ひろがるスカイプリキュア41話感想「ましろと紋田の秋物語」

ひろがるスカイプリキュア41話

ひろがるスカイプリキュア41話「ましろと紋田の空き物語」の感想です。それぞれの秋を満喫しようとテーマを掲げます。ソラは修行、ツバサは学び、エルはお散歩です。ましろは、ソラシド市のコンテストに再び応募して入選を目指します。今回はましろ回となっていますが、バッタモンダーが登場して、ましろに接近します。

「食欲の秋ってなんですか?」

「秋は食べ物がおいしいからあげあげってこと」

「涼しくて何をするにも快適だからスポーツの秋や芸術の秋ともいうわね」

「それなら私は修行の秋です」

「僕はたくさん本を読んで、学びの秋にしたいです」

「私はこれ!絵本の秋だよ!前回は残念ならが落選しちゃったけど、今度こそ目指せ入選だよ」

ましろと紋田の秋物語

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ましろはどんなテーマにしたらいいのか悩んでいた。楽しいの?インパクト?感動?ソラはましろをリラックスさせようと肩もみをしてあげようと思ったら、ガチガチだった。気分転換に外に出掛けることになりました。

「どうしよう絵本のテーマが決まらないよ」

「今まで描いたのがたくさんあるんですから、その中から選んで応募したらどうですか?

「みんなすごいの描いてくるから、私も新作で挑まなきゃ」

「気合入ってますね」

「やる気で燃えてるよ!このまま時間がどんどん過ぎて…」

バッタモンダーは生活費を稼ぐために毎日バイトをしていた。今回はホットドックのキッチンカーで働いています。子供にドリンクを手渡すと落としてしまいました。表と裏の態度が違うので見ていてとても面白いキャラである。

子供と母親に対して親切に対応しているから、接客サービス向けの人材である。若いのにおじちゃんと呼ばれて裏で怒り出す。店長からは感謝されていることから評判はいいようです。目的はキツキツの生活のようです。工事現場でのバイトは辞めたのでしょうか?

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「はい!お待たせしました!落とさないように気をつけてね」

「気をつけろと言ったそばから、ったく!」

「大丈夫ですよ…代わりのジュースお持ちしますよ!お母さん片付けは僕がやりますから」

「おじちゃんありがとう」

「また来てね…誰がおじちゃんだ!コラ!だが客を大事にしなければ売上が減り、バイト代にも響くからな…」

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休憩時間にホットドックを貰い、昼飯代は浮いたようです。今後の対策を考えていると、カバトンが蒲焼き芋を販売していた。子供に高評価でリピーターもいるようで、楽しそうに仕事をしていました。その様子を見て、帰るに帰れない自分も同じような状況であると悩んでいた。

「ありがとうね!紋田君毎日手伝ってくれて助かるよ…これ食べて」

「いいんですか?ありがとうございます」

「俺はアンダーグ帝国のバッタモンダー様だぞ!何とか帰らないと…」

「蒲焼き芋~お芋、美味しい美味しい蒲焼芋なのねん」

「カバおじちゃん芋ちょうだい」

「お前達また来たのねん」

「蒲焼き芋超美味しいんだもん」

「あいつも帰れないんだね…呑気に子供と笑って落ちぶれたものだね…って俺もじゃないかぁ…」

「まずいぞ俺このままではどん底まで落ちてしまう、落ち葉のように散って最後は…」

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ましろはエルから落ち葉を渡され、全部が違う色と形をしていることに気が付き、ソラはましろの肩をもむ。肩の力が抜けたようでリラックスできていた。ましろは落ち葉の絵本を描こうとしていた。バッタモンダーは、楽しそうにしているましろに温かいドリンクを持って接近する。何かと気遣いができているところが優しい。

