勇者指令ダグオン25話「誓いの無限砲」の感想です。メカージュ星人によって開発されたガンキッドは、ライアンが提案してダグオンの仲間になった。生まれたばかりの赤ちゃんみたいなもので、物事が分かっていない状態のため、ライアンが指導することになった。
誓いの無限砲
炎たちは学校で授業を受けていると、裏山から銃声が聞こえてパニックになる。ガンキッドがやらかしたと急いで駆けつける。竜は2階の教室の窓から飛び降りて、先生が驚いていた。炎や森がサボるのはいいが、海と翼が今教室から飛び出せば、変だと思われてしまうだろう。
「すまない」
「ガンキッドの教育は、お前に一任したはずだぞ」
「事情を説明してください」
「許してくれ…俺がついていながら…謝るんだガンキッド」
「僕悪くないもん!」
「バッキャロー!コウモリを追っ払うためにバルカン砲をぶっ放したってのか?」
「すぐ怒るから、お前嫌いだ」
「おい!聞いてんのか?てめえ」
「宇宙人のロボットを教育するなんてさ、やっぱり無理なんじゃねーの?」
洞窟はバルカンで穴だらけになっていた。コウモリが糞を落としたため発射したそうだが、そんなことで攻撃してはいけない。善悪が分からない状態で、なんとか教育しようと思っていたのだが、子供ではなく超破壊兵器である。
「お前は破壊兵器として作られただがな今は違う!お前の武器は地球の仲間と自身を守るためにある!それ以外の目的で絶対に使用してはならん」
「ライアン約束する」
ライアンの説得で理解したガンキッドだが、激からの通信で市街地に巨大なトマトが出現した。ターボホイールアタック、クリスタルブーメラン、ブレストモーターキャノン、大回転剣風斬、ファイアーバードアタックで撃破する。
トマトから樹木に姿を変え、全員の動きを封じる。ライアンが駆けつけ枝を切り落とした。炎は宇宙人を追跡する。コンビナートと融合した宇宙人にガンキッドはバルカンを発射する。ライアンは大爆発を防ぐため、自ら盾になりバルカンの直撃を受けて墜落する。
仲間を助けるために攻撃したつもりが、ライアンを傷つけてしまった。何故ライアンが盾になったのか?コンビナートに攻撃してはいけないのかガンキッドは理解していなかった。
アーク星人は宇宙生物に接触して操り人形として利用する。
「馬鹿め手当たり次第に化けてるだけで、地球を制服できると思っているのか?」
「下等生物の分際で…頭の使い方を教えてやる…私のしもべとなれ」
炎はガンキッドを叱責するのだが、ライアンが庇う。ガンキッドは家出してしまった。自分は生まれてこなければよかったと、山で号泣していた。ライアンはメッセージを見て、ガンキッドを追跡する。
「宇宙生物には逃げられライアンは重傷を負った…これは全てお前の責任だぞ!」
「許してやってくれ…」
ガンキッドの鳴き声は妨害電波となり大騒ぎとなっていた。炎が駆けつけてライアンがいなくなったことを知らせる。ライアンはアーク星人の罠にかかりボコボコにされていた。宇宙生物がガンキッドに化けていて、更にライアンに化けた。
「俺は死なん…貴様を倒すまでは…」
「何は剣星だ?何が復讐だ?笑わせるな…これを見ろ」
「その剣は…」
「もう生きてはいない!お前達剣星人の末路だ!20億の仲間が待つ地獄へ行け!」
アーク星人は抵抗すらできなくなったライアンに零距離から光線を発射して吹き飛ばす。目の前に星を滅ぼされた天敵が現れたのだが、ボロボロで何もできなかった。腕を潰されて、アーク星人は自分の体内から命を奪った剣星人を取り出し、ライアンに突き刺した。
駆けつけた炎たちはライアンを倒されたことに怒りを爆発させる。無限砲を発射しようとしたのだが、背後から攻撃を受けて不発に終わる。新必殺技が初回で不発に終わるというのは、勇者シリーズでは今までにない展開である。
「最後の剣星人は死んだ!剣星は全滅したのだ」
「貴様!ガンキッド…ライアンの敵討ちだ!」
「最後だファイヤーダグオン」
「仲間を撃っちゃだめなんだ!ライアンと約束したんだ」
「無限砲を発射しろ!貴様許さん!」
宇宙生物がライアンに化けていて、無限砲はアーク星人に奪われてしまった。アーク城が現れボコボコにされてライアンが貼り付けになっていた。ガンキッドはライアンとの約束を守り、炎に向けられた無限砲を発射しなかった。ガンキッドは攻撃を受けてしまうが、海たちが駆けつけた。
炎はライアンに突き刺さっている剣を抜き、救出することに成功する。アーク星人の攻撃に圧倒されるライナーダグオンとシャドーダグオン。ライアンの指示でガンキッドはファイヤーダグオンに力を貸す。宇宙生物はアーク星人の盾になり倒される。
「行けガンキッド!」
「行くぜ無限砲ファイヤー!」
ガンキッドはみんなに認められて、嬉しくなり吐き出す。勇者特急マイトガインではマイトガンナー、勇者警察ジェイデッカーではガンマックスの扱いとなる。
次回「ねらわれたガク」
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