ハヤテのごとく2期23話感想「僕たちの行方」の感想です。咲夜の誕生日をお祝いするために、ハヤテとナギは愛沢家に向かおうとしていたのだが、ナギは喫茶どんぐりでバイトしたため少し疲れていた。ハヤテに頑張っていたと評価されてとても嬉しがっていた。
白皇学院で桂ヒナギクは生徒会の仕事を終えて、副会長の霞愛歌が後片付けをする。このキャラクターはほとんど登場しないのだが、表向き優しそうでしっかり者のイメージなのだが、内面はとっても恐ろしくダークな感じである。書記の千桜は用事があり生徒会の仕事には参加できなかった。
「この学校、生徒に運営を任せすぎじゃないかしら?」
「その信頼を利用して、こっそり学校の土地とか売りさばいて、ビックリさせてあげるわ」
僕たちの行方
千春は咲夜のメイドとして雇われているため誕生日会に出席するのだが、ハヤテとナギも参加することを知り、面会しているうちに、自分が白皇学院の書記だとバレてしまうのではないかと心配していた。学校とキャラが全然違うため、もしものことがあったらとても恥ずかしい。
千春がメイドになったのは理由は、父の会社が倒産する可能性があった。そのためバイトして働こうと、かわいい制服とか着てみたいと思っていた。街でオープンしたばっかりのメイドカフェの店員を目撃する。
「なってないなあれは…せっかくのメイド服が台無しではないか!私にやらせてくれればもっとよさを引き出してあげるのに!」
「もしかしてメイドさんのバイト希望の方かしら?」
「はい!お願いします」
どんぐりのマスターに声をかけられて応募して採用されるのだが、父の会社は融資先が見つかり倒産は免れた。それで咲夜の専属メイドにスカウトされたのだ。
ナギは三千院家に戻り疲れて寝てしまい、参加しないことになり千桜は知り合いに会わないと安心する。いつもより元気に咲夜を寂しくさせないようにしようと意気込むのだが、声をかけてきたのは愛歌だった。相変わらず伊澄は迷子で祝いに来てくれたのはワタルだけだった。
「あの…」
「どうなさいましたか?お客様!」
「こんなところで何をしているの千桜さん?」
「いやだなお客様。誰かと勘違い…」
「春風千桜、白皇学院2年生生徒会書記、眼鏡が似合うかなりクールな16歳でしょ?」
「用事ってメイドさんだったんだ…可愛らしい恰好ね。学校とは随分違っているわね?」
「このことは学校の人や会長には内緒で、できれば愛歌さんにも忘れて欲しいっていうか」
「大丈夫よ!ちゃんと綺麗に忘れてあげる」
生徒会のメンバーには知られたくなかったのだが、よりによって副会長の愛歌に見つかってしまった。ごまかそうとするのだが的確に物事を当てられバレてしまったのだ。何故愛歌がここに?どうやら愛沢家と関りがあったようです。Sモードになった愛歌は千桜の弱みを握りジャポニカ学修帳に記入する。
咲夜はワタルにお笑いをプレゼントしてもらうため、公然の目の前で芸をしてもらうことになった。その名も「橘ワタルトークライブ爆笑おもしろショー」このまま何もやらずに帰るのか?咲夜の期待を裏切るのか?ワタルの取った行動は、会場が冷めきりところどころからの憐みの拍手。
「なんの罰でこんなことになってるの?教えて神様」
「会場にお越しの皆様ご覧ください。あ!指が…」
遅れてナギとハヤテが会場にやってきた愛歌を出会う。咲夜と千桜が一緒にいることを知っていたため、千桜を気遣い話があると咲夜を元にナギとハヤテを案内する。
「私、白皇学院生徒会副会長の霞愛歌です。よろしくね綾崎ハヤテ君」
「いつもヒナギクさんにお世話になって申し訳ございません」
咲夜は失敗したワタルを慰めて頭を撫でる。子供の頃のようにべったりしていたのが恥ずかしく、手を振り払うともつれてしまい咲夜を押し倒してしまう。ちょっと危ないシーンなのだが、そこを伊澄に目撃されて誤解される。更にワタルの芸にダメ出しするのだった。
「かっこよかったで自分、伊澄さんが見てたら絶対好きになるって」
「あるわけないだろそんなこと」
「うちは自分のそういうところ結構好きやけどな」
「咲夜がワタル君を好きで、ワタル君が咲夜を襲っている」
「ワタル君が実は私にって…気持ちは嬉しいんだけど、あの芸はちょっとビミョーだったわ。大きな舞台で動きの小さい指芸は見えにくいわ。もう少し全身を使った方が、私が惚れるかというと」
「ちくしょー」
ナギは咲夜にプレゼントを渡すのだが、ハヤテに面白い芸をリクエストして会場を笑わせる。
一方、どんぐりでバイトしていた歩は掃除をしていた。店はハヤテとナギが活躍して自分は特に何もできなかったことを反省し、少しでも仕事を覚えようと努力していた。ここから妄想スタート。そこにヒナギクがやってきた。
「なんでこんな店でバイトなんかを…言っとくけどこの店赤字よ。いつ潰れたって不思議じゃないんだから」
「ナギやハヤテ君も一緒だからとっても楽しいですよ」
「歩。もう桜の季節も終わりかけだから、夜桜でも見に行かない?そこで大事な話がある」
ヒナギクはこれ以上逃げるわけにはいかないと、歩と一緒に夜桜を見て話をしようと思った。
ハヤテは咲夜の家族と対面する。面白漫才家族の姿を見てナギは安心したのか?自分には家族がいないと寂しい思いをしたのかは分からないが。
次回「Distance」
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