キボウノチカラ~オトナプリキュア11話感想「ミライノオワリ」初代登場

オトナプリキュア11話

キボウノチカラ~オトナプリキュア11話「ミライノオワリ」の感想です。タイムフラワーは命のカウントダウンであると指摘され、キュアドリームに変身した回数が多かったため、のぞみの体調に変化が起こっていた。変身するのは残り1回と自分で決め、シャドウが大量発生し全員がプリキュアに変身する選択を選んだ。ベルは未来からやってきて、町が滅ぶのを防ぐため、悪意ある人間を眠らせ、停止させようとしていた。

人間の負の感情からシャドウが発生しているため、無限に増え続けていた。ジコチューな人間を止めなければ、未来が滅んでしまうのを止めようとしていた。町を守ろうとするプリキュアとベルの最後の戦いが始まった。

ミライノオワリ

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空間が切り替わり、ベルはプリキュアに未来の町の姿を見せ、これから起こる出来事を話す。現在町は繁栄しているが、欲望の赴くまま活動を続けた結果、大気や水が汚染され、気温が上昇で草木が枯れた。猛烈な嵐が何度も襲い、壊滅的な被害をもたらした。度重なる被害に町を出る人が増えて、最終的に町には誰もいなくなった。

「異常気象が私達の町を?」

「地球温暖化とか気候変動とかよく聞くけどさ」

「それで未来の町がこんなになるなんて」

「信じられないよ」

「人間は勝手だ、大事なのは自分で他人はどうなってもいい、目先の利益を優先し、愚かな行いを積み重ねた…だから町が滅んだのだ」

「彼らの行動を止めれば絶望の未来を変えられる…私の町を汚すことは許さない!邪魔はさせない!例えプリキュアでも許さない!」

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レモネードが必殺技で飛行型シャドウを浄化し、ローズが殴る蹴るでダメージを与える。イーグレットとブルームが連携攻撃で浄化。ミントが攻撃を防ぎ、アクアが必殺技で反撃。倒しても倒してもシャドウの数は減ることはなかった。シャドウが初めて喋った。それは人間の悪い感情だった。

「シャドウはいくらでも湧いてくる自分勝手な人間がいる限り」

「めんどくさい」

「少しくらいいいだろう」

「頑張ったってどうせ何も変わらないし」

「もったいないけど賞味期限切れてるし捨てよう」

「みんなも捨ててるし別にいいよね?」

「今が楽しければいいじゃん?」

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町中の人間が一斉にシャドウに変化し、Timeの近くにいた子供たちは健太と優子が保護していた。電気は消えて暗闇に包まれる。ココとナッツの元に満と薫が姿を現す。二人はシャドウを調査して、人間の負の感情から生まれていることを突き止めた。

「みんなシャドウになった」

「君達は?」

「私達はシャドウを調べているうちにその声を聞いた」

「人間の心から生まれた負の感情、心の影」

「温かな心を持った人は大勢いる、でもシャドウがつぶやいているのも人間の本音」

「それが増え続け災いを呼び寄せた」

「この災いの原因が人間ならば」

「町が滅ぶのも自業自得なのかもしれない」

「のぞみから聞いたよ、君達はダークフォールという闇から生まれたって、以前はプリキュアの敵だったと」

「えー!そうなの?私も私も仲間仲間~あ?」

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満と薫はかつてプリキュアを倒そうとしていたことを聞いて、ブンビーも同じだと姿を見せた。人間は善なのか?悪なのか?この世界を守る価値があるのか?ないのか?疑問を持ちかける二人にココとナッツは答える。

「この世界を守るためにプリキュアと一緒に戦ったんだろう?それはどうして?」

「咲や舞と出会って人間の優しさや温かさを知ったから、でも思いやりのない冷たい人間も大勢いる」

「この世界を汚して平然と笑っているような者達が、人間は善なのか?悪なのか?」

「確かにみんなが善人だというわけじゃない、冷たい人や自分勝手な人もいる、でも自分のことを後回しにして、誰かのために一生懸命頑張ってる人を僕は知っている!例え少なくても、そんな人がいるならこの世界は守る価値がある!僕はそう思う」

「心無い者も少なからずいるが、希望はある!なぜならその中から希望のプリキュアが現れたのだから」

プリキュアが戦っているシャドウは負の人間の感情であること、このまま放置していたら町が滅んでしまうという事実を知った。町を守ろうという想いは一緒であること、ベルはプリキュアに協力を求めてきた。

「この町が廃墟になる…それが人間のせいだなんて…」

「私達どうすれば?」

「考えている時間はもうない!私はあなた達を見てきた…大切なものを守るため、人々を守るため戦っていた…あなた達もこの町を守りたいなら、愚かな人間達を取り除きましょう」

