フェイトがユーリを引きつけて時間を稼いでいると、ディアーチェトリニティブラッドが到着した。これがユーリを救うための最後の戦い。
ユーリVSディアーチェトリニティブラッド
「手間をかけたな。後は任せろ。」
「ひとりじゃ無理だよ私も!」
「ひとりではない。シュテルもレヴィも我と共にある。助けがいるのは、なのはたちの方だろう?行ってやれ!」
なのはのことを心配しているフェイトを行かせるために、ディアーチェは強い視線を送る。
バルニフィスカスとブラストクロウでユーリの鎧装の腕を破壊し、ドゥームブリンガーで損傷を与えていく。ユーリの意識が戻りディアーチェの言葉が届くのだった。
「聞けユーリ!シュテルとレヴィから預かった力、そして我が魔力の全てをこの一撃に込める。必ず貴様を救ってみせる。後もう少しだけ辛抱しておれ。」
「ディアーチェダメです。そんなことしたら・・・」
我らが渾身の恩返し
「もとより拾われた命をかりそめの力。心の間に打を止められるのなら、投げ捨てたとして悔いはない。貴様がくれた命を心は、それと共に過ごせた日々は誠に温かく幸福であった。我らが今度は貴様を明日を切り開く。我らが渾身の恩返し受け取れぇぇぇ!」
最大魔力を集束させ、ディアーチェの腕のパーツが破れていく。エクスカリバー・トリニティが発射され、ユーリは光に包み込まれる。ディアーチェは人間の姿を保てなくなり猫に戻る。ユーリはフィル・マクスウェルの呪縛から解放され、ディアーチェに駆け寄り抱きしめるのだった。
魔法少女リリカルなのはDetonationの見どころであり、ご主人様を助ける猫の恩返しのシーンは涙が溢れる。ディアーチェの声優の植田佳奈が歌う挿入歌「暁の祈り」がこの場面を盛り上げる。歌声が透き通っていて、八神はやての挿入歌「Snow rain」と同じく感動する。
コメントを残す