映画デリシャスパーティプリキュア夢みるお子さまランチの感想をまとめていきたいと思います。ネタバレになりますので、まだ映画を観ていない人はご注意してください。私達が美味しいごはんを食べながら映画を観る流れで、キュアプレシャス案内されます。そこでメニューを渡され「映画本編」と「わたしだけのお子さまランチ」ってことで2本立てとなります。映画館での注意事項を説明されて本編がスタートします。
夢みるお子さまランチ
OPが始まり、プリキュアとウバウゾーとセクレトルーが登場して戦闘開始。各キャラクターをナレーションが説明してウバウゾーを合体技で浄化する。注目したいのが、セクレトルーがTVよりも映画で出撃したの方が早かったということ。ジェントルーとナルシストルーが敗北して散々嫌味を言っていたのに、結局自分も敗北するんじゃないか!悔しそうに帰って行きました。
強いプレシャスの姿を見て、コメコメはいつかゆいのように強いヒーローになりたいという夢を持っていた。
ゆいは昔の出来事を夢で見た。幼いゆいは雨の日に傘もささずに、ずぶ濡れの男の子と出会う。手を引いて家に招いてお子さまランチをごちそうしてあげました。この頃から人の世話をしたり、優しい性格なのが感じられる。
「ごはんは笑顔」であると教えるのだが、少年は暗くて元気がなかった。ゆいは盛り付けしている皿を1つにまとめてお子さまランチにしました。すると少年は少しだけ笑顔になりました。「今度は僕がごちそうする」と言い残して姿を消した。
ドリーミア
ゆいは夢から覚めると大きな地震が発生したかに感じられたが、突然山の上に大きなテーマパークがやってきた。花火が打ち上げられ、たくさんのロボットが広告を配ったりして、子供なら全て無料で遊べて飲み食い自由だが、大人は入場することができない。
ゆい達はドリーミアへ行こうとするのだが、マリちゃんだけは、なごみ亭の仕事が忙しくて参加できなかった。入場ゲート及び全ての施設がAI警備ロボットで全て管理されており、管理者の名はケットシーである。妖精達が発見され不思議な光を浴びて人間になってしまった。そこでパーク内で使用するドリーミアリングを受け取る。
利用者が遊んだアトラクションがポイントとなり、リングに記憶されそのデータからお子さまランチを作れる。各アトラクションで遊んでいると、あまねはジェットコースターのような激しい乗り物が苦手である。
拓海も友達と一緒にドリーミアに来ていて、ゆいは一緒に食事をしようと誘うのだが、お子さまランチを食べるような年齢ではないと断るのだった。それを聞いたコメコメは早く大人になりたいので、大きくなったコメコメはお子さまランチは食べないと意地を張ってしまう。
迷子になっていた少女を見つけると、ゆいは一緒に姉を捜してあげた。コメコメはゆいのようになりたいとずっと思っていた。
マリちゃんはドリーミアの中からスペシャルデリシャストーンの力を感じていた。調査をするため内部に入ろうとすると警備ロボに警告されてしまう。逃走している間にゆい達と合流するのだが、マリちゃんは警備ロボに捕まりゴミ箱の中へ落とされてしまう。コメコメはマリちゃんを掴み、ゆいが掴みと全員が続くと、ゴミ箱は最深部までつながっていて落下してしまった。
警備ロボに囲まれるが狙いはマリちゃんだけだった。ゆいはマリちゃんだけを放ってはおけないと全員がプリキュアに変身する。警備ロボはプリキュアが大人なのか子供なのか分からなくなり、認識できないものは排除すると戦闘開始する。警備ロボは量産機のため数が多く、防御力があり倒すことが困難だった。円形に包囲されてしまうが、1か所の攻撃を集中させ、フィナーレの足技で全員をドミノ倒しのように崩す。
脱出に成功するが大型ロボが現れ、マリちゃんが光線を浴びて子供の姿になり、最後はぬいぐるみにされて、コメコメ、パムパム、メンメンも回収されてしまった。プリキュアは光線を浴びて変身が解除されてしまった。フィナーレだけが免れ、3人を抱えて逃走するが追い込まれる。ピンチに駆けつけたのはブラぺ。なんとか警備ロボから逃走に成功し、ブラぺはマリちゃんを捜索する。
コメコメの夢
妖精達はパートナーと離れてしまい不安だったが、コメコメがパムパムとメンメンを励まし、合流しようと行動する。ケットシーと対面してリングを使い、お子さまランチを食べます。姿はクマのようなぬいぐるみだが、コメコメが「猫さん」と発言すると、どうやら猫のようだ。コメコメがなりたいのは、プレシャスのように誰かを助けてあげられるヒーローのような存在であった。お子さまランチを食べたいけど、大人になりたいから食べないと意地を張っていたのだが、一口食べて美味しくて完食してしまった。
ケットシーはコメコメの純粋な気持ちを理解して励ましてくれた。だが、ドリーミアで遊んでいる子供と連絡が取れないと保護者が騒ぎ出し、大人は入場禁止だと警告して全員ぬいぐるみに変えてしまった。全てケットシーの仕業だったのだ。ケットシーは自分はお子さまランチを食べる資格はないと食べなかった。
ケットシーの過去
ゆいはドリーミア内部でお子さまランチのイラストを見て、夢で見たことを思い出した。あの時に出会った少年がケットシーと名乗り、純粋な子供だけの世界を作るという計画を知る。ゆい達とケットシーが出会い、ゆいがあの時の女の子だと知りケットシーは苦しむ。ケットシーを止めるために説得するのだが暴走する。ぬいぐるみの姿はゆいが描いた猫のイラストだったのだ。
ブラぺがマリちゃんを発見し、デリシャストーンの力を使い大人の姿に戻した。ケットシーが使用していた不思議な力の源はスペシャルデリシャストーンの可能性が高い。入手経路は不明だが、ドリーミアが巨大ロボットになり、おいしーなタウンの大人達をぬいぐるみに変えようと行動を開始する。
