キボウノチカラ~オトナプリキュア2話感想「ケツイノスガタ」

オトナプリキュア2話

キボウノチカラ~オトナプリキュア2話「ケツイノスガタ」の感想です。のぞみは自分の夢を叶えて教師になりました。家庭の事情で転校することになってしまった片桐るみを助けようとしていた。父の仕事が上手くいかず、離婚して田舎への移住をすることが決まった。転校先の学校にはダンス部がないため、ダンスで優勝したいという夢を叶えることができなくなった。

校長に提案しても受け入れられず、るみの父親を説得しようとするが、思ったよりも事態は深刻で、何も変えることができなかったことを後悔していた。のぞみの想いは、るみにちゃんと届いていて、転校先でダンス部を作りると約束してくれた。

オトナになったらなんでもできると信じていたが、大人になってからは思うようにいかないことばかりだった。そんな時、かつてプリキュアだったメンバーが町で偶然にも再会した。カフェTimeに集合すると、くるみが店長の健太に仕事の愚痴を言っていた。

町では人間の影から怪物が複数出現していた。新たな敵の出現である。

「時間は止められない…戻せない…止められない…戻せない…でも変えてみせる!」

ケツイノスガタ

オトナプリキュア2話オトナプリキュア2話

キュアローズガーデンでは、シロップが弾けるあこがれの鼻歌を歌っていた。見たことがないつぼみを発見した。

この店は、SSに登場していた野々健太と太田優子が結婚して二人で経営している。ちなみに赤ちゃんがいる。

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Timeで再会を果たしたのぞみたちは、優子にアルコールを注文します。のぞみはビール。りんはレッドアイ。うららはレモンサワー。こまちはモヒート、かれんウーロン茶。くるみ…大吟醸。各キャラのイメージのアルコールの流れだったが、かれんは医者で呼び出しがあるかもしれないので、ウーロン茶を注文しました。

「ご注文をどうぞ」

「私生ビール」

「私はレモンサワーをお願いします」

「さすが弾けるレモンの香りだね」

「私はモヒートで」

「期待を裏切らない…じゃあたしはレッドアイ…かれんさんは?」

「私はウーロン茶で…ごめんなさい期待に応えられなくて」

「飲みたいもの飲んでください」

「かれんさんお酒飲めないの?」

「飲めないわけじゃないんだけど、今日はちょっと…」

「医者なんだから、急な呼び出しとかもあるんじゃないの?」

「みんなはどんどん飲んで…くるみは?」

「私は大吟醸うさぎとかめで!」

「それではプリティだった私達の再会を果たして乾杯!」

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うららは酒が好きで、有名な滝川鞠子の舞台に出演することが決まっていた。だが稽古では毎日怒られてばかりだった。有名な女優になって夢を叶えることができたのだろう。もしかしたら思ったような自分になれなかったのだろうか?

こまちは小説のコンクールで入賞した。

くるみはパルミエ王国でココとナッツのお世話役としてスキルアップするために、人間界で派遣に登録して秘書をやっていた。のぞみはココのことを思い出していた。ココ、ナッツ、シロップはルミエ王国のために頑張っていた。

「のぞみ君、次は何?ワイン?カクテル?」

「そろそろソフトドリンクに」

「ハイボール?しょうがないな…のぞみ君が飲むなら付き合わないといけないな…店長ハイボール2つ」

「りんちゃん飲むといつもこんな感じだから」

「うららって双子?三つ子だっけ?」

「春日野うららは一人っ子です♪」

「うららくるみと同じペースで飲んでるのに全然酔ってないね」

「本当楽しいね…ちょっと落ち込むことがあったんだけど、みんなと会えて元気出たよありがとう♪」

「またいつでも会えるじゃない…簡単よ連絡先交換すれば」

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りんちゃん酒癖悪すぎる(>_<)みんなに絡みまくりです。うらら可愛い♡酒に強い体質で全然酔わない。全員連絡先を交換してLINEでグループ登録しました。グループ名は勿論プリキュアです。

プリキュア5の2008年くらいはまだスマホじゃなかったし、LINEなんてアプリはなかった。携帯電話所持してなかったから、お互いに連絡をする手段がなく疎遠になっていったということか。

のぞみは、転校したるみのことが気がかりだった。

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こまちは実家の菓子屋を手伝っていた。店の前の掃除やみんなが見る花壇の手入れなど進んでやっていて、近所の人に声を掛けられる。だが、満足しているようではなく、うららのポスターを見て、ため息をついてしまったのを姉に知られた。

「いつも花壇の手入れをしてくれてありがとうね」

「綺麗な草花を見ていると気持ちが安らぐので、ここを通る人たちもこれを見てホッとしてもらったらと思って」

「重いため息だね」

「書きたいものが何も思い浮かばない…こんなこと絶対みんなに言えないよ」

「夢を叶えても順風満帆とは限らないと思うけどね」

のぞみ達と再会したことを話す。夢を叶えることができて順風満帆な感じだったが、こまちは変化なかった。店の手伝いも町内会にも参加していたが、自分がなりたかったわけではなかった。小説は何も書いておらず、書きたいものが何も思いつかなくて、誰にも相談できず悩んでいた。

同級生と比較して、今の自分は成長できているのであろうか?できていないのではないか?夢を叶えられない人もいれば、叶えることができた人もいる。夢が叶ったとしても、満足した生活を送っているとは限らない。自分が思っていたのと違うなど、それなりに問題が発生するものである。

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かれんは患者のことで悩んでいた。失業してしまったことで気落ちして食欲がなくなってしまった人。

うららは練習で滝川に厳しく注意されてしまい落ち込んでしまった。うるうる涙になって可哀想(´;ω;`)おいちょっと冷たすぎんだろ!うららにはもう少し優しくしてほしいですね。

「何故折れてしまったんだ僕の翼…飛べない天使だなんて…いや僕は諦めないきっとまた大空へ」

「うららあなた何が言いたいの?」

「もう一度飛ぶんだという天使の気持ちを」

「台本に書いてあることをただ読んでいるだけ、何も伝わってこないし響いてこない」

「すみませんもう一度」

「あなた外れてちょうだい、謝ってくれなくていいから早く外れて」

練習を見てもらっては外れろ言われたら傷つくわ。うららは泣き虫でしたけど、あまり変わってない様子。

コンビニ店員が弁当を廃棄していたのだが、倒れてしまい影から怪物が出現した。

シロップはナッツに新しいつぼみのことを報告しにやってきたが、ナッツは仕事量が多くて頭痛に悩まされていた。キュアローズガーデンに出現したつぼみは、時を告げる花タイムフラワーと呼ばれていた。何故この場所に?つぼみの数は6つあった。

「頭痛いナツ…」

「大丈夫ラプ?頭痛いなら休んだ方がいいラプ」

「ナッツは元気ナツ…でもドーナツ王国との交渉が難航してて、ココもずっと話し合いに行ってるナツ」

「キュアローズガーデンで見たことがないつぼみを見つけたラプ」

「本で見たことがあるナツこれはタイムフラワーナツ、時を告げる花と言われているナツ」

このタイムフラワーが時間を示すことから、新たな敵の出現とも関係があるに違いない。

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くるみは社長の秘書として完璧に仕事をこなしていた。事前の準備を怠和らず、定時に帰ろうとすると室長に捕まり、嫌味を言われて会議室の後片付けを指示される。断ってもいいのだが、変わりはいくらでもいるとのことで、解雇される可能性があるため、嫌々片付けをすることになった。

「美々野さんどちらへ?」

「帰ります今日の仕事は全て終わりましたので」

「秘書の仕事に終わりなどありませんよ、社長と会社のために自ら仕事を探していくのが秘書というものです」

「明日の会議の資料もバッチリ準備しました」

「そんなことは当たり前です!社長より早く帰ろうだなんて秘書としてどうかと思いますけど、帰る前に会議室の後片付けをしてくださいね」

「でも今日は定時で」

「嫌ならいいんですよ…あなたの変わりなどいくらでもいるんですから」

「サービス残業させていつの時代よ!会議室使ったの室長じゃない、なんで私がこんなこと…なんか出た!」

くるみちゃんサービス残業か…室長自分で使ったんだから自分でやれよ。くるみ以外に従業員いないのか?この会議室の大きさなら、掃除は3人くらいいたら5分で終わるだろう。くるみ怒らせたら絶対怖いわ( ゚Д゚)6人の中で一番手加減しなさそう。敵の出現を感じたようだが、この台詞も久しぶり。

のぞみはりんと待ち合わせしていると、街の人からTwitterでダークライトナイトのつぶやきの話を聞いた。

 

並木通りにシャドウ発生!

#シャドウ#逃げて

 

ダークライトナイトの配信チャンネルを行っているのは、SSの満と薫である。闇の力を感じやすいのだろう。今後もしかしたら一緒に戦ってくれるかもしれない。

一斉のツイートで危険なことが起きている可能性がある。りんが到着すると、背後から怪物が大量に迫っていた。住民がスマホで動画撮影を行うが、スマホには映らなかった。影が奪われ、そこから新しい怪物が生成される。どんどん増え続ける怪物に警察も対処できない。

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体をすり抜けると倒れてしまい、怪物が増える。影を狙われても体に触れられてもダメのようで、こちらから触れることができない。プリキュアになれたら対応できるかもしれない。だが、変身することができない。りんとのぞみは逃げようとする。

「なにこれ?ホラーならマジ勘弁して!」

「りんちゃん後ろ!」

「あれは昔のこと…もうプリキュアには…」

「先生あれ何?」

「この前休み時間にやった、かげふみおに覚えてる?人の影を狙ってるみたい…影を触らせないようにすれば大丈夫!鬼の数は多いけど動きは遅いよ…二人の足なら全然余裕じゃない?一緒に走って」

「先生は?」

「大丈夫後から追いかけるから」

のぞみの生徒がいて恐怖で動けなかった気持ちを和らげてあげた。先生らしくなった姿を見せる。安心させて逃走させることに成功するが、のぞみは影を奪われてしまった。

「眠りなさい…」

「先生なのに、るみちゃんの力になれなかったね…助けられなかった」

「頑張ったけど無駄だった…誰も力を貸してくれなかったし、助けてくれなかった」

「私は無力だ…どうせ何もできないんだから、何もしないほうがいいよ…独りで眠ってたほうが良い」

「目を閉じて眠りましょう」

「約束した!もっと立派な先生になるって!眠ってなんかいられない!」

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タイムフラワーが咲き、のぞみの影は怪物にならず立ち上がった。るみとの約束を守るために、のぞみの前に蝶が出現し、触れると中学生の姿になった。

「プリキュアメタモルフォーゼ!大いなる希望の力!キュアドリーム」

変身した…変身したぞ!キュアドリームに変身したΣ(゚Д゚)

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何故中学生の姿に戻ったのか不明だが、再びプリキュアの力を取り戻したドリームはシャドウの攻撃を受け止める。りんはのぞみが変身したことに驚く。新たな敵はプリキュアの存在を知っているようだ。

[嘘?]

「プリキュア!?」

「触れる?戦える!でやぁぁぁぁ!」

「シャドウあなた達は何?この町で何をしようとしているの?どうしてこんなことを?」

「どんな理由があろうとみんなをこんなふうに襲うなんて絶対にダメェェ!」

「消えた?邪魔はさせぬ…どんな敵であろうと」

「眠るのはあなた達の方!プリキュアシューティングスター」

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シャドウの腕をとっさに掴んで、触れることができるなら戦えると、懐かしのBGMと共にドリームが反撃開始する。キックとパンチで連続コンボを決めて数体浄化する。シャドウがドリームの影を奪おうとするが、奪うことができなかった。

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瞳の色が赤で敵キャラじゃないの?と思えるような戦闘シーン。脚の筋肉やら表情、細かな作画がめちゃくちゃ気合入ってる。必殺技で全員浄化し、倒されたシャドウは本人に戻り無事だった。

「のぞみあんた…」

「えへへ…変身しちゃった♪」

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ドリームカッコいい!戦闘シーンは短めだけど変身してから鳥肌立った( ゚Д゚)格闘戦が凄まじい。見たかったのはこれだ!

次回「ココロノキオク」

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