ハヤテのごとく2期21話感想「なんだかんだで自分ちの猫が一番かわいい」の感想です。8年前のアフリカから物語が始まる。ナギとジェニーは迷子になりウロウロしていると、小さな猫を発見したのだが、それは勿論タマのことである。
「おい本当にこっちで大丈夫なのかジェニー?」
「そんなことおてんとうさまにしか分からないね!」
なんだかんだで自分ちの猫が一番かわいい
三千院家の付近に4mの飼われていたアナコンダが脱走したとニュースがあった。大きくて危険な動物を飼育する必要があるのか理解できないと、ナギとマリアはタマを撫でながら会話している。ハヤテがタマのことを指摘しようとするのだが、呼び出されて怒鳴り散らされる。
「このお屋敷にも大きくて危険な動物がいますよね?」
「おいてめえ!なんださっきのは?俺のことを追い出そうとか?調子に乗ってると絞めるぞマジで」
タマが三千院家にいるのは、ハヤテがナギやマリアに手を出さないように監視しているためだった。人間の言葉を話すし二足歩行するうし、もはやトラかどうかも分からない危険動物だった。
タマはハヤテに忠告した後に、シラヌイを排除しようとトラックに追い詰めるのだが、扉を閉じられて運ばれてしまった。ハヤテはナギに何故タマを飼うことにしたのかを聞いた。
8年前の母を亡くして気分転換にアフリカに旅行に行くと白いトラがぼっちでいた。周囲は獣に囲まれていて危機的状況だったのだが、ナギはタマを連れてジェニーは銃のライターで威嚇し逃走する。伊澄とSPが駆けつけ獣を撃退する。
「なぁジェニーあそこに何か倒れているぞ!トラっぽいけど」
「白いトラなんて見たことないからきっと猫じゃねー?」
「かわいそうにこいつはもうダメだ!背後に腹の空かせた獣が迫っているから」
「こんな時のために銃持ってるんでしょ?」
「銃に見えてこれライター!空港の土産コーナーで購入したさ」
「心配するなお前は必ず助けてやる!」
「可愛い子猫ね…アフリカにトラはいないもの」
「伊澄が言うなら猫なのか?」
タマの母親は亡くなっているようだと、ジェニーの忍術でタマの口を読んだらしい。同じく母親がいない状況だと知り、ナギが母親として守ると約束して飼うことになった。ジェニーは友人の妹という設定なのだが当時4歳だった。めちゃくちゃな設定。
タマは港に辿りつくのだが、アナコンダが警察に射殺されたことをラジオで知り、自分の始末させられてしまうと慌てる。ドラム缶の中に隠れて状況を分析していると潰されそうになってしまう。神父はハヤテにトラがトラックに乗って出て行ってしまったことを告げる。神父は伊澄のメイド動画を見ていた。
タマはシラヌイと借金執事のせいでこんなことになったと恨んでいたのだが、シラヌイが目の前に現れて抱きつく。心細かったタマはシラヌイと協力して三千院家に帰ろうとする。美希と泉に出会いシラヌイは泉の服の中に入って携帯電話を取り出してきた。
最新式のGPS付携帯電話を使って現在地を確認するのだが、屋敷の住所が分からなかった。タマは掲示板に投稿して誰かの助けを待っていた。
「一文無しで迷子になっちゃっちまって帰るべき住所がわからなくなってしまい、俺涙目。」
「かつて電車に乗っていた男を助けた者達よ。今こそ俺に力を貸してくれ!」
「迷子乙」
「そんなことより冒険しようぜ」
「安心しろ!俺も人生の迷子だ」
「マジレスするとケータイあるんだから普通に行先の住所知ってる奴と連絡とればいいんじゃねーの?」
タマはアドレス帳で三千院家の住所を確認して帰ろうとするのだが、シラヌイが極上生徒会のプッチャンのぬいぐるみと道路で遊んでいて、トラックに轢かれそうになってしまう。ドラム缶の中に隠れて移動していたのだが、このまま出たら正体がトラだとバレてしまう。シラヌイがいなくなればお嬢を独り占めにすることができる。
「お前に何かあったらお嬢様が悲しむから気を付けろよ」
「みなさんご心配なくこんな短足でブサイクなトラはいませんだから着ぐるみですよ」
タマはシラヌイを庇うのだが、ハヤテが駆けつけ救助に成功する。周囲の人間に騒がれるのだが、ハヤテがごまかして無事に屋敷に帰ることができました。
「お嬢様も一日中家にいないでたまには外に」
「今の時代は家の中にいても世界とつながっているから問題ない。今日も人助けをしたんだから」
タマを助けたのはナギだったのです。
次回「Keep On Dreaming」
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