太陽の勇者ファイバード44話「ブラッククリスマス」の感想です。クリスマスの日に商店街ではトナカイの大きな飛行船が飛んでいた。火鳥はクリスマスのことを知らなくて、ハルカはキリスト様の誕生日だと教える。空からは黒い雪が降っていた。
ブラッククリスマス
美子はチキンを焼いてきて意外と料理ができることを知った。博士はもっといい酒を飲みたかったのだがハルカは年末の支払いと税金のことなどを考えて、最低限の出費で抑えていた。天野平和科学研究所へ佐津田刑事がサンタの格好をしてやってきた。
「何しに来たんだ?」
「例え敵と味方であってもこの日だけは仲良くするもんでしょ?」
「騙されちゃだめよ何か企んでるに決まってる」
「お前さんとのパーティーなんか断固としてお断りじゃ」
「これは私からのプレゼントです」
宇宙警備隊の秘密
博士へ幻の名酒大勇者、ケンタへはゲームソフト、ハルカへぬいぐるみを用意していた。すっかり上機嫌になり潜入に成功した佐津田はトイレへ行くと部屋の中を捜索する。30億円事件の証拠を見つけ出そうとするが体調が悪くなり落下してしまう。宇宙警備隊のファイヤーシャトルを見つけてしまい、エースバロンと出会ってしまう。
「あんた宇宙警備隊の」
佐津田は意識を失い倒れこんでしまった。皮膚黒く変色して高熱を出して病院ではパニックになってしまった。ジャンゴからの発表があり、細菌兵器を使用しワクチンが欲しければ地球の支配権を渡すとの内容だった。
「そうかここが宇宙警備隊の基地だったんだトナカイを捜すんだ」
佐津田の言葉でハルカはトナカイの飛行船を思い出した。トナカイ型のメカ獣が姿を現し細菌兵器をばら撒く。宇宙警備隊が降伏しないとワクチンを破壊すると脅迫されてしまう。博士はブレスタージェットにコーティング剤をセットして出撃する。
「人々を見捨てるわけにはいかん降伏する」
「いい心がけだ天国へ行けるぞ」
超電磁場で行動不能になり体を破壊させそうになると、博士が援護する。ブレスタージェットのロケッターが明らかにミサイルではなくビーム扱いになっている。透過ハッチをロックしたままで発射することができなかった。自動操縦では攻撃を回避できず、操縦席ではハッチを開放できず困っていた。
「その仕事俺にやらせろ!こんな時こそ警察官の出番だ」
「これは危険な作業だからな!」
「なおさらだ市民に危険な真似はさせられん」
「お前はここで操縦桿を握っとれ!」
「俺にジェット機の操縦ができると思うか?博士今までのことは謝る。地球をドライアスから守ってくれ頼む」
投下ハッチのスイッチを開けると佐津田ごとコーティング剤が発射されて飛んでいく。博士はネットで佐津田を救助しワクチンにコーティング剤が命中する。反撃する宇宙警備隊。ダイナバスターとガードデトネイターとセパレーションアタックでワクチンの奪還に成功する。
グレートファイバードはフレイムソードでトナカイを両断する。病気に感染した人もワクチンで元に戻り佐津田は喜ぶ。税務署の監査が入り佐津田は「この家の資産状態は外から見たのと同様中もオンボロ屋敷だ!」と追い返した。
「税金は期日までちゃんと払ってもらうぞ!あんたを逮捕するからな」
「それが命の恩人に対して言う言葉か?」
「いつもの赤い服のカッコイイ青年はどこにいるんだ?」
佐津田は火鳥がファイバードだということを全く気が付いていなかった。
次回「海底基地浮上」
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