伝説の勇者ダ・ガーン12話感想「街角のスパイ」の感想です。ブッチョはダ・ガーンの隊長の正体を特定しようと緑ヶ浜の地域一帯の盗聴を行い、小動物により監視を徹底していた。解析結果は身長155㎝体重47㎏性別、年齢、国籍、人種不明だった。データ不足により何も分からなくて電話の内容を聴いてみた。
街角のスパイ
「僕はあなたのことを前から…なんだこれは次。ねえ奥さん加藤さんの奥さん歳を8つもごまかしていたんですって、おまけにぶくぶく太って…ぶくぶく太って悪かったな!なんだあいつらは」
電話からは何も情報を得ることができず、ネコウサギを作り出しエリザベスちゃんと名前を付ける。学校の周辺をカラスが監視しうるさいと騒ぎになっていたのだが、桜小路は悪いことが起こらなければいいと不安を感じていた。そこに山本が登校してきて騒ぐ。桜小路は気分が悪くなり、さらに星史の一言で傷ついたのか早退してしまう。そんな様子を見てひかるは星史を怒る。星史はちょっとデリカシー相手の気持ちを考えてあげることができない。
「真っ黒でかわいい高杉君もかわいいって思うでしょ?」
「かわいいかわいい真っ黒で不気味でかわいいカラスちゃん」
「なんだか気持ち悪くなってきたわ」
「変なのカラス見たくらいで気持ち悪くなるなんて」
「桜小路って変わりもんでどこかおかしいんだよな」
「香坂さん先生に伝えて気分が悪いので早退しましたって」
桜小路はネコウサギを発見し追いかける。話しかけるが会話能力を持たず逃走してしまう。ブッチョは自分が送り込んだスパイ獣を見破ったことを知り、桜小路をダ・ガーンの隊長だと思い監視を続けるのだった。
「何をしようとしているの?この街で…いったいどんな悪さをしようとしているの?何者なのお前は?」
「一目でワシのスパイ獣を見抜くとはただ者ではないな。そうかこやつがあのチョロチョロか?」
「データ不足のためこの人物がチョロチョロだと断定できません」
桜小路蛍の予言
星史は学校が終わると桜小路の家にやってくる。広い屋敷で玄関にある太鼓を鳴らして扉が開き、婆やが出迎えてくれた。伏間が自動で開き蛍の場所へと案内された。星史は蛍にさっきのことを謝るのだった。この街で何かが起こるかもしれないと予言された。
「俺、緑ヶ浜小学校の高杉星史っていいます」
「おーこれは蛍お嬢様のご学友の方でおじゃりまするか?」
「なんか悪いようなことしちゃった気がしてさ謝りに来たんだ」
「優しいのね…私気にしていないわ」
星史は気分転換に桜小路をサーカスに誘うのだが断られてしまい、代わりにひかるを誘ってサーカスにやってきた。山本も桜小路に謝ろうと電話をかけてきた。居留守を使おうとしたのだが婆やがいることを伝えてしまい、海に呼び出された。
「あなたが気分を害したことを謝りたかったの」
「そんなこと…私気にしていないわ、だからあなたも気にしないで」
複数のエリザベスちゃんが桜小路と山本に襲い掛かる。パトロール中の根元が発見し警棒を振り回し追い払う。変身の言葉にブッチョは驚いているが、ダ・ガーンは星史に報告し変形して救出する。根元は警棒を自分の頭にぶつけて気絶してしまう。
「獣の分際で人間様に歯向かった恐ろしさをたっぷりと思い知らせてやる変身!」
「なんだと?まさかこの男があのチョロチョロに変身するというのか?」
ダ・ガーンが現れたことにエリザベスは合体し巨大化する。ダ・ガーンボンバーとナパームで攻撃するが効果がなく踏みつけられ尻尾で首を絞めつけられる。星史はダイレクターを奪われてしまい合体命令を送ることができない。目を覚ました根元は拳銃でエリザベスを撃ち倒す。どうやら中身は機械のようだ。合体命令を出すことができて、根元は意外と肝心なところで役に立つキャラクターである。
キングギドラのような姿をしたエリザベスにアースバルカンを連射し打撃技のコンボ、首を切り落としダ・ガーンブレードの一文字で撃破する。戦闘終了後、星史はつくしで夕食を食べにやってきたのだが、そこにはサーカスの団長とピンキーが利用してた。自然食の大ファンらしく、星史はピンキー目当てに隣に座ろうとするのだが、ひかるに怒られる。
次回「森の中の蛍」
コメントを残す