キボウノチカラ~オトナプリキュア10話感想「サイゴノヤクソク」

オトナプリキュア10話

キボウノチカラ~オトナプリキュア10話「サイゴノヤクソク」の感想です。Timeでプリキュア会議を行い、ベルの居場所が時計塔であることが、満と薫の調査で判明した。咲と舞がプリキュアに変身したことで全員で乗り込もうとしたのだが、のぞみが意識を失い倒れてしまった。タイムフラワーがどんな花なのかナッツとシロップの調査で判明する。物語は大きく動こうとしていた。

サイゴノヤクソク

オトナプリキュア10話

かれんの病院で検査を行ったが異常は見られなかった。ココはのぞみのことを心配していると、ナッツとシロップが合流して、タイムフラワーについて説明する。

「びっくりさせないでよね?」

「この通り元気だし大丈夫」

「大丈夫じゃない!いきなり倒れるなんておかしい…かれん本当に以上はないのか?」

「検査では異常はないけど、酷く疲れてるように見える…顔色も良くないし原因に心あたりない?」

「シャドウ事件でバタバタしてただけだから、ちょっと疲れただけじゃないかな?」

「ただの疲れじゃない!みんなもうプリキュアになるな!これ以上変身すればみんなの命に関わることになるぞ!」

時計みたいな形をしているタイムフラワーは、文字通りに時を刻む不吉な花と呼ばれている。国が亡ぶ時、生物が絶滅する時に予知して咲く花で、萎れた時、国が滅び、生物が息絶えるという。

オトナプリキュア10話オトナプリキュア10話

プリキュアに変身する時に子供の姿に戻ったのは、タイムフラワーのサインであった。若返るなど普通はあり得ない。最初に変身したのがのぞみで、変身回数が多かったため体がダメージを受けてしまったことになる。プリキュアの命をカウントダウンしているのであれば、命を落とす可能性がある。

「のぞみ!もう変身したらダメだ!」

「でもシャドウが現れたらどうするの?戦えるのはプリキュアだけなんだよ?」

「自分の命がかかってるんだぞ!」

「この町には私の大切な人達がたくさんいるの!友達も私の生徒も!」

ココはのぞみが命を落とす危険性があるため、変身しないようにと指示を出すが、この町で暮らすみんなが、危険に巻き込まれているのを放置することはできないと、のぞみとココの意見が対立する。

「あの2人があんな風に言い合うなんて…初めて見たかも…」

「変身したら命を落とすかもしれないなんて…衝撃的すぎます…」

「命のカウントダウンか…」

「のぞみはもう変身禁止だね」

いつも仲良しで、意見が対立するなんてことはなかった2人を見て、プリキュア5のメンバーが驚く。のぞみは変身禁止となり、シャドウが出現したら他のメンバーが対応することになった。Timeで、りん、うらら、こまち今後について話す。

くるみ、ナッツ、シロップも対策を考えていた。この問題が解決するまでパルミエ王国には帰れないと、ナッツはココの部屋に泊まることになった。宿泊先の手配をしようとするくるみに、ナッツはココと同じようにプリキュアに変身しないように伝える。

国王として国民の命を犠牲にするようなことはできない。だが、今後シャドウ対策はどうすればいいのか?浄化するのはプリキュアの力が必要だが、プリキュアに変身すると命のが削られる。

「今度シャドウが現れたらどうすれば?…」

「ナッツどうするんだ?帰るなら送っていくけど?」

「このままでは帰れない…今日はこちらの世界に滞在する」

「ではどこかのホテルを…」

「いやココの部屋でいい…それよりくるみお前もだぞ!」

「何度も変身しているんだろう?ミルキィローズになればダメージを負う…もう変身するな!」

「俺はパルミエ王国の国王として国民を守る義務がある!命の危険があること、お前にさせるわけにはいかない!」

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同じく咲と舞も今後について悩んでいた。するとシャドウに詳しい満と薫が2人の前に姿を見せた。この世界には良い人間もいるが、悪い人間もいる。シャドウの発生となる原因は、人間の悪意に関係しているのではないかと考えていた。

