ひろがるスカイプリキュア35話「助っ人ソラ!エースとヒーロー」の感想です。ソラシド市に在住していたカバトンとバッタモンダーは、同じボロアパートに住んでいた。バッタモンダーがプリキュアに敗北したことを妬み騒いでいた。隣の部屋にはカバトンがいて、夜勤で寝ようとしていると、邪魔されて怒る。バッタモンダーもバイトをしていて、ギリギリの生活を送っていた。
ましろにちょっかいを出そうとしていたバッタモンダーは、紋太という人物に変身して近づいてきた。ましろの夢を壊そうとしていたが、最終的にアドバイスしたことになり、ましろは絵本作家への夢を目指す。ばったもんもん♪
助っ人ソラ!エースとヒーロー
久しぶりの学校で物語となります。あまりみられなかった制服姿がやっと見れます。
ソラは部活への勧誘されていたのだが、お昼時間のため、ましろたちが庇い後にしてもらった。どの部活にも入部しないのは、目指しているのがヒーローであるとブレない。そこに女子野球部がやってきた。ピッチャーの四宮たまき、キャッチャーの扇かなめは優勝へ導く最強バッテリーとして有名だった。
「ソラ・ハレワタールさん今日こそうちのサッカー部に入ってくれ!」
「ターイム!」
「ソラさんは今からお昼ごはんです」
「ごはんを食べないとソラちゃんは全然元気がでません」
「お誘いはごはんの後にしてください」
「スポーツは好きですが、私が目指しているのはヒーローなので」
「女子野球部のたまかなコンビだ♪」
「ソラ・ハレワタールさん女子野球部の特別コーチになってください…お願いします」
「と…特別コーチ?」
ソラとましろは野球部に話を聞きに来た。大会では優勝する実力があるのだが、何故ソラにお願いしてきたのか?その理由は、ピッチャーのたまきが肘を痛めてしまい投げることができなくなってしまった。次の大会までに休んで治すことにしたのだ。
運動神経抜群のソラへの依頼は対戦相手になってほしいとのこと。事情を知ったソラは特別コーチを引き受けることになった。でも野球を知らなかった。
「がんばるひとのせなかをささえる…それがヒーロー!私でよければ特別コーチやらせてください!」
「ところで野球ってどんなスポーツですか?」
ソラは投球練習からバッティングと守備をこなしていく。特に問題もなく一度教えれば読み込みが早くどんどん成長していく。なんでもできるソラを見て部員は驚いていた。このままソラが入部してくれれば優勝は間違いなしなのだが、たまきは自分達の力で優勝しようと励ます。
ソラは部員を率いりランニングをしていると、道路工事でバイトしていたバッタモンダーが監督に怒られる。掛け声が、わっしょいってのは聞いたことがないけど、バッタモンダーこれから毎週ちょこちょこ出てくるんだろうか?
「わっしょい!わっしょい!」
「何がわっしょいだよ!給料もでないのに体を動かすとか意味分かんねー」
「おだぁぁぁ!」
「すみませんm(__)m」
ましろは差し入れにくもぱんを持ってきてくれました。ソラは最高の笑顔でパンを食べる。ソラに特別コーチを依頼するようにしてきたのは、たまきだった。休むことになったら優勝は難しいと落ち込んでいた部員のために、動いてくれたのだ。自分が一番辛いのに、それでもチームのことを考えていた。
ソラはたまきの諦めない努力しようとする気持ちを理解し、自分と重ね合わせていた。エースはチームを守るヒーローであること。
「休んで本当にごめんm(__)mみんながもっと強くなれるように私も考えるから」
「連続優勝すると決めたからには、絶対に諦めたくなかったの!だって勝つために努力するのがエースだから!」
「優勝目指して一緒に頑張りましょうね」
「絶対に治して大会に出るぞ!」
「いつかたまきさんと野球してみたいです」
たまきは、病院で医師から手術が必要であることを告げられてショックを受ける。野球肘というスポーツ障害で、手術してリハビリすれば治るそうだが、大会には出場することができない。報告すると部員のモチベーションが下がり空気が重くなってしまった。
「大会が終わったら手術を受けますから投げさせてください」
「ダメだ野球続けたいんでしょ?それなら酷くなる前に手術するべきだよ」
「連続優勝がかかってるんですよ?かなめ先輩は卒業してしまうから、これが最後の大会なのに(´;ω;`)」
