デリシャスパーティプリキュア28話「コメコメの力をみんなにパーティキャンドルタクト」の感想です。敗北続きのナルシストルーは、スピリットルーを開発しプリキュアの元へ送り込む。プリキュアの説得でスピリットルーは混乱していると、スペシャルデリシャストーンをナルシストルーに外され機能を停止する。
「お前達のくだらないパーティも今日でお開きだ」
退却したように見せかけて、街でレシピッピを奪い新しい捕獲箱にスペシャルデリシャストーンをセットし、ゴッソリウバウゾーを召喚する。新しいタイプのウバウゾーの出現に全員が驚く。
プリキュアの敗北
ウバウゾーは拡散ビームを発射してスパイシーはバリアで防ぐ。リング攻撃はバリアを通過してスパイシーとヤムヤムは動きを封じられてしまう。拡散ビームに二人は倒れる。フィナーレとプレシャスが助けに向かうがナルシストルーに妨害され、ウバウゾーの後方からフィナーレブーケでダメージを与える。更に必殺技のフィナーレファンファーレを発射するが、バリアを展開してダメージを与えることができなかった。拡散ビームの直撃を受けてダウンする。
プレシャスはナルシストルーとウバウゾーの攻撃を受けて変身が解除されてしまった。傷ついて倒れたゆいを見てコメコメは泣き出す。ナルシストルーはレシピッピを解放して退却する。ここでとどめを刺さなかったことを後悔するだろう。確実に仕留めておけば勝利することができたのに、あえて敗北させて絶望する顔が見たいと性格が悪すぎる。
「つまらないな弱すぎて…そうだこうしよう」
「時間をあげるよ…自分の弱さを悩んで苦しんで嘆く時間を…俺様が見たいのはそういう絶望の顔だ」
ゆいの家に集まって作戦会議。みんな敗北して落ち込んでいるのだが、ゆいはたくさんのおにぎりを作っていた。どんな時でもお腹は空くとみんなで食べていると、パムパムがコメコメの能力を使えば勝利することができるかもしれないと閃く。
「食べよう」
「こんな時に?」
「だって腹ペコっちゃった」
コメコメ1世は桁違いのエナジーを持っていたため、2世にも同じような力を秘めているなら、プレシャスに力を与えることができるかもしらない。コメコメは光って力を渡そうとするのだが上手くいかなかった。失敗したコメコメは落ち込んでしまいうウォッチの中に隠れてしまう。
「おっきくなっても意味なかったコメ」
「本当は悔しいパム」
「僕達が泣いてたらみんなが心配するメン!僕達は僕達にできることを精一杯やるメン」
コメコメはみんなのために何かしてあげたかったのだが、何の役にも立たなかったことが悔しくて涙を流す。パムパムもその事情を知り自分もパートナーのために何も力ないなれなかったと涙を流す。メンメンは二人の涙を拭いて励ます。
ゴッソリウバウゾーが強いのはスペシャルデリシャストーンを装備しているため、外すことができれば能力を低下させることができる。マリちゃんとあまねはその作戦で進めようと考える。
せっかく捕獲したレシピッピを解放してプリキュアにとどめを刺さなかったことをセクレトルーにツッコまれる。開発した捕獲箱と回収したスピリットルーを渡す。余裕のナルシストルーだがお伝えしておきたいということとはなんだろうか?
