ハヤテのごとく!!11話感想「ヒナ祭りの頃に」ひな人形の呪い

桂ヒナギク

ハヤテを実家に泊らせたお礼に3月3日の誕生日にプレゼントすると約束された日が近づいてきた。さてどんな贈り物をされるのだろうか?気になるところであるが変に意識してしまい…毎晩ハヤテから誕生日プレゼントに花束を渡されるとキスされそうになる夢を見てしまった。

「ヒナギクさんの16歳の誕生日どんなものがいいかずっと考えていました」

「どうも…」

「そして考えた結果僕からのプレゼントは」

ヒナ祭りの頃に

桂ヒナギク桂ヒナギク

最近ずっとハヤテのことが気なりだしてしまい気持ちが落ち着かなかった。もしかしてこの気持ちは恋なのか?気になっていることはそれだけではなく、ハヤテが両親に捨てられたことと自分を重ね合わせていた。

すると登校中にハヤテとナギと出会う。ハヤテは成績が悪くて進級が危うい状況でもありナギに勉強を教えてもらっていた。呑気な顔をしていると、ヒナギクは何故こんなにも頭の悪い男の夢を毎晩見なくてはいかえないのかと怒りが込み上げてきた。ヒナギクは自分の思い過ごしだと感上げるのだが、両親のことを問いかける。

「綾崎君一つだけ聞いていい?あなたの両親が借金を押し付けていなくなった時どう思った?」

「酷い親だなって、こんなろくでなし他にいないっていうか、人間失格ですよね」

「理由があったんじゃないかって思わなかった?あんなに優しかったのに突然いなくなって、何か仕方ない理由が」

「そんなのないですよ…あったとしても逃げたことに変わりはないですし」

ヒナギクは自分と同じ境遇だったハヤテにどんな答えを聞きたかったのだろうか?変なことを聞いて謝るとハヤテは「クジラとイルカの違いは大きさだけなんですよ」と豆知識を教えた。

ひな人形の呪い

伊澄と咲夜綾崎ハーマイオニー

3月2日、お雛様が2体ある呪いのひな人形があり、首を折ると封印が解けて一番運の無い人に呪いがかかってしまうと伊澄は咲夜に説明するのだが、言ってる側から咲夜は人形の首をボキッとへし折ってしました。ナギはヒナギクの誕生日プレゼントに30万ほどの腕時計を贈ろうとする。「大した額ではないとはいえ本当に余計な出費だ」といじめられてしまう。

「下手に触って封印が解けたら大変なことになるわ。特に首をもいではダメよ。この辺で運の無い人に恐るべき呪いがかかるから」

「ごめーん」

ハヤテは屋敷の掃除に戻ると執事服から猫耳メイドに変身していた。ナギとマリアは動揺するのだがハヤテ本人に自覚はなかった。さりげなく気付かせようとするとハヤテは自分がメイド服を着ていることに気が付いた。そこへ伊澄と咲夜が登場し事情を説明する。

昔々、女装に憧れる人形職人がキモイと話題沸騰し横領事件も発覚し斬首されてしまった。一度でいいから女の着物を着たかったという強い想いが残ってしまった。メイド服はおそらく趣味でひな祭りが終わる前に呪いを解かないと、一生女装が趣味の男の子になってしまう。

呪いを解く方法はひな壇のお姫様を倒すこと。この辺りで一番強い主といったら、つまり白皇学院の生徒会長の桂ヒナギクを倒すことになる。事情を説明しワザと負けてもらえば簡単である。しかし3月3日は白皇学院5つの行事の1つである「ヒナ祭り祭り」のイベントがあり夜も人がたくさん集まる。咲夜が事の発端のため二人が協力してくれることになりました。

桂ヒナギク桂ヒナギク

ヒナギクは自分の気持ちがハッキリしていなくて悩んでいた。もしかしてハヤテのことが好きなのか?神父はアドバイスするのだった。そしてヒナギクは自分の答えを見つけ出したのだが…

「ありえないことだけど例えの話として、私がハヤテ君を好きだとしよう…万が一そういうことだとしても、私は約束した応援するって」

「人は一生にできることは多くないから、悩んでるより行動したほうがいい。それでも何を悩んでいるのか分からない時は目を閉じて考えてみるといい。自分の心に素直になれば成すべきとこが見えてくるはずだ」

「素直になれば、この心のモヤモヤの原因が分かるの?」

「自分の心が本当に望むもの」

「どうしてこんな簡単な想いに気が付かなかったのかしら」

「人は自分の素直な気持ちを認めるのが難しい、それが恋心という…」

「決着がついてないからよ。決着がついてないからきっとモヤモヤしてたんだわ」

鷺ノ宮伊澄桂ヒナギク

そこに伊澄がハヤテのことで上手く説明できず文章にして手紙を渡す。この内容では果たし状と受け取ってしまうだろうが、勝負以外で読み方を変えると告白するような流れにも受け止めれる。「勝負に勝つのは私よ」と意気込むのだが、ハヤテが敗北してしまうと呪いが解けない。

明日夜九時

2人きりで

白皇学院時計塔

最上階にて待つ

勝負してください(武器持参)

勝のはハヤテ様

ヒナ祭り祭り

桂ヒナギク桂ヒナギク

イベントが開催され以前のマラソン大会よりも盛り上がっていた。バレンタインの逆で男が女を誘って思い出を作る学年末の最後の祭りである。試験で赤点取って退学になる人にとっては最後である。ハヤテはコートを着てメイド服を隠していたのだが、瀬川に見つかり動揺してしまった。コートはるろうに剣心の巻町操が着ていたのに似ている。

「何してるの早太君…何そのコート何かのコスプレ?」

「なんでもないですよ隠し事とかはないもないので…」

「隠し事?その中身どうなってるの?見せてー!」

ハヤテは瀬川に追いかけられるが振り切ることができた。虎鉄は男と女が盛り上がっていることを不快の思っていた。この二人がぶつかりハヤテはメイド服を見られてしまった。女と勘違いされていて面倒になり、その場を去ろうとするのだが告白される。

「お名前は何ですかお嬢さん?」

「綾崎ハーマイオニーです」

「魔法つかいみたいな名前ですね」

「私はあなたのことが好きになってしまったんです!」

ヒナギクはハヤテと決着をつけるために時計塔へ向かうのだった。

次回「残酷は大馬鹿野郎のテーゼ」

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