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タイムフラワーのカウントダウンが始まり、ドリームの体調が悪化したが、必死でベルを説得する。町中のシャドウが一ヶ所に集中し合体した。増殖巨大化を続けてこのままでは暴走を止めることができない。

「こんなやり方じゃダメだよ!大勢の人をシャドウにして、こんなんじゃ町を守れない!」

「ならばどうすれば町を守れる?」

「それは…」

「分からないのだろう?そうやって人間達は問題を先送りにして、その結果私の町は廃墟になった」

「私は町を守る…そして鐘を響かせる」

「こんなの間違ってる!シャドウは町を守ってくれないよ?」

「町を破壊したのは愚かな人間達だ!彼らを取り除けば町は良くなるはずだ」

「いろんな人達が集まって町になる、誰もいなくなったらそれはもう町じゃない!あなたはそれをよく知ってるでしょう?」

「お前に何が分かる?私はずっと町を守ってきた…人間達が変わろうとも、ずっと見守ってきた…それなのに…もう人間には任せておけない!」

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空が割れて巨大なハリネズミのようなシャドウが人間界に落ちてきた。BLEACHで言ったらメノスグランデが出現するかのようだ。プリキュアとベルが戦っていた場所が町の上だったようで、プリキュア達は巨大シャドウに気が付き止めに向かう。

シャドウがシャドウを取り込み暴走を続ける。触手が降れると建物や植物が消えて取り込まれる。このままでは町が呑み込まれてしまう、プリキュアは一斉に必殺技と合体技を撃ち込む。ビルがなぎ倒され崩壊する町を見て、ベラは悲しむ。こんなはずではなかったのに、制御ができずシャドウが暴走したのは計算外だった。

町を守るために愚かな人間の時間を止めてシャドウに変えていたが、シャドウが多すぎて、暴走して町を破壊している。自分が守ろうとした町を自分で壊していることに気が付いた。シャドウは触手でベルを攻撃する。ドリームは必殺技で触手を浄化し、ベルを助けて言葉をかける。

「どうしてこんなことに?悪いのは愚かな人間、私は町を守るために、守りたかっただけなのに…」

「時計塔の鐘いつも聞いてたよ!私はこの町で生まれて、この町で育ったから、聞いているのが当たり前だった!大好きな町や綺麗な鐘の音が無くなるなんて、考えたこともなかった…未来のこと教えてくれてありがとう♪このままじゃいけないんだって、よく分かった」

「こんなのどうすれば?」

「大丈夫だよ♪未来の町を見てみんなも思ったよね?なんとかしなきゃって」

「なんとかしよう!」

「は?」

「そのために私は、私達はもう一度プリキュアになったんだと思う!みんなと力を合わせれば、なんとかなるなる!」

「懐かしい(笑)」

「こんな絶望的な状況でも」

「ドリームが言うとなんとかなる気がします」

「約束したんだ未来で会おうって絶対に戻るって、だからここで引き下がるわけにはいかないんだ」

「頑張っている患者さんがたくさんいる!だから医者の私も負けないように頑張らないと」

「役者になる夢は私だけじゃ叶えられないんです!観てくれる観客の皆さんがいなきゃ意味ないので」

「独りで生きているわけじゃない!この町にする一人として自分にできることを全力でやらないと」

「未来を変えるために私達から始めよう」

のぞみぃぃぃぃぃ!ついにあのセリフが出ました。

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シャドウの一斉攻撃をプリキュアはバリアを展開して相殺する。ネガティブなシャドウにりんが最初に反論する。回想から自分が頑張っても結果が出せないこと。納得できないことばかりなら、自分が行動すること。みんなで変えようとする気持ちが大事であること。

「あのね!世の中楽なことばかりじゃないんだよ!頑張ったって上手くいかないことも多いし、落ち込むこともしょっちゅう!誰だってそうでしょ?」

「本当納得のいかないことばっかりよね?でも文句を言ってたって始まらない!変えたかったらまず自分から動かなきゃ」

「自分が楽しむことも大事だけど、みんなが喜んでくれると、もっともっと嬉しいから」

「私は描きたいな!人も自然も生き生きとした未来のこの町を」

「みんなが変えようと思えばきっと変えられる!だから私達は絶対に諦めない!」

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ドリームの体は限界に到達しようとしていた。行動不能になった瞬間を狙って触手が迫る。

タッタッタッタ!

地面をかける音。足の描写。この黒と白は…

危機一髪の状況で、初代キターーーー(*’▽’)

満を持して初代プリキュアのブラックとホワイトが駆けつけた。しかも巨大シャドウを一撃で転倒させた。

「あなた達は…」

「ブラック…ホワイト!」

「みんなお久しぶり」

「っていうかお待たせ」

次回「キボウノチカラ」

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