デリシャスパーティプリキュア17話「4人目のプリキュア!あまねの選択」の感想です。早朝、あまねは兄と空手の稽古をしていた。ジェントルーの運動性が高かったのは、こうやって基礎トレーニングをしていたから。空手をしているとは予想外でしたね。クッキングダムでは光の玉に変化が起こっていた。たくさんのほかほかハートが集結し球体からハートの形になりました。それはエナジー妖精が誕生するパターンと似ていた。何かの影響を受けて反応した可能性が高いとマリちゃんに渡された。これが新しいプリキュアのアイテムとなるのだろう。
4人目のプリキュア!あまねの選択
ゆいたちは学校に登校すると、しばらく休んでいたあまねが復活し声をかけてきた。自分を救ってくれた感謝の気持ちを伝え頭を下げる。すると生徒会長が登校してきたことを知り、生徒達が集まってきた。めちゃくちゃ人気が高くてみんなに心配されていた。
「おはよう」
「あまねさん」
「お身体は良くなったのですか?」
「もう問題ない。改めて私を救ってくれたこと本当にありがとう」
「そんなの気にしなくて大丈夫ですよ」
「元気になって良かった」
「ありがとう君たちのおかげだ」
ブンドル団アジトでは、失敗続きのナルシストルーに嫌味を言うセクレトルー。新しいことを試そうと出撃しようとするのだが、いつものあアレをやろうと制止させる。ポーズは変わらずブンドルブンドルー。
「失態続きですね」
「そう焦るな俺様が本気を出せばすぐ終わってつまらないだろ?」
「まだ本気ではないと…っていうかそういう奴ほど大概ポンコツ」
「ちょっと遊びすぎた気もするし、そろそろとっておきのアレ試しちゃおうかな?」
「お待ちなさい」
「やっぱやる?」
「無論…せーのブンドル!ブンドル!」
光の玉を受け取ったマリちゃんはみんなに見せる。すると新しいパフェのレシピッピが出現した。らんは楽しくなり写真撮影を始めるのだが、レシピッピは不満そうに何かを話し始めた。何を話しているか分からないので、パムパムとメンメンが通訳をする。
ゆいがタメ口で話すと機嫌を損ねたようで、自分が最高層のレシピッピであると自意識過剰な発言を連発。かなり上から目線だけど、誰も気分を悪くせず指示に従い菓彩家へ向かうことになった。
「お願いがあってやってきた。最近あまねに元気がないから私が励ましてあげたいの。妖精のあなた達通訳なさい。」
「元気ないの?学校では元気そうだったけど…」
「あらやだそんなことにも気が付かなかったの?私はずっと陰からあまねを見守っていたから分かるの」
「あまねさんと仲いいんだ」
「あなたさっきからタメ口で何様のつもり?私はデザート頂点に立つ最高層のパフェのレシピッピをご存じなくて?」
「何を乗せてもおいしいパフェは最高かも?」
「それよりさっさとあまねのところへ連れておいき…さぁ早く」
パーラー菓彩に到着すると店では兄に挨拶する。あまねは生徒会副会長の山倉もえに生徒会長を辞める話をしていた。あまねは自分が操られていたとはいえ、ジェントルーとしてレシピッピを傷つけていたことに間違いはない。そんな後悔と罪悪感で潰されそうになっていた。学校を休んでいたことを指摘され目を逸らして戸惑う。
「生徒会長を辞める!」
「大声を出すなお客様がいるだろう」
「学校を良くしようとみんなのためにあんなに頑張っていたのに…」
「私は生徒会長にふさわしくないんだ」
「今までお休みしていたことと何か関係が?」
「それより新しい生徒会長をもえにお願いしたくて…」
「あまねが目を逸らすなんて変…やっぱり何かあったね」
「それは…」
「何かあれば力になるよ。いつも助けてもらってばかりだしフルールポンチの恩返しもしたい」
もえはピアノのコンクールで入賞できず悩んでいた時期があり、周りの評価が気になり好きなピアノを辞めようとしていた。あまねはもえにフルーツポンチを提供し励ましたのだ。すると気持ちが晴れてまた頑張ろうと思えるようになった。あの時の恩返しがしたいともえはあまねの力になろうとするのだが、あまねはもう生徒会長を辞める決断をしてしまった。
「そんなに思い詰めるな…好きこそ物の上手なれと言うだろ」
「今もピアノを続けていられるのは、この大好きなフルーツポンチのおかげ」
「美味しいフルーツで元気になってほしくて」
「だから今度は私の番。もし悩みがあるのなら言って生徒会に問題があるならみんなで解決しよう」
「すまないもう決めたことなんだ…」
「君は…」
「誰と話してるの?」
「何でもない」
ゆいたちもその話を聞いてしまい、黙っていられなくなったレシピッピがあまねの前に出るのだが、声を届けられず姿も薄くしか見えていなかった。通訳するようにお願いするのだが、他の人の前で犬が話してしまったら騒がれてしまう。
レシピッピが暴れてマリちゃんが光の玉をあまねの足元に落ちてしまう。あまねが拾うと一時的に反応した。ナルシストルーがレシピッピを奪い、もえの思い出が消えてしまい、あまねはブンドル団が活動して料理の思い出が消えてしまうことをゆい達に教えられた。
「食べ物の大事な思い出を奪っちゃうんだよ」
「くっ!ブンドル団はまたそんなことを…」
「それあなたに預けておくわ大事に持っておいて」
あまねの気持ちに共鳴し再び光の玉が反応した。マリちゃんはあまねに光の玉を預け、ゆいたちはレシピッピを救助するため走る。ナルシストルーはいつもより強力な、しゃもじとおたまのモットウバウゾーを召喚するのだが少し失敗したようだ。1つの道具ではなく2つの道具を使うことで能力が上がるが、バランスが悪いようだ。デリシャスフィールドを展開してプリキュアに変身する。
バリバリカッターブレイズを発射するが弾かれてしまい、プレシャスとスパイシーのダブルプリキュアパンチで攻撃するが吹き飛ばされてしまい激突する。ピンチにブラペが駆けつけるのだが、叩き潰落とされてしまう。潰されそうになった瞬間にプレシャスが庇いダメージを防ぐ。
「あ…サン…うん…ありがとう」
ゆいに助けてもらったことが嬉しくて笑顔でサンキューって言いかけたが、クールにありがとうを伝える。おたまから拡散ビームを発射して近づくこともできない。マリちゃんはウバウゾーの弱点を発見した。おたまとしゃもじのつなぎ目が外れそうになっていることに気が付く。
スパイシーが注意を引きシールドで攻撃を防ぎ、ヤムヤムが後方に回り込みブレイズでつなぎ目を攻撃。プレシャスとブラぺがしゃもじを持ち上げ、1000キロカロリーパンチを叩き込む。合体技ミックスハートアタックで浄化に成功しました。
「こうやってあなたに反応しているってことは、あなたにプリキュアの素質があるってこと」
「まさか…」
「ブンドル団の力は増してるわ…大変なことに巻き込むのは心苦しいけど力を貸してほしいの」
「レシピッピを守る…すまない…私にはその資格がない」
マリちゃんは事情を説明しプリキュアとして協力して欲しいとお願いするのだが、あまねは断わるのだった。
次回「わたし、パフェになりたい!輝け!キュアフィナーレ」
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