まじく反動で照準がズレてしまったが多少ダメージを与えることができた。被弾した戦艦は大気圏へ逃走するのだった。
「山木さんは?ピンキーさんは?」
「見たのか?」
「あの宇宙人はどっかに飛んで行っちまったよ。よくもまあ長いこと騙し続けてくれたもんだぜ」
「どうしてこんなことになっちゃったの?私達もお父さんもお母さんもクラスのみんなもピンクとピンキーさんのこと大好きだったのにこんなの酷すぎる」
夕暮れの浜辺でひかるは目を覚まし星史に状況を説明される。ピンクとピンキーは同一人物でオーボスの家臣で隊長を捜すため人間共の生活に紛れ込んでいた。ひかるは強気な性格だが裏切られたショックで涙を流した。星史も強がってはいるが、好きな人が敵だったという事実を受け入れることができなかった。ひかるの演技力がとても上手い。
次回「復活ダ・ガーン」
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