劇場版魔法少女リリカルなのは第1弾「フェイトが選んだ新しい道」

フェイト・テスタロッサ

魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1stの感想です。物語は最終面を迎えクライマックス。プレシアがジュエルシードと駆動炉を暴走させて、なのは、ユーノ、クロノが止めるために城へ突入する。フェイトは自分の誕生の秘密を知り、アリシア・テスタロッサのクローンで、失われた命を取り戻すための人形だったことを告げられ、プレシアから大嫌いだったと衝撃の一言でショックを受ける。

城は虚数空間があり魔法が発動しないエリアがいくつもあり注意しながら進む。ゴーレムが進行を妨害し、クロノはプレシアの逮捕へ向かい、なのはとユーノは駆動炉へ向かう。リンディも次元震を食い止める為出撃する。クロノはスティンガーブレイドを発動させ道を作る。アルフもなのはに加勢することになった。

Don`t be long

高町なのはフェイト・テスタロッサ

フェイトはベットに寝込みモニターでなのはのことを見ていた。自分ことを気にかけて名前を呼んでくれたのだが、フェイトはなのはの名前すら覚えていなかった。ボロボロに破損したバルディッシュを握ると答えてくれてリカバリーする。フェイトは変身して本当の自分を始めるため、新しい道を選んだ。

「なんて名前だったっけ?ちゃんと教えてくれたのに…何度もぶつかって私酷いことしたのに、話しかけてくれて名前を呼んでくれた…何度も何度も」

「バルディッシュ…私の私達の全てはまだ始まってもいない?そうだよねずっと側にいてくれたんだもんね。お前もこのまま終わるのなんて嫌だよね?上手くできるか分からないけど一緒に頑張ろう!本当の自分を始めるために、今までの自分を終わらせよう!」

水樹奈々さんの挿入歌Don`t be longが流れ激しい戦闘が始まる。TVシリーズ同様にTake a shotが流れるシーンと一緒で、劇場では鳥肌が立ちました。

ユーノはバインドで複数のゴーレムを抑えていたが逃げられ、なのはに攻撃が命中しそうになる。ユーノはとっさに名前を呼ぶが間に合わない。その時、閃光の稲妻がゴーレムを直撃し粉砕する。フェイトはなのはの元へ寄ると大型のゴーレムが出現する。

「大型だ防御が硬い…だけど二人でなら」

「うん!うん!うん!」

高町なのはフェイト・テスタロッサ

フェイトはなのはに声をかけ、なのはがうなずく。ここがめちゃくちゃ可愛い♡ゴーレムの砲撃を回避しアークセイバーとディバインシューターでアームを破壊。ディバインバスターとサンダースマッシャーの同時攻撃で撃破する。アルフはフェイトを抱きしめ泣き出す。

リンディが次元震を抑えることに成功し、なのはが駆動炉を封印。クロノがプレシアの元に到着する。流血しているけどゴーレムにやられたのか?戦闘シーンがカットされていて活躍が見れなかった。アルハザードでこんなはずじゃなかった世界の全てを取り戻そうと考えていたのだが、アルハザードは実在したのか?プレシアは発見してに違いない。フェイトはプレシアの元で自分の想いを伝える。

プレシア・テスタロッサフェイト・テスタロッサ

「私は失敗作で偽物なのかもしれません。アリシアになれなくて期待に応えられなくて、いなくなれっていうなら遠くへ行きます。生み出してもらってから今までずっと、今もきっと母さんに笑ってほしい、幸せになってほしいって気持ちだけは本物です。私のフェイト・テスタロッサの本当の気持ちです」

「くだらない…」

「アリシアお誕生日のプレゼント何か欲しいものはある?」

「私妹が欲しい。妹がいればお留守番も寂しくないし、ママもお手伝いもいっぱいできるよ約束」

「いつもそうね…いつも私は気づくのが遅すぎる…」

フェイトはプレシアに手を差し出すが、その手を握ることはなかった。城が崩壊してプレシアとアリシアは次元の狭間に落下して行方不明になってしまった。プレシアは最後にアリシアとの約束を思い出していた。それは妹が欲しいという願いだった。

事件が終わり重要参考人扱いでフェイトとアルフは隔離状態で面会できなかった。リンディは二人を気遣い一緒にご飯を食べることにした。真実を知らされず利用されただけの扱いとなるので、裁判になっても執行猶予つきで、短くて半年、長くて2~3年。リンディが保護責任者となりました。

なのはは自宅に帰り日常生活を送っていた。すると携帯電話が鳴り画面を見ると時空管理局の文字が。慌てて出るとフェイトの裁判の日程が決定し本局へ向かうことになった。それでフェイトからの要望があり会うことになった。

別れ

フェイト・テスタロッサ高町なのは

なのはとフェイトは海の見える橋の上で再会する。まっすぐに向き合ってくれたことを感謝する。なのははフェイトの手を握り涙を流し抱きつく。お互いのリボンを交換し再開を約束。手を振り笑顔で別れを告げる。

「やっと本当の自分を始められるから。来てもらったのは返事をするため。君が言ってくれた言葉…友達になりたいって、私にできるならってでもどうしていいか分からない。だから教えてほしいんだどうしたら友達になれるのか?」

「名前を呼んで初めはそれだけでいいの。相手の目を見てハッキリ名前を呼ぶの。私、高町なのは…なのはだよ」

「ありがとうなのは。今は離れてしまうけど、きっとまた会える。会いたくなったら名前を呼ぶ。だからなのはも私を呼んで。困ったことがあったら今度はきっと、私がなのはを助けるから」

当時の思い出

劇場公開されたのは2010で、今から10年以上経過していますが、当時の前売券を購入して特典集めて映画館へ通いましたね。こっちの東京都内では複数の劇場で公開されましたが、田舎の方では公開される映画館が少なく、公開日は朝から並んで3回観て泣きましたね(;_;)

私にとって「リリカルなのは」人気だと思っていましたが、地域によっては「リリカルなのはって何?」って知名度が低かったことを知りました。ゲオやYUTAYAなどのレンタル店に行ってもDVD置いてない店が多いんです。現在のようにインターネットが普及してない地域もあり、動画配信サービスなど行っていませんでした。サークルKサンクスにてテレホンカード付き前売券や、劇場公開に合わせてなのはのカフェオレや菓子パンが販売されましたね。

映画館に朝一で到着して駐車場も空いてるので、もしかしてガラガラだったらどうしようと思いながら、映画館につながるエレベーターに乗り扉が開いた瞬間、目を疑いました。人の壁がありエレベーターから降りれない、ドアが閉まらない身動きがとれない。Σ(゚Д゚)どういうことこれ?

受付から入り口までの長い行列はディズニーランドのようだ。チケット購入なのかグッズ販売なのか最後尾がどこなのか全然分からないまま、人の壁を越えてなんとかチケットを購入することができた。1回目の上映分は既に完売していて、4回上映されるのだが、9時の時点でモニターには△のマークが記載されていた。数分後には×の表示に切り替わり、その後やってきた人達は、(‘Д’)って顔して帰って行きました。

3回観るとスタンプカードを受付に持って行って、色紙交換してもらえるんですが、当日から交換しようとする人間がいなくて、映画館のスタッフは22時過ぎで清掃していました。誰も受付にいなくて、近くにいた人にお願いして色紙交換してもらいました。すると3回観た人達が交換してくれるんだと思い、ゾロゾロ受付に並びだしました。やっぱいるんだね同じように当日に3回観ちゃう人。

リリカルなのはでこんなに映画館が混雑するなんて、スタッフの人も思っていなかったでしょう。スタッフ少なかったですからね。グッズの販売は一人しかいなかったですから、入り口まで行列なのに、1人で対応できるわけないじゃないか。せめて2人は必要だったと思います。この日に勤務していた人は重労働だったと思います。お疲れ様でした。

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