執事クエストの時にワタルに助けられたシスターは再会していなかった。ワタルは中学生の未成年で本当に好きになってしまったのかどうか?自分の気持ちを確かるためにレンタルビデオを借りにきた。全然店に姿を現さなかったため、ワタルはおすすめのビデオがたくさん溜まっていた。最高の笑顔での対応にシスターはやっぱりワタルのことが好きだと確信した。
乙女心が求めるものは(シスター編)
「やっぱ好きな相手が13歳って常識的に考えてまずいわよね…」
「いらっしゃいシスターずいぶん久しぶりだな何してたんだよ?」
「君には関係ないでしょうビデオを貸してくれるのを思い出したから」
「これなんか結構オススメなんだけどどうかな?」
「一応借りてあげるわよ」
「見たら感想聞かせてくれよ」
思い切って告白しようと考えるのだが、店でサキが転んでDVDを散らかしていた。ワタルは心配してサキに手を伸ばしているとその様子を見て店を飛び出す。近くを通りかかったハヤテの首を絞めてサキが誰なのかを聞き出した。大事な人だと知り泣き出してしまう。
レンタルビデオタチバナの前には以前にナギの誘拐に失敗した男共がワタルを誘拐しようと考えていたのだが、一人の男がサキを誘拐してきた。シスターはサキを助ける条件としてチューを求めてきたのだが、ワタルは動揺するがサキの命を優先に考えてほっぺにチューをした。シスター…中学生に何を求めているのだ。
「神が私のために邪魔者を排除してくれた」
「僕は車を追いますからワタル君は警察に」
「あのメイドさんのこと好き?」
「サキは家族みたいなものでそう意味で大事っていうか」
「彼女のために命を懸けられる?どうなの?」
「そんなの当たり前だろ?」
「だったら私が彼女を助けたらチューしてくれる?」
「アホかお前は!そんなこと」
「できるの?できないの?私の力は知っているでしょう?あんな子悪党警察なんかよりよっぽど早く倒せるわよ」
「前払いだ!絶対助けろよ」
シスターは笑いながらトンファーで車を両断し電柱を投げつけ誘拐犯を捕まえる。無事にサキを救助しました。
数日後、ワタルにアニメの感想を伝え、次の作品を借りに来ました。BOXごとまとめて貸そうとしたのだが、シスターは1本だけ借りて「見終わったらまた借りに来ますね」次に会うための口実を考えていた。その様子を見ていたサキは殺意が沸き何か隠していることがあるのではないかと疑われてしまうのだった。
乙女心が求めるものは(雪路編)
雪路は牧村から男の相談を持ち掛けられるのだが、牧村は研究者でもあり恋人は介護ロボのエイトだった。雪路は現在28歳だが恋人もいないのに見栄を張ってしまった。白皇の生徒は生徒会長のヒナギクがかわいいと人気な話を聞く。
「妹からはフェロモンが出ているが私からは加齢臭が出ているのか?」
三千院家では社交界が行われるのはいつかと問いかけてきた。金持ちの男を捕まえるパーティーに参加して彼氏を見つけようと考えるのだが、しばらく社交界は行われていなかった。6話ぶりにクラウスが登場し、久しぶりにイベントを開催しようと考える。
「桂先生は本当に彼氏が欲しいんですかね?」
「恋愛がしたいという年寄りの焦りだろ?」
ナギの言葉に動揺したマリアが食器を割ってしまう。雪路は恋愛の達人である薫先生に相談に持ち掛ける。ガンプラやフィギュアやギャルゲーが趣味の男に意見を聞いても何も情報が得られなかった。薫先生は雪路と幼馴染で片想いなのだが、雪路は薫に興味なし。
今度は本物のお嬢様である生徒会三人娘に社交界の心得を聞く。瀬川は疲れるだけだといつもはしゃいでいる。美希は実践あるのみとアドバイスしてハヤテを捕まえる。ナギとドライブに行こうとしていたのだが…実践とは愛の告白タイムだと知りハヤテは巻き込まれたくないため逃げようとする。
「なんで僕が瀬川さんに告白するんですか?」
「男が女に告白するのが社交界の掟」
「瀬川さん僕とお友達から初めてください」
「寝言は寝て言え!この貧乏人。まずそんな女顔をなんとかしろ!」
「彼氏が欲しいとかで社交界とか言ってるみたいですけど、本当に彼氏が欲しいんですか?」
「それに桂先生は十分に魅力的ですから、そんなに焦らなくてもいいと思いますよ」
ハヤテは瀬川に告白しようとすたのだが雪路が瀬川のフリして酷い言葉を発言する。ナギは雪路に質問すると彼氏はあまり欲しいとは思っていなかった。ハヤテは最高の営業スマイルで桂先生は魅力があるみたいなこと言っておだててその場を去るのだった。
その後、雪路は社交界で暴飲暴食でめちゃくちゃに荒らしまくり、マリアは彼氏が欲しいのか落ち込んでいた。
次回「プレゼントの行方」
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