「はいどうぞ!」

「紋田さんどうしてここに?」

「キッチンカーでアルバイトだよ…はい温かいよ」

「絵本作家になるそれが君の夢だったね…お前のその夢!俺がぶっ潰してやる」

「でも頑張っても上手くいかないことあるよね…頑張れば夢は叶うと言われるけど、必死に頑張ったって、夢が叶う人なんでほんの一握り」

「勝つのはいつも強い力や才能がある人だ…その他大勢はどんなに頑張ったところで、夢を叶えることはできない」

「だから夢なんて見ない方がいい…辛い思いをするだけだから、最後は落ち葉みたいに消えてなくなるんだから…」

「辛い思いしてるんですか?元気ないからなんだか苦しそうで…絵のことで悩んでるんですか?」

「落ち葉を見ているとそんな気持ちになるんだよ踏まれてみじめだななんて」

「みじめちじゃないですよ…木が葉を落とすのは、寒い冬を乗り越えるためなんです!冷たい空気に触れる面積を減らすために」

「それは木に切り捨てられたってことじゃ」

「落ちた葉は木の栄養になるんですよ!」

今回も精神攻撃を仕掛けようとしているが、自分がアンダーグ帝国で頑張っても上手くできないことを思い出していた。そこをスキアヘッドに目撃された。バッタモンダーは急に走り出し、ましろに心配をかけるような行動に出た。

まさかこの二人くっついたりしないよね?バッタモンダーは、アンダーグ帝国で力はなかったが、必死に諦めず頑張ろうとしている姿があった。スキアヘッドに全てを否定され消されようとした瞬間、ましろがかばう。紋田の正体がバッタモンダーであることは聞こえなかった。

「俺が苦しそうだって?お前に俺の何が分かる?」

「どこかで見たことがあると思ったらお前かバッタモンダー」

「スキアヘッド様!」

「何をしている?何故まだのうのうと生きている?お前はいつもそうだ…何の力もない落ちこぼれのくせに、あきらめが悪い、あがき続けるお前の姿は、見苦しく目障りだった…プリンセスを連れ去る任務を放棄し、プリキュアに執着し、あげく失敗した」

「力のない者に存在する価値はない、消え失せろ」

「止めて!どうしてこんなことするの?」

「価値の無いものを消そうとしてるだけだ」

「紋田さんをそういうふうに言わないで!」

「そいつについて話すことすら時間の無駄だ」

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キッチンカーのキョーボーグを召喚して、全員が駆けつけプリキュアに変身する。パラソルを投げて、ミサイルを発射し、移動速度も速いため苦戦する。攻撃してもパラソルの回転で防がれてしまう。プリズムは紋田のことを否定され怒り出す。

「強い者が勝つ…力のない弱い者に価値はない」

「そんなことないよ!力のあるなしで価値は決まらないよ!誰にでもいいところが」

「口では何とでも言える」

プリズムは作戦を考えて実行する。プリズムショットを発射しスカイが撃ち上げ、ウイングがアタックしてパラソルの回転を相殺する。キョーボーグのミサイルをバタフライがバリアで防ぎ、マジェスティがバリアを蹴り、直撃させる。バリアを蹴り飛ばすのは今回初めての戦術。ダウンさせ合体技で浄化に成功する。

「回転で弾かれてしまうなら、その回転を狙って!」

「力のない弱い者でも、集まれば強い力となるのか…」

「何故あなたたちアンダーグ帝国は、こんなことをするんですか?」

「愛するお方がそれを望んでいるからだ…未熟」

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スカイがスキアヘッドに攻撃を仕掛けるが、逃がしてしまった。愛する人がいるということはボスのことだろう。自分の好きな人が望んだ世界にするために行動しているということになる。アンダーグ帝国の新しい情報でした。

「読んで楽しいだけじゃない…苦しんでいる人を元気づけるような…そんな本を描くよ」

「馬鹿め俺を敵とも知らないで、庇ったってなんの得にもならないのに…なのに」

バッタモンダーの捻くれた心を元に戻してあげるのは、ましろに違いない。バッタモンダーの心に何か新しいものが芽生えたようです。

次回「迷いをこえて未熟なヒーロー」

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