伝説の勇者ダ・ガーン35話「星の歌を聞け」の感想です。ビオレッツェはガンダール遺跡を狙っていることを知りヤンチャーは星史に情報を知らせるのだが、これが罠でありスパイを特定するためのものだった。バリアマシンが起動して脱出できない状態の中、星史はマシンを破壊するように命令するが、ヤンチャーは遺跡を守ろうと指示を出しセブンチェンジャーが動く。GXバスターでマシンが破壊され爆風により遺跡も粉々になりヤンチャーは怒り、「お前なんかに隊長の資格はない」と吐き捨てて退却するのだった。
敗北
「隊長このままでは全滅です」
「大将指示をくれ」
「とにかく一ヶ所に固まれ」
「キャプテンこれ以上攻撃を受けては機体がバラバラになります」
「星史」
「もういい逃げろ逃げろ!」
敵の総攻撃の前に追い込まれてしまい一か所に集結すると触手で電流を流され、分離してバラバラになると、全方位ミサイルで撃ち落とされる。混乱し何をしていいか分からなくなった星史は逃げるように指示を出す。追いかけようとするピンキーたちだが、ビオレッツェはスