トロピカル~ジュプリキュア34話感想「夢は無限大!大人になったら何になる?」

トロピカルージュプリキュア

トロピカル~ジュプリキュア34話「夢は無限大!大人になったら何になる?」の感想です。エルダはバトラーにやる気パワーを奪ってくるようにお願いされるが反抗する。積み木で城を作っていたのだが邪魔され機嫌が悪くなった。城から出て行くことになった。完全に家出状態になる。

「今日はエルダさんがやる気パワーを取りに行く当番です」

「酷いせっかくお城を作ったのに」

「いい加減にしなさい!遊びはあとまわしです」

「嫌だエルダもっと遊んでいたい」

「いつまでもワガママ言ってないで少しは大人になってください」

「嫌だエルダ大人になんかなりたくない」

「いうことが聞けないなら出て行ってもらいますよ?やる気パワーを奪ってくるまで屋敷には入れませんから」

「いいもん!エルダこんなところもうもどらない」

夢は無限大!大人になったら何になる

あおぞら市主催で子供達のコメントをビデオ展示することになった。学校では大人になったら何になるかをテーマに動画撮影していた。それぞれがなりたい将来何をしたいか夢を語り、さんごは母のコスメショップを手伝い、ローラは女王になるとやりたいことがあったが、まなつは何をしたいか分からなかった。

「看護師、パイロット、ケーキ屋さん、今はまだ決まられないし、やっぱ大事なのは今だよ。あすか先輩は大人になったらテニス選手になるの?」

「!しゃべったのかあの話」

「隠すことじゃないでしょ?あすかは何も間違っていなかったし」

「みのりん先輩は?」

「本に関わる仕事がしたい。図書館の司書や本屋さんとか」

「大人になったらか…」

エルダはトロピカる部の部室の屋根にいて話を聞いていた。バトラーに注意されたことが気に入らなくて、子供のままなら遊んでお菓子もたくさん貰えると、まなつ達の意見を否定していた。さんごはコスメショップを手伝う流れになると思うが、他にも面白そうな仕事があると興味を持っていた。

まなつの父はスクーバのインストラクターで、母は水族館勤務で自分の好きな夢を叶えていた。トロピカる部はまなつの家に遊びにやってきた。父はスクーバの最上級試験のため島から出てきたそうだ。

父に子供の頃の夢はと尋ねると、小学校に入る前は消防車になりたかったそうだ。南の島には消防車がなくて、TVで見た消防車がすごくカッコよくて好きになった。次はパトカー、海賊、料理人、歌手と続く。

母は小学生の時の夢はバレリーナだったが上達しなくて諦めた。その後は猫を飼っていてお世話になっていた獣医さんに憧れて、獣医さんになりたくなった。中学生になったらネイリスト。

「だから夢は1つじゃなくていい。大事なのは今!今なりたいものがなくても未来には無限の可能性があるってことだ」

結婚して島で暮らすことにしたが、水族館の仕事が決まり母はこっちに住むことになった。まなつの両親は自分のやりたいことをやり、今を充実している。まなつの両親だなって感じがする。

夜になり、ローラはまなつに大人になったら何になりたいか決まったのか尋ねる。どうやらまなつは夢が決まったようだが明日にお預け。

「それでまなつは決まったの?大人になったら何になる?」

「決めたよ大人になったら、それは明日学校で。ローラは女王様なんだよね?」

「勿論グランオーシャンに戻って女王になるわ。追加したことがあるの伝説の女王になる」

「伝説のプリキュアみたいに将来もずっと語り継がれる女王のことよ。私はなる伝説の女王に」

チョンギーレとヌメリーは、エルダがバトラーと喧嘩して家出したことを知った。その頃エルダは営業終了したスーパーでお菓子を食べていた。警備員に見つかりそうになり逃走する。どうやら人間の世界が気に入ったらしい。夜になると人間はいなくなるしお菓子も食べ放題。

エルダは砂浜に寝ころび、お菓子をチョンギーレとヌメリーに持ち帰ったら喜ぶかなと仲間のことを考えていた。独りぼっちになって寂しい気持ちになっていると、話しかけてきたのはくるるんだった。その手にはいつも食べているクッキーを持っていて差し出した。素直じゃないのでクッキーは受け取らなかったが、くるるんのことを心配してあげている。

「くるるん?くるるん!」

「何よあんたまた捕まっちゃうわよ!フン別に寂しくないしあんなお屋敷二度と帰ってやらないもん」

子供達の動画が流れてみんな盛り上がっていると、エルダの機嫌が更に悪くなる。心配したチョンギーレがやってきて超ゼッタイヤラネーダの玉を渡して帰って行く。面倒見が良いお父さんかよ?全然悪役っぽくない敵キャラである。なんだかんだ言って迎えに来てくれたのが嬉しかったエルダ。

「やっと見つけたぜ!かったるい…家出なんかしやがって、とっととやる気パワー集めて屋敷に戻って来い。じゃーな」

エルダは子供が作った工作のロボットをヤラネーダにしてやる気パワーを奪う。これ…金色のガッシュベルに登場したバルカンじゃないの。合体してるけどマジンガーZかよ?まなつ達はプリキュアに変身して応戦。ブレスとファイヤー、ロケットパンチ、ロケットキック、ミサイルを発射。逃げ惑う子供のやる気を奪おうとするとサマーが止める。

「なんでそんなことするの?」

「大人になるなんて馬鹿げてるからに決まってるじゃん!ずっと子供のままが楽しいのに決まってる」

「そんなことないよ!大人になっても楽しいことはいっぱいあるよ」

「大人になったらもう遊べないし、お菓子だって食べられなくなるんだよ」

「大人になっても遊べばいいしお菓子も食べればいい」

「みんなそうやって大人になってエルダのこと置いて行っちゃうんだ。あんただって言ってたじゃん大人になるまで何になるか分からないって、今が一番大事だって」

「そう…いつだって今が大事だよ!だから大人になったら」

「大人になったその時の私が、一番なりたいものになる」

サマーが発言しようとした瞬間にモニターに映像が流れた。隙を狙いサマーがエルダに攻撃し、コントロール不能になったロボットはダウンする。エクセレントロピカルに変身して合体技で浄化に成功する。

エルダはお城の近くまでやってくるが、もじもじしているとヌメリーに発見される。やる気パワーを集められなかったため怒られると帰りにくかったのを見抜いて、ヌメリーは隠していたやる気パワーをエルダに渡す。お母さんかよ?

「家ではどうだった?」

「飽きた」

「素直に帰ってきたら」

「やる気パワー持って帰らなかったからバトラーに叱られちゃう」

「こんな時のために貯金しておいたやる気パワーよ。これもってバトラーのところに行ってきなさい」

さんごはたくさんの可愛いものに囲まれていたい。ローラは伝説の女王とブレない。みのりとあすかの映像が流れなかったが、まなつはローラの夢を聞いて更に追加する。

「ローラがグランオーシャンの女王になっても、それが究極でも史上最強でもずっとずっと友達でいること」

次回「わくわくハロウィン!負けるなまなつ」

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