ひろがるスカイプリキュア31話「新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!」の感想です。新展開を迎えて追加戦士のキュアマジェスティが登場します。キュアバタフライの登場も遅かったので、多少遅れるとは思っていました。
新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!
ましろはエルちゃんに自分の書いた絵本を読んであげていましたが、ソラに呼ばれて席を外しました。その間にエルちゃんは、ましろが描いた絵本に落書きしてしまいました。甘やかすと、自分の弟のようになってしまうと思い、ソラは今後のエルちゃんのために注意するのですが、嫌われてしまいました。
「ましろさんちょっといいですか?」
「はーい…続きは後でね」
「め!ですよ…」
「む!」
「いいよ…手が届くところに置いた私が悪いんだし」
「ダメです!ちゃんと言っておかないとエルちゃんのためになりません!」
「全力で甘やかしてしまったケースを紹介すると…」
「ですからエルちゃんましろさんの絵に勝手に触ってはいけませんよ!約束しましょう」
「ソラ嫌い」
ソラはエルに嫌いと言われたことがショックで落ち込んでします。エルのソラを見るこの顔は完全に嫌がっている。機嫌をそこなってしまったエルは、怒っている状態である。あげはに相談するとプチいやいや期になっていると思われ、ソラが落ち込む必要はないとフォローする。
「エルちゃんのことも書いて欲しかったんだよね?」
「うん…」
「でも勝手に書いたらましろんが(つд⊂)エーンってなっちゃうよ」
「あげは嫌い…」
自分の思った通りにならず、拗ねたり泣いたりしてしまう状態であるので、あげはが説得するのだが失敗に終わる。ソラ同様にあげはも嫌いと言われて落ち込んでしまう。ヨヨがソラシド写真館のチラシを持ってくるとエルはご機嫌になる。レンタル衣装は100種類以上…
あげはの車で移動するのだが、待ちきれないことで、「まだ?まだ?」と何度も聞くようになる。
ミノトンはジムに通っていて毎日ベンチプレス500㎏に挑戦していた。周囲の人からは、すごいと名前まで憶えられていましたが、そもそも人間なのかと疑われていた。そこにアンダーグ帝国のボスから連絡があった。
「この気配は」
「何をしているミントン」
「筋肉を鍛えておりますプリキュアを倒すために」
「私はプリンセスエルを連れてこいと命じたはず」
「恐れながらこのミノトン、目の前の強敵を見逃すわけにはまいりません」
「私のいうことが聞けないのか?」
「俺は陛下の忠実なコマ、ですが同時に強さを追い求めずにはいられぬ、愚かな武人ゆえ…お前は?」
「頼れるのはやはりお前だけ、行けプリンセスを私の下に」
命令に従わず、プリキュアの勝負を追い求めた結果、電撃を受けてしまう。新しい幹部が登場し、ミノトンは別の次元に飛ばされてしまった。バッタモンダーもどこに行ったのか分からないし、これで3人の幹部がお払い箱になった。
ソラシド写真館にやってきて衣装を選ぼうとするのだが、ましろとソラは可愛い衣装に大興奮して、ツバサにツッコまれる。街で人気の謎のヒーロープリキュアの衣装も準備されていて、エルは目を輝かせていた。店員にどのプリキュアが好きか尋ねられ、悩むエルだが、自分を選んでくれるのか?みんな心配していた。
「夢みたいな可愛さだよ」
「私これにします」
「お二人のために来たんじゃないんですけど」
「あ!」
「どのプリキュアが一番好き?」
「う~ん…みんな好き♡」
「ほっ…」
最終的にみんな好きということで安心したようです。写真撮影が始まり、4つの衣装に変身する。そして最後は紫の衣装に包まれ、これがきっと追加戦士キュアマジェスティなのだろう。
「ソラ大好き♡」
