デリシャスパーティプリキュア5話感想「ここね、初めてのおともだち!」

和実ゆい

デリシャスパーティプリキュア5話「なかよくなりたいのに…!ここね、初めてのおともだち!」の感想です。いつも学校で一人だったここねは「芙羽様」と呼ばれて浮いていた。ゆいに誘われてここねはHeart bakeryにやってきました。お互いレシピッピを観ることができることを知り、ゆいは自分のパンを半分こにしてここねに渡す。

ジェントルーが出現しレシピッピを奪い、ゆいはマリちゃんのデリシャスフィールドの中に入ると、ここねも一緒に飛び込んできた。ゆいがキュアプレシャスに変身して戦っている理由を知り、ここねとパムパムの想いが共鳴して、キュアスパイシーに変身するのだった。

ここね、初めてのおともだち

芙羽ここね

マリちゃんはここねに避けられていると感じることがあり、ゆいに相談していた。すると今度一緒に出掛けようと提案する。マリちゃんは行きたいお店があり、ここねとの距離を縮めることができるのだろうか?

「ここねちゃんに避けられてる?」

「私が話しかけると目を逸らされちゃうのよね」

「そしたら今度みんなでお出掛けしない?一緒に楽しいことをすればきっと仲良くできるよ」

「ちょうど行きたいお店があるのよ」

ここねも同様に悩んでいた。ゆいとマリちゃんは初めての友達であり、どうやって付き合っていけばいいのか本を読んで学ぼうとしていた。パムパムはここねと一緒に暮らすことになりました。本を読むのに夢中でパムパムのブラッシングが疎かになってしまった。

「またそれ読んでるパム?仲良くしたいなら普通に楽しく遊べばいいパム」

「普通に楽しくか…普通…楽しく…遊ぶ…普通って?」

学校では全校集会で生徒会長が挨拶している。ここねは教室に戻る途中にゆいと拓海が挨拶していたのを見かける。その様子を後ろで見ているとゆいが振り返り声をかけてくれた。「ここねちゃん」と名前を読んでくれたことが大喜びなのだが、どう接していいか分からず素直になれない。緊張してカクカクになり返事をする。

「拓海おはよう」

「お前ゲストハウスのローズマリーって奴と仲いいよな?あいつ何しにこの街に来たんだ?」

「え?それはえっと…観光」

「おはようここねちゃん♥」

「は!( ゚Д゚)お…おう」

「え?」

ここねは本から仲良くなるには、友達の名前を下の名前で呼んでみると学んだ。ゆいさん…ゆいちゃん…ゆい…悩んでどうしようか迷っていると、ゆいが話しかけてくる。慌てて本を隠すのだが、悩んでいる姿がめっちゃ可愛い。「Pretty Holic」 が登場するのだが、トロプリのさんごの店なのかどうか?もしかしたら今後登場することになるのか?

「ここねちゃん捜したよ」

「ゆ…ゆ…ゆ…」

「明日マリちゃん達とお買い物に行かない?絶対楽しいよ」

「え?いや…」

「もしかして予定合った?みんなで遊びに行こうよマリちゃんが行きたいお店があってね」

ブンドル団アジトでは怪盗ジェントルーが、2人目のプリキュアが登場したことを報告していた。ゴーダッツは目的を遂行するのにプリキュアは関係ないと考えているが、怪盗セレクトツーは失敗続きのジェントルーに呆れていた。次のターゲットはスープ専門店。

「思わぬ事態に失態を晒してしまい、申し訳ございません」

「何人現れようと関係ない。全ての料理を我が支柱に」

「ゴーダッツ様はスープがお好きです」

「ではメニューが豊富はスープ専門店があります」

「っていうかいい加減成果を上げろつーの…それでは参りましょう…せーのブンドルブンドル」

3人でデート

パムパムがここねにお世話になっていることに感謝するマリちゃんは、ここねの名前を呼ぶ。自分の名前を呼んでもらえたことに嬉しくて仕方がない。バックのことを聞かれてマリちゃんと呼びたいのだがマしか出てこなくて、目を逸らしてしまう。

「すっかりお世話になって悪いわねここね。そのバック素敵ね」

「マ…マ…マ」

「ゆ…ゆ…ゆいは何か欲しものあるの?」

「え?!ここねちゃん今ゆいって呼んでくれたよね♪嬉しい」

ゆいのことを初めて名前で呼ぶことができた。ゆいは驚いて反応するとここねは駄目だったのかと表情が曇る。ゆいは喜んでマリちゃんに呼ばれてメイク用品を見る。以前この店で迷っていた学生の会話と同じパターンだと、ここねは積極的に解説する。

「どれがいいか迷う」

「それならこれはどう?薄いピンクならどんな服装とも合うし、他の色と重ね塗りしても立体感が出て可愛いと思う、しっかり色付けたいなら発色がいいこっちがオススメ。後は…」

「へー…でもそれいつ使うの?」

「そういえばゆいの部屋にメイク道具は一切なかったような」

「メイクとか興味なかったから」

「ごめんなさい…押し付けるようなことしちゃって」

「おかげで興味出た。あたしこれ買う」

クールなここねがいきなり話始めたので驚いた二人。頑張って説明したのだが、ゆいはメイクに興味がなく、自分が無理やり押し付けた感じになってしまった。ゆいはここねが頑張っておススメしてくれた商品に興味を持ち買うことになりました。

ポカポカ天気でベンチに座っているといきなり空腹感に襲われるゆい。マリちゃんのツッコミが面白い。フルーツパーラーカサイのフルーツグミを取り出しみんなに配る。ゆいの空腹感は満たされず再びお腹が鳴る。