「レシピッピを解放するなど…」
「簡単に片づけたらつまらないだろう?」
「あなたの能力を考えれば当然のことかと」
「もっと称えていいぞ」
「いつまで遊んでいるつもりですか?あなたの食事を楽しむもの達への恨みはこんなものではないでしょう?」
「私が気付かないとでも?っていうかスピリットルーのデータでバラバレだっつーの」
「プリキュアが片付けばレシピッピなんて俺達ですぐ集められるさ」
「その前にお伝えしておきます」
パーティキャンドルタクト
ゆいはコメコメの様子が変だと心配していたのだが、レシピッピが奪われ走り出す。ゆいのことを心配していた拓海はマリちゃんに扉を開け顔に当たる。ぞっそりウバウゾーが再び出現し作戦を開始する。
「来たねプリキュア素敵な時間を過ごせたかな?カモン!ゴッソリウバウゾー…いいね…その顔が見たかった」
「みんなプラン通りに」
「何か考えてきたみたいだが」
「ありがとう…あなたどこかで?」
「油断するな行くぞ!」
「狙いはこの石か?だが、これはこうして使うものだ」
サンドプレスで左右からウバウゾーの動きを封じ、ヤムヤムが連続攻撃を命中させるが効果なし。プレシャスとフィナーレがナルシストルーの捕獲箱からデリシャスストーンを外そうとするが、吹き飛ばされブラぺが助ける。プレシャスはブラぺの顔を見て誰かに似ていると考える。
スパイシーとヤムヤムが左右から攻撃を仕掛け、ビームをブラぺが相殺する。ウバウゾーが強化され上空に上がったリングから、強力な拡散ビームが地上に降り注ぐ。全員がダウンしてしまい、ナルシストルーは過去のことを思い出していた。コメコメが体当たりするがウバウゾーに踏みつぶされそうになる。
「あんな思いはもうごめん!これで終わりだ」
「やめるコメ」
「君じゃ遊び相手にはならない」
全員でウバウゾーを押し戻して、マリちゃんも参戦してブラぺと一緒にナルシストルーを狙う。プレシャスにダメージが蓄積し腕を痛めてしまう。その姿を見て再びコメコメは泣き出してしまう。フィナーレが前に出てウバウゾーを攻撃しプレシャスが下がる。
「やられっぱなしじゃ終われない」
「地上戦なら相手できるわ」
「泣かないでコメコメ」
「大丈夫か?少し休んでいろ」
ヤムヤムとフィナーレの連続パンチでダメージを与え攻撃に集中、スパイシーがバリアと展開して防御を徹底する。プレシャスはウバウゾーのビームをパンチで相殺するが、リングに包囲され捕獲されそうになる。すると3人が駆けつけてスパイシーのバリアを押して跳ね返す。
「おっきくなったらなんでもできると思ってたコメ。字が書けるようになっても化けるのが上手になっても、みんなが傷ついてるのになんにもできないコメ…優しくしてくれたのに、1世みたいな力もないしコメコメは全然ダメコメ」
「そんなこと言わないで!例え大好きなコメコメでも私の大好きなコメコメをダメだなんていうのは許さない」
「ありがとうコメコメそんなに思ってくれて私知らなかった…コメコメも知らないんじゃない?一緒に食べて一緒に笑って私とっても幸せだよ」
「おばあちゃん言ってた幸せの味は明日への道しるべ!またご飯を食べたいその未来を思うと力が湧いてくる」
「私達だってプレシャスと想いは同じだ!コメコメいつも側にいてくれてありがとう♡」
「みんな大好きコメ♡コメコメの力をみんなに」
「パーティキャンドルタクト!笑顔のパワー」
「分け合うパワー」
「情熱のパワー」
「正義のパワー」
「プリキュアパーティアップ」
「心を一つにプリキュアライトマイデリシャス」
みんなの想いがコメコメに届き、コメコメの力が解放されプリキュアがパワーアップする。和風洋風エプロン着たようなかわいいスタイルに強化され、キャンドルで♡を描き全員で突撃しウバウゾーの周辺を周り浄化に成功する。
「その前にお伝えしておきます…失敗したらあなたの居場所はここにはありません」
「ふふふふふ…ははははは!」
セクレトルーに言われたことはこれが最後のチャンスで失敗したら終わりだということでした。やはりナルシストルーは今日でお終いか。フィナーレは投降を求めるのだが、洗脳したことを恨んでいると思い恨みを晴らせと、敗北した状態でこの言葉を伝えた。マリちゃんは後ろからナルシストルーを抑えつけ怒る。
「ナルシストルー投降しろ」
「投降?そんなのでいいのか?恨みを晴らしたらどうだジェントルー…ここにくすぶってるものがあるだろう?」
「どうしてそこまでして他人を傷つけようとするの?」
「そういう生き方しかできなかったからさ…」
コメコメはフィナーレに何かを伝えたようだが、もしかしてみんなと一緒にご飯を食べて、そこにナルシストルーも仲間になるのだろうか?セクレトルーはナルシストルーが失敗することを考えていて、捕獲箱、スペシャルデリシャストーン、スピリットルーが揃ったことで何か作戦を実行しようとしていた。
「所詮はトカゲのしっぽ…まぁいいでしょう材料は揃いました」
次回「おいしいパラダイス!レッツゴー!クッキングダム」
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