「私達がこんなんじゃ、たまきが安心して手術うけらんないだろ?」
明るく振る舞っていたが、精神的になかり苦しい状態である。チームの中心でみんなを率いていくエースであるたまきは、手術するのが怖いや辛いと言えなかったと考えていた。次の大会でたまきの変わりに投げるのは、かなめだった。自分が出場できなかったから、負けたと思われたくないという気持ちがあったが、正直たまきの変わりにピッチャーをやるのは怖かった。
大会と手術の日が重なっていた。
球場にやってきたソラたちは、たまきが病院から逃げ出したことを知った。捜索を開始することになり、ツバサはプリキュアに変身して上空から捜す。非戦闘時で変身することが多くなってきた。
ソラは学校のグランドでたまきを発見する。たまきの気持ちを理解しようとしたソラに、厳しい言葉を浴びせる。病気になって好きなことができず、自分のせいで負けてしまうかもしれない。精神状態が不安定になれば、冷静な判断を失い、言い方もきつくなるだろう。
「エース失格だよね私…大会には出られないし病院からは抜け出すし」
「そんなことありません…怖いですよね?分かります」
「ソラさんには分からないよ!野球が好きで野球ばっかりしてきたの!なのに肘は手術しなきゃならないだし、私のせいでチームが負けちゃうかもしれないんだよ!」
「みんなはグランドにいるのに私は独りで病院にいて、こんな気持ち分かるわけない」
「プリキュアここで消えてもらうアンダーグエナジー召喚」
自分のせいでチームが負けるというのは、自分がいないと駄目だと言ってるようなもので、チームのみんなを信用していないというふうにも感じられる。責任感があるのだろうけど、そこにスキアヘッドが登場する。
ソラはたまきの前でプリキュアに変身した。
「ソラさん逃げないと…」
「分かります独りぼっちの気持ち…ヒーローの出番です」
「キュア…スカイ?聞いたことがある怪物と戦うヒーローのウワサ…ソラさんがそのプリキュア」
キョーボーグに襲われ応戦するが、スカイはたまきを抱っこして逃げることを最優先にする。残りのプリキュアが駆けつける。
「昔こう思っていたんです…独りぼっちを恐れないそれがヒーロー」
「でもそうじゃないんだよって教えてくれた人がいて、そのおかげで、私はもっとヒーローに近づけたと思っているんです」
「エースはチームの勝利を背負って、たった独りでマウンドに立つんだって、でも独りで何もかも背負わないでください」
「私もたまきさんも独りじゃない!」
バタフライのシールドを展開して一気に攻め込み、周囲を囲んで連続攻撃を仕掛けるが、キョーボーグは攻撃を防ぐ。カラフルパレットで赤と白で全体の攻撃力を増加させる。マジェスティが弾を切り払いして、バタフライが防ぎ、スカイがプリズムを上空に投げて、プリズムショット単発を発射するが、受け止められ反撃を受ける。ウイングがフォローし回避成功。プリズムはスカイにショットを渡して直球勝負でダメージを与える。
連携攻撃がようやく成功し合体技マジェスティックハレーションで浄化に成功する。
プリズムショットは、単発や連射、範囲攻撃や足場に使ったりなど応用が利きますが、プリズムが生成して投げるよりも、生成したショットをスカイが投げる方が威力が増大するってことなのか?
たまきはソラに謝罪する。ソラは自分がプリキュアだということを知られたと慌てて思い出す。互いに秘密の約束をして病院に向かうと、野球部が勝利したことを報告にやってきた。ソラは「たまきさんはひとりじゃない」という横断幕を掲げる。
「ソラさんごめんね私酷いこと言っちゃったから、それと助けてくれてありがとう」
「いいえそんなぁ…あ!(゚д゚)その…さっきのことなんですけど…」
「あれは私とソラさんの秘密ね…私が泣いてたことも秘密だよ」
「第一試合勝ったよ」
「今度は私の番だね」
「応援してます!頑張ってたまきさん」
「ありがとうソラさんは私のヒーローだよ♪」
「私と野球部のだろ!」
その後、たまきは手術を行い、野球部は優勝することができました。
EDはプリズムが登場し、カッコイイ映画挿入歌でした。
次回「あげは、最強の保育士失格?」
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