「プリキュアになったら命が亡くなるかもしれないって、でもシャドウが現れたら私達がなんとかしないと」

「シャドウを生み出してる天使を何とか止めないと」

「それで解決するの?」

「満…薫?」

「何してるの?」

「街を歩きながらネタ探し、それとシャドウを探している」

「シャドウは人間の影から生まれている」

「どうしてなのか興味がある」

「どうして人間の影から生まれるのか?人間達にはいい人はいっぱいいるけど、そんな人達ばかりじゃない…誰かに迷惑を掛けて傷つけても平然としている人、自分さえよければいいという勝手な人、暗い悪意に満ちている人、まるで闇でできた影みたい…」

「私達人間に原因があると思ってるの?」

「分からない…でもそれが知りたい」

世界各地の異常気象が発生し、人間の活動による温室効果ガスと自然破壊が原因である。愚かな人間達を止めるため、ベルは今までになるくらいの黒い羽根を散布した。うららはTimeで健太と優子の子供の面倒をみていて、鐘の音を聴いて羽根を目撃した。

川にゴミをポイ捨てする人間、パフェを撮影して全く食べようとしない人間がシャドウになる。ゴミ捨てたり、インスタ映え目的の撮影などクズのすることである。町中に大量発生したシャドウを止めるため、選択肢は一つしかない。

のぞみは暗闇の中にいて恐怖を感じ、助けを求めるように手を伸ばすと、その手を握ったのはココだった。帰りに再び倒れてしまったのぞみをココが看病していた。LINEでシャドウが大量発生している通知が来た。

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ここからが涙流れる感動のシーンである(´;ω;`)のぞみとココの距離感が…のぞみはプリキュアでみんなを守ろうとするという意志は変わらない。それをココは知っていた。本当は、のぞみの命が削られるなら変身させたくない。守ってあげたいが守る力がない。自分の無力さを知る。

「真っ暗…寒い…息が…私死ぬの?嫌…誰か?」

「大丈夫か?のぞみ?帰り道でまた意識を失ったんだ…何か飲む?食欲があるなら何か作ろうか?」

「行くの?プリキュアになったら、今度は倒れるだけじゃ済まないかもしれない」

「怖いよ…でもここは生まれ育った町で、この町の人みんな私にとっては大切だから、たとえ自分の命が削られることになっても、このまま放っておくなんてできないよ」

「みんなのためだけじゃない、これは自分のためでもあるの、私とみんなの未来のために、プリキュアになる…」

「のぞみならそういうと思ったよ…僕もパルミエ王国の国王として国民のために力を尽くしたい、だからのぞみの気持ちはよく分かるよ」

「行ってくる」

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ココはのぞみの手を握り止め想いを伝える。ココの涙がのぞみの手に落ちる。のぞみをぎゅーっと抱きしめる♡見てるこっちが涙流してしまう。ココとのぞみは泣きながらお互い抱き合う。のぞみも嬉しかっただろう。抱きしめてくれて側にいてくれて、心配してくれて。きっと帰ってきたら告白するのだろうけど、この流れは死亡フラグではないのか?

「僕はどんな時も君を応援したい、困っている時は力になりたい、悩んでいる時は相談に乗って答えを見つける手伝いをしたい、のぞみが夢を叶えて幸せになってくれたらそれでいい…例え一緒にいられなくても…だから頑張れって言いたい」

「僕には応援することしか…のぞみ死なないで…僕は無力だ…いつも何もできない…」

「そんなことないよありがとう♡今までいっぱい助けてくれて、私いつもココに励まされてたよ…たくさん力を貰って頑張れた!先生になれたのだってココがいてくれたからだよ」

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「プリキュアになるのは後1回だけ、私ねココにお願いがあるんだ…帰ってきたらお願い聞いてくれる?」