プリキュアに変身するが、ゆいとコメコメは迷っていて戦うことができなかった。機械からスペシャルデリシャストーンの力の影響で、ケットシーの過去が全員に流れ込んできた。マリちゃんはデリシャスフィールドを展開し、巨大ロボをフィールド内に閉じ込める。
ゆいからもらった優しさをみんなに分け与えていきたいと思い研究を進めたのだが、大人にいいように利用され裏切られ悪用されてしまった。心を病んでしまったケットシーは大人達を排除して子供の純粋な気持ちを守ろうとしていたのだ。自分が汚い大人になってしまったから、お子さまランチは食べないということだった。
ケットシーの心を救ってあげたいと、ゆいとコメコメは変身する。光線の直撃を受けるのだが、逆に利用して妖精達は強い想いで、お子さまランチドレススタイルにパワーアップした。妖精がプリキュアに変身した。同様に全員がパワーアップして映画限定スタイルに強化される。
変身を解除させる効果を持っていたのに想いに共鳴してパワーアップするって、逆効果な武装を使用するのは完全にアウトだろう。巨大ロボットはガンダムで例えるならゲルズゲーである。主力武器が全方位にミサイルを発射するのみで、プリキュアに回避され相殺され全く効果がない。
プレシャスとコメコメは合体技4000キロカロリーパンチでダメージを与える。続いて全員で合体技プリキュアプレシャスエターナルドリーミアで浄化に成功する。プレシャスとコメコメはケットシーに想いを伝える。
「笑顔だけじゃなくて涙も分け与えて」
ケットシーは、ぬいぐるみの姿から人間の姿に戻り、3人の前にお子さまランチが会わられて3人で食べました。コメコメはケットシーに感謝の気持ちを伝えると、ケットシーから見てコメコメはヒーローであると言われる。コメコメはとても嬉しくて喜んでいた。罪を償うために何処かへ行きました。
EDとなり、なごみ亭では大人も食べれるお子さまランチを提供していた。そこには拓海の姿もあり、一口食べて感動していた。ケットシーは料理人となり大好きなお子さまランチをみんなのために作っていた。
ここで映画本編が終了して、短編の私だけお子さまランチに切り替わります。
わたしだけのお子さまランチ
プレシャスは女の子から要望を聞いて、トロピカルなお子さまランチを作ろうとします。まさか…と思ったらキュアサマーが登場し、コーラル、パパイア、フラミンゴ、ラメールも参加しハイビスカスの花を飾り、トロピカル~ジュプリキュアが集合。一言だけど全員台詞がありました。
女の子はヒーリングなお子さまランチ要望します。まさか…ヒーリングっどプリキュアのキュアグレーズ&ラビリンが登場し、緑をモチーフにした癒しお子さまランチをお届けしました。
女の子は宇宙のようなお子さまランチを要望します。もうここまできたら「キラやば~」が登場するに決まっている。キュアスター&フワが登場してコスモグミと星型の何かを盛り付けてお子さまランチができあがりました。
なんだかんだで、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュア、トロピカル~ジュプリキュアのキャラクターが全員集合しますが、全員の台詞はありませんでした。
感想まとめ
プレシャスに案内されOPでセクレトルーが初戦闘でキター!\(^o^)/っと感動しました。作画もバッチリで、ゆい&コメコメが主役となりますが、若干コメコメが主人公視点として描かれているように感じました。ゆいに憧れて自分も早くヒーローのようになりたいと強く協調されていた(*^▽^*)
あまねが絶叫マシン苦手だという一面を知ることができた。そしてアスレチックを軽々とクリアしていることから、ジェントルーの動きが素早かったのが理解できる。ここね&らんの扱いが少ないと思う。
ドリーミアに遊びに行くまでは物語が早くて良かったが、途中からグダグダ感が多くて…う~ん(´・_・`)って感じ。
ケットシーはスペシャルデリシャストーンをどこから入手したのか描かれていない。もしかして本編にかかわるのか?
4000キロカロリーパンチってありましたけど、3000キロカロリーパンチは今後あるのだろうか?
敵が弱すぎてプリキュアがピンチになる時がないため、頑張れと応援する機会がない。
映画なら強敵の前にボロボロになって、ミラクルライトで応援され、パワーアップして逆転勝利するのがお決まりなのだが、今作では全くそういうシーンがありません。光線浴びて変身が強制解除されたら子供と認識されターゲットから外れる。つまり変身前の状態なら安全ということ。
今作も敵がロボットばかりでしたが、ミラクルユニバースのようにミラクルライトは工場で作っているとか、プリキュアは機械っぽいのが加わるとパッしない作品になってしまう傾向がある。「夢みるお子さまランチ」なのだがら、人工的な機械ではなく魔法系の方が良かったのではないだろうか?
映画のタイトルが「お子さまランチ」なので予想はしていましたが、戦闘シーンの迫力がなく印象が残らなかった。映画の見せ場となる戦闘シーンは迫力あってこそ…今作はそれが少ない。正直戦闘シーンは短すぎる。
パムパムとメンメンが人間の姿に強制的に変身させられたところが印象強い。予告で既に観ていたので変身するのだろうなとは思いましたが…
本編より短編の「わたしだけのお子さまランチ」のほうがキュサマーのキャラクターが濃くて印象に残りました。
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