2020年7月2日の公開日に「ゴジラVSコング」を映画館に観に行ってきました。2019年に公開された「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」と2017年公開された「キングコング髑髏島の巨神」の続編になります。映画のネタバレ結末の感想を書いていきますので、まだ観てない人はご注意ください。
ゴジラ襲来
前作の映画にてモンスターゼロと呼ばれたキングギドラを倒したゴジラは大人しくしていた。だが突如目覚め、ある都市の巨大テクノロジー企業エイペックス(Apex)の研究施設を、めちゃくちゃに破壊して海に姿を消した。ゴジラは何に怒って反応したのだろうか?
前作のヒロインであるマディソン・ラッセルは、ゴジラが再び暴れ出した原因を探ろうとしていた。Apexの陰謀を暴こうとバーニー・ヘイズは、施設内で情報を集めようとしていた際、ゴジラに襲撃されるが、そこで怪しい赤い目を発見する。ネットにこの情報を配信してマディソンは視聴していた。
コングはモナークの施設内で生活していたのだが、暴れ出して上層部に大木を投げつけ破損させる。コングと心を通わす少女のジアは、耳に障害があり話すことができない。コングを他の場所に移動させるかと検討する。
前作の関係者が数人登場し、ジアの家族は亡くなってしまっていて、保護した時は既にコングに守られていた。コングが手話を学習できていることを知った時はすごく驚いた。
ゴジラVSコング[1回戦]
ネイサン・リンドはコングを南極から繋がる地下空洞世界に移動させようと船で運ぶのだが、途中でゴジラの襲撃を受ける。コングは鎖で動きを封じられているため、自力で鎖を外すことができない。船ごと海中に沈み、ネイサンは装置を動かして鎖を外し、コングはゴジラに反撃する。
海上では十分に力を発揮することができず、コングは敗北してしまう。艦隊は船の主電源をOFFにしてゴジラに敗北したように見せかけて、ゴジラは海に消えていく。
マディソンはバーニーと協力してApexの施設に潜入すると、コンテナの中に閉じ込められ香港だかに輸送される。そこではギドラの骨からデータを取り出し、メカゴジラの開発と実験をしていた。操縦する人間と精神リンクさせてゴジラを倒そうとしていた。メカゴジラはまだ未完成で、稼働させるにはエネルギーが不足していた。
この映画のタイトルは「ゴジラVSコング」なのにメカゴジラ出てくるの?ギドラの骨を研究って、日本のゴジラシリーズで海底からメカキングギドラ引き上げて、Gフォースがメカゴジラを開発したのと一緒である。「ゴジラVSメカゴジラ」(1993年)
地下空洞世界
船での航行が困難であるため、ヘリでコングを輸送することに変更した。南極に到着して地下空洞世界への入り口へ誘導する。少女の力を借りてコングと会話をすると、地下空洞へと進むのだった。地球の中へと進むには重力の反転が起こるため、それに耐えられる輸送機に乗り込み追跡する。空洞の中へ落下していくと光に包まれ、空洞世界が広がっていた。
地下空洞世界には巨大な危険生物が生息していて、輸送機が1機撃破されてしまった。コングが生物を掴み叩きつけるが、もう1体の巨大生物に巻きつかれて動きを封じられてしまう。輸送機はミサイルを発射してコングを援護する。コングは巨大生物を殴り首をぶっちぎり、とどめを刺した。
故郷へとたどり着いたが、そこには仲間の姿はなかった。地面に落ちていたコングの斧をはめ込むと、ゴジラの背びれと同じように青く発光し始めた。
その頃、ゴジラはメカゴジラを倒そうと香港を襲撃するのだが、地下空洞世界のエネルギーを感知して、地面に放射火炎を放つ。そのまま地下空洞世界へと繋がる巨大な穴が開く。
前作でも地球の地下には空洞があり繋がっていることは知っていたが、まさかこんな世界が存在していたとは驚いた。他にもコングがいるのかなと思っていたが、誰もいないなんて、ここでひとりぼっちで生活するのはちょっとかわいそうだな。怪獣が長年生き続けているのは膨大なエネルギー源が影響していた。ゴジラの放射火炎どんだけ穴を掘るのだ。
ゴジラVSコング[2回戦]
コングは地下空洞世界から飛び出し地上へと戻りゴジラと再び戦う。巨大怪獣が激突し都市が破壊され人々が逃げ惑う。斧を使い放射火炎を受け止めそのまま殴りかかる。互角の戦いを繰り広げていたのだが、ゴジラが優勢になりコングの肩の骨が曲がって倒れてしまう。ゴジラはコングを踏みつけて咆哮して勝負が決まった。
施設では地下空洞世界にあるエネルギーのデータを入手した。強大な力を分析せず、メカゴジラに供給してしまったため、制御できず暴走してしまった。消耗したゴジラに襲い掛かり、口からビームを発射し都市をめちゃくちゃに破壊する。コングの鼓動は弱くなり命が消えかかる。輸送機を爆発させてエネルギーを分け与える。
やっぱりゴジラの方が強いんだな。メカゴジラ暴走するって、やはり人間の思い通りにならなかった。多少ミサイルを装備しているようだが、ほとんど効果なし。物理ダメージがほとんどで、高出力のビームとゴジラの放射火炎ではビームの方が強かった。
ゴジラ・コングVSメカゴジラ
ゴジラが倒されそうになり、ジアはコングに「ゴジラは敵ではない」と伝えて、コングは肩の骨を治してゴジラを助けてメカゴジラに攻撃を仕掛ける。ゴジラは「俺を助けた?」と共闘しながらメカゴジラに攻撃を集中する。コングは斧を使いゴジラは斧に放射火炎でエネルギーを供給して、斧でメカゴジラをバラバラに切断し、頭部を破壊する。
ゴジラはコングに攻撃を仕掛けるのかと思ったが、咆哮して海に帰る。コングは故郷で平和に暮らして、モナークは地下空洞世界でコングの生態を研究する。
最終的に悪企みしていた施設のボスが、メカゴジラの暴走に巻き込まれ亡くなる。まさかゴジラとコングが共闘してメカゴジラと戦うなんて、このタイトルでは思いもしなかった結果になりました。
戦闘時の迫力あり、ゴジラとコングの目や表情など細かく作られていた。地下空洞世界が本当にあったら行ってみたいと引き込まれそうになった。人間と怪獣のコミュニケーションで言葉ではなく手話をやったのが驚きました。
ギドラの骨の研究でメカゴジラを今回出してしまったので、モスラ、ラドンもいないとなると…スペースゴジラかデストロイアとか誕生したり?他にも怪獣生き残ってるし、次回があるとしたらどのような作品になるか楽しみですね。
コメントを残す