「僕ものぞみに話したいことがある…だから戻ってきて」

「約束♡」

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TVシリーズに無かった回想シーンで、のぞみが高校生で、受験勉強して合格までの流れが描かれている。高校生ののぞみはこんな感じなのですね。

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この状況を放置できないと、くるみはこの世界を守るためナッツに自分の意志を示す。くるみの覚悟を知り、ナッツは許可する。

「ナッツ様シャドウが…」

「くるみダメだ!」

「私は、ずっとパルミエ王国の国民として、ココ様とナッツ様のお役に立ちたくて、立派なお世話役になりたくて、精一杯頑張っていました。こっちの世界には嫌なこともたくさんあります!会社には意味不明な決まりもあるし、腹が立つ上司もいるし…でも私はこの世界が好きなんです!だから行きます!」

「しょうがないよな…好きなら」

「お前はお世話役には向いてないな…誉め言葉だ!お前にはゆるぎない意志がある!お世話役に収まるにはもったいない!くれぐれも気をつけて行ってこい!」

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大空の樹がシャドウに群がられ、咲はプリキュアに変身したいと舞に思いを伝える。舞も同じ気持ちで変身することを決める。フラッピとチョッピとの思い出、いつも元気をくれたこの場所を守るために二人はプリキュアに変身する。合体技でシャドウを浄化する。

「私変身したい!怖いけど…でも、これを見て何もしないんて、私には無理!」

「いいの?舞の体にも負担が…」

「私にとっても大空の樹は大切なものだから、咲と同じだよ」

全員がプリキュアに変身してシャドウを浄化する。ドリームは体調が悪くていつものようには動けない。

雪代さなえが赤い空を見て昔の戦争の頃を思い出していた。すると隣にやってきたのは初代の美墨なぎさと雪代ほのかだった。なぎさは台詞あったが、ほのかはありませんでした。まさかここにきて最後に登場するのは、やっぱりふたりはプリキュアなのか?

「あの時の空と似ている…不安な空の色」

「本当だ不吉な空」

「あらあなた達久しぶりね」

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ブンビーは会社の周辺をシャドウに囲まれ困ってた。逃げようとすうが襲われそうになりドリームに助けてもらいました。自分のことを心配して名前を呼んでもらったのが嬉しくてニヤニヤしているが、何?ドリームのこと好きになっちゃったの?もしかしてピンチに駆けつけたりするのだろうか?

「黒いのがうじゃうじゃいる…どうすりゃいいんだ?こりゃどうしようもできないな…逃げよう決定!」

「ブンビーさん大丈夫?良かった♪」

「ブンビーさん♡私はドリーム推しだな」

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ドリームはルージュとレモネードと合流する。のぞみが変身するのは知っていた。ミント、アクア、ローズが合流し、ブルームとイーグレットも駆けつけた。

「変身するなって言ったのに、ダメだと言ってもあんたはなるって思ってたけどね」

「体調は大丈夫ですか?」

「ごめん…ここにもそう言われちゃった…ちょっとしんどいけど、これで最後だから力を貸して」

「気合入れていくよ!」

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時計塔の前に集合しベルと話をする。ベラはこの世界でシャドウを生み出していた理由が明らかになる。ベラは未来からやってきて、それから進む未来が崩壊してしまうのを止めるため、守るために人間を止めようとしていた。

クライアス社のジョージクライが未来からやってきて、野々はなを守るためにやっているのと同じなのではないだろうか?

「あなたの目的は何?どうしてこんなことを?」

「愚かな人間達を排除しているの?未来のために」

「影を奪われた人たちの未来はどうなるの?」

「家族や友達はみんな悲しんでいる」

「見て見ぬふりなんてできない」

「苦しんでいる人や悲しんでいる人たちを放ってはおけない」

「みんなの未来返してもらうよ」

「私もあなたたちと同じこの町を守りたいそれだけ…目を凝らして良く観なさい…ここがどこだか分かるはず」

「これは未来の町の姿」

「あなた未来からでも来たというわけ?」

次回「ミライノオワリ」

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