「私も大好きですよエルちゃん♡」
アンダーグ帝国との戦いが終わり、プリキュアの力が必要なくなった時、エルはスカイランドへ帰ることになる。自分達からみんなのプリンセスになる時が来る。エルが成長する姿を隣で、ずっと見ていたいと寂しがるソラ。
その日が今日ではなく、この先の未来であるとましろがフォローし、その日が来るまで一緒に守って行こうとツバサが決める。
前方に人が現れあげはは車を急停止。バックミラーに写り込んだ姿を見て、急発進する。
「アンダーグ帝国の新たな敵なら戦いましょう」
「ヤバいよあれ」
「ただの敵ではありません…あの目…戦いの前の高ぶりも緊張も怒りも何もありませんでした…あんなに冷たい目見たことありません」
敵の気配に恐怖を覚え、ソラは手が震えだし、車の上に取りつかれてしまった。そのまま空間に引きずり込まれてしまうのだが、山間部の駐車場付近に急停止する。車からエルの姿がいなくなり、球体に閉じ込められアンダーグ帝国に転送されてしまった。エルはモニターでプリキュアが戦う姿を見せられる。
「プリンセスはどこだ?」
「アンダーグ帝国に送った」
「そんなの嘘」
「嘘はつかない…私が求めるのは真実のみ…」
「私の名はスキアヘッド…帝国の支配者カイゼリンアンダーグ様の命により、プリンセスエルを頂いた」
「プリンセスを連れてくるようにとしか命じられていない…今日のところはここで帰る、カイゼリン様のお気持ちが変わらなければ、お前達は助かるかもしれない」
アンダーグとは何者なのか?忠実に従う部下が、ようやく登場しました。帰ろうとしたところスカイが攻撃を仕掛けるが、空間移動して回避する。続いてウイングの攻撃を回避して、プリズムショットの連射で1発被弾したところに、バタフライがキックを浴びせる。
空間を自由に開いて背後から姿を現す。大切なものを奪われ、怒り狂った表情で全員で攻撃を仕掛けるが、バリアを展開されて無効化されて、全方位攻撃で一斉に吹き飛ばされてしまう。あげはの車も吹き飛んで大破してしまう。
「返しなさい…私達のエルちゃんを返せぇぇぇ!」
「プリキュア頑張れー!」
「守れ…弾けろ!ないのだ…プリンセスを助ける手は、全てが終わっているのだ」
スカイは立ち上がろうとしたが倒れそうになり、その手をプリズムは引っ張り上げてくれた。これはOPであり、ふたりはプリキュアのキュアブラックとキュアホワイトと同様の光景である。そしてウイングはバタフライを引っ張る。
「絶対に取り戻す!エルちゃん」
「プリンセス…」
「カバトン、バッタモンダー、ミノトン、あの者達を煩わせたプリキュアも、スキアヘッドの前では無力…」
エルはみんなを助けたいと願い光り輝く、プリキュアたちの上空に紫色の戦士が姿を現した。
「誰なの?」
「消し飛ばせ」
「ひろがるチェンジ…」
「まさか新しいプリキュア?」
「汝の名は?」
「キュアマジェスティ」
「その名、記憶しておこう…」
スキアヘッドの攻撃を相殺して退却させるが、キュアマジェスティの姿はなく、気の側からエルが手を振っていた。守ってあげられなかったことを悔やみ、ましろは泣き出してしまうが、エルはましろの頭を撫でる。
「よくぞ御無事でプリンセス」
「怖かったよね…ごめんね守ってあげられなくて…」
「泣かないでましろ…」
「もう絶対に話さないからね」
マジェスティは、スタプリのキュアセレーネをクールにしたイメージでした。ソラはエルを守るためにもっと強くならなければと誓う。
エルは自分の意思で大きく成長したりすることができるのか?一時的に大人モードに変身できるのか?本来の姿が大人であり、子供モードが仮の姿なのかもしれない。エルとは別の意思があるのか?いろんな可能性がある。
次回「大変身!キュアマジェスティ」
EDはキュアグレースでした。
コメントを残す