「天気もいいし気持ちいし…はらペコった~」

「どういうこと?グミならあるわよ」

「今食べたでしょ?」

「食べたらもっとはらペコった」

「どこかでランチする?」

「それならうちで作って食べようよ。あたし野菜スープが食べたい気分」

「料理…」

「もしかして野菜スープ苦手?」

ゆいは自分の家で野菜スープを作ることを提案し、みんなで作ることになったのだが、ここねはどこか不安な表情を浮かべている。たくさんの野菜を買い込んでから、ゆいの母に自己紹介するここね。手洗い、食材洗いで、ゆいはじゃがいもの皮むきをするのだが、ここねは料理が初めてでニンジンの皮むきをすることに挑戦。

「お邪魔いたします芙羽ここねです」

「いらっしゃい…教えようか?」

「すみません。いつも専任のシェフがお料理してくれるので慣れていなくて」

ここねはピーラーの使い方を教わり、スラスラとニンジンの皮むきを順調に進める。昔の出来事で、ゆいはニンジンの皮をひたすら剥いてダンボールいっぱいにしたことがあり、生でかじるようになった。

ここねはニンジンを剝きすぎてしまいゆいに止められる。買ってきたはずのショウガがなくて、ここねはマリちゃんに聞こうとゆいの部屋に行くと、マリちゃんとパムパムの話を聞いてしまった。思わずドアを開いて声をかけようとするとハートキュアウォッチが鳴る。

「ごめんなさい…」

「大丈夫これはあたしが食べる」

「私も一緒だとここねも嫌がるだろうし…今日も目を逸らされちゃったし、やっぱり私のこと苦手なのよ」

「あ…あの…」

らんが野菜スープを食べて感動しているとジェントルーがレシピッピを奪い、味が変わってしまった。ゆいたちが駆けつけマリちゃんがデリシャスフィールドを展開、ゆいとここねはプリキュアに変身する。

「うまトロ野菜たちが口の中でヒップホップ!いやブレイクダンス?フォークダンスしてるよぉぉ」

「やはり人手が多い休日はレシピッピの出現率も高いなブンブンドルドルブンドル」

「あ~ん…また味が変わった?」

「やはり来たか…いでよウバウゾー」

ここねの焦り

キュアスパイシー

レシピッピが4匹も吸収された泡だて器のウバウゾーはいつも以上に強化されている。連携攻撃を仕掛けるのかと思ったが、キュアスパイシーは単独で正面から突っ込む。攻撃を受けて吹き飛ばされるが、キュアプレシャスにフォローされる。

「大丈夫?」

「ごめんなさい…」

「どうして謝るの?」

「仲間が増えたとはいえ、まだ戦いに慣れていないようだな」

いきなり謝るスパイシーの行動が意味不明で疑問に思うプレシャス。再び攻撃を仕掛けるのだが、また吹き飛ばされて岩山に激突する。マリちゃんはスパイシーが動揺していることに気が付いた。

「何してるの?二人いるんだから力を合わせて」

「私がやらないと…」

「待ちなさい何をそんなに焦っているの?」

「嫌われたくない…せっかくお友達ができたのに、楽しく話しかける方法も知らなしい、勝手にリップ勧めちゃうし、お料理もできないうえにプリキュアまで…こんな私じゃ嫌われる…」

「それが心配で焦ってたのね…」

「大丈夫だよあたしたち友達でしょ」

「失敗したくらいで嫌いになるわけないでしょ」

「お料理苦手なのも可愛いと思うし、失敗してもそうやって頑張るところも尊敬しちゃうよ」

「ミラクル優しくてハイパーオシャレ女神なところもスパイシーの魅力パム」

「それに失敗はすいとんのもとって言うよね」

「…( ゚Д゚)すいとん?」

「それを言うなら失敗は成功のもとだ」

ここねは上手く人と接することができず悩んでいたのだ。プレシャスとマリちゃんは理由を知って優しく接する。そこで失敗はすいとんのもとだとボケるプレシャスにジェントルーがツッコむ。マリちゃんはスパイシーを励まし、自分なりのやり方で戦おうとする。

「自信を持ちなさい!あなたにはあなたの持ち味があるじゃない」

「わたしにわたしの…」

「絶対負けない…レシピッピを助けてみんなで美味しい野菜スープを食べるんだから」

スパイシーはサンドプレスでウバウゾーを挟んで地面に叩きつける。続いてプレシャスが550キロカロリーパンチを命中させ、スパイシーサークルでフィニッシュ。浄化に成功してレシピッピを救助できました。

「スープは買って帰るか…」

今回もレシピッピの回収に失敗したジェントルーは、自腹でスープを買いことになりました。

ここねはずっとマリちゃんに話しかけたくて、マリちゃん用にリップを買っていたのだ。ここねは初めてマリちゃんと名前で呼ぶことができました。ゆいとお揃いのグラスを渡され喜ぶここね。ゆいは買ったリップを使おうとしたのだが、鏡を見ていなくてここねに塗ってもらう。

「そのアクセすごく素敵だなって思ってたんだけど、なかなか言えなくて…」

「私ったら勘違いしてたのね」

「誤解させてごめんなさい」

「ここねのこともっと知りたいわ」

「ありがとう私ももっと知りたい、そのリップもマリちゃんに似合うなって」

ニンジンを星型にして野菜スープが完成しました。コメコメが人間の姿に変身できることをここねは初めて知り驚いている。もしかしてコメコメはプリキュアになるのだろうか?

次回「学校!怪物!大パニック!?ねらわれたエビフライ!」

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