ろがるスカイプリキュア13話「届けて!はじめてのおくりもの」の感想です。エルが歩けるようになり、ツバサが手を貸そうとしますが、ソラは視線を送り止めます。成長を見守っているとヨヨが話したいことがあるようでしたが、みんなは断りました。よちよち歩きの記念に靴をプレゼントするという風習があり、大切な子供が無限に踏み出していく一歩目を祝福ため、ファーストシューズを買いに街に出掛けました。
「ちょっといいかしら?」
「今はだめー!」
「ファーストジューズを買いに行かなきゃ」
届けて!はじめてのおくりもの
ソラは防御力重視の靴を選び、ましろは光る靴を選びましたがエルは気に入らなかったようです。防御力って(笑)ツバサは輝く靴を選ぶのだが、これも気に入らなかったようです。
「これにしましょう♪とっても頑丈そうだし防御力高そうです♪」
「防御力の件はとりあえず置いておこうか?これどう?ピカピカ光るよ」
「足りていないんです…お二人のセンスが…」
「えΣ(゚Д゚)」
「国民のアイドル…お受け取り下さいプリンセス…あなたのナイトが選び抜いたとびっきりの」
「お気に入りの靴を見つけるまで、この町の靴屋さん全部をこの世界の靴屋さん全部を回りましょう」
「話が壮大になってきたね。終わるころにはエルちゃん大人になっちゃうよ」
エルは、関西のおばちゃんが会計をしようとしていた靴が気に入ったと騒ぎ出しました。するとおばちゃんは靴を譲ってくれました。「おおきに」の言葉からスマイルプリキュアの修学旅行で、みゆきとやよいが迷子になった時のことを思い出します。
「これあげるわ。お会計済ませる前だしな、気に入ってもらえて靴も喜んでるわ!逆におおきに」
「ヒーロー発見です!靴の気持ちまで考える優しさ、それがヒーロー」
「なんでやねん」
「あの本当にいいんですか?これって誰かにプレゼントする靴ですよね?その子がガッカリとかしませんか?」
「これでよかったんや…」
ソラは感動して手帳にメモをしますが、おばちゃんの言葉には、何か事情があるような感じでした。ましろが気付きソラが追いかけますが、おばちゃんはいなくなってしまいました。ソラは自分の考えが甘かったと反省して靴を返しに行こうとしますが、ヨヨの部屋から音が聞こえてきました。
「断るべきでした…きっと何か事情があったんです…なのに私、未熟…」
「今度どこかでまた会えたらその時お礼を言おう」
「いいえ今すぐあの人を探しに行って靴を返しましょう」
ソラシド市とスカイランドへのトンネルが開通しました。安全のためミラーパッドを調整することになり、ヨヨはソラ達の別れの時間を考え、明日の夕方と王様へ報告しました。ワンダーグ帝国はエルを狙ってくるため、戦いの場所はソラシド市からスカイランドへ移ることになる。ましろはソラシド市で学校へ通わないといけないので、スカイランドでは暮らせない。
トンネルが完成すると、ソラとツバサとエルはスカイランドへ帰ることになり、ましろとはお別れすることになる。あげはにも連絡することになりました。エルを家に帰してあげるのが目的で頑張ってきたが、こんなにも早く別れがやってくるとは、魔法つかいプリキュアの春休みの補習を思いだす。
「ランボーグが襲ってきたらトンネルを使ってスカイランドへ行くよ」
「ひとつ屋根の下で、みんなで暮らすのは明日でお終い…寂しいけれど」
「ましろん明日どうするの?」
「明日!エルちゃんを送り届けて観光してくるよ」
夕食時にあげはがやってきて事情を聞くのだが、既にましろはぼーっとして精神状態がおかしかった。怪獣のようないびきのあげは。これはソラとましろが二人っきりで話せるようにと外へ行かせるための気遣いであった。うるさくて寝られないと外へ出ます。
「怪獣みたいですね」
「学校忙しいし、毎日通うの大変だし、最後に顔出してくれてありがとうだよ」
「はじめて来た時には魔法の世界かと」
「そんなこと言ってたね」
「今はもう一つの故郷みたいな感じです。そんな長い間暮らしたわけじゃないのに」
「ごめんなさいまたすぐに遊びに来ますから…」
二人っきりの時間を与えたのだが、二人はしんみりしてるだけで泣くことはなかった。靴のおばちゃんを捜すと話題を変えるのでした。
エルは靴が無くなっていることに気が付いた。ツバサはごまかしまくり時間を稼いでいました。ソラとましろは捜索に出ます。偶然出会うことができてカフェで事情を聞きます。靴は孫に買おうとしていたのだが、仕事の都合で息子夫婦が海外に行くことが決まり、空港に見送りに行こうとしたが、泣いてしましそうで行かない選択をしました。
「別れの涙で汚さん方がええ。ニコニコ笑って明るくお別れしたほうがええ」
「そんなのダメです!」
「本当の気持ちを言わないと駄目です」
「嫌だって、寂しいって、ずっと一緒に暮らしたいって」
「泣いたっていい」
「だだをこねたって」
「そうしたらきっと、その後は笑ってお別れできる」
「でももう遅いねん時期テイクオフや、ほんまありがとう」
ソラとましろは同時に立ち上がり二人は見つめ合い、おばちゃんを説得する。お別れする寂しい気持ちは、今の自分達と同じ思いであった。しかし飛行機が出発するまで時間がなく、靴を置いてそのまま帰ってしまいました。ましろはスマホの地図で空港の場所を確認し、ソラと一緒に屋上でプリキュアに変身します。非戦闘時にプリキュアに変身しましたが、ハートキャッチプリキュアでは、自分の部屋を掃除するために変身したキュアマリンがいます。
スカイとプリズムはおばちゃんの前に飛び降りました。通りすがりの仮面ライダーではなく、ヒーローガール。くつを見せてると、すぐ彼女たちの正体を知り、空港へ向かう決断をする。
「誰?」
「通りすがりのヒーローガールです」
「時間がありません行きましょう」
「何処に?」
「空港に」
「あんたら…お願い」
おばちゃんは息子夫婦に靴を渡し、見送ることができました。泣きながらお別れする姿を見て、自分達がこの後するであろう展開を、出会った時のことを思い出し、ソラとましろは涙を流し手をつなぎました。飛行機が出発する空は青空でした。帰りに靴屋さんを巡りエルに同じ靴を買ってきました。
ソラ、ましろ、ツバサ、エルは、ヨヨとあげはに見送られながらスカイランドへ向かうのでした。
「ヨヨさん本当にお世話になりました」
「ありがとうございました」
「ましろんお土産よろしく」
EDはキュアップラパパ魔法つかいプリキュアのキュアミラクルが登場しました。
次回「スカイランドへ!憧れのあの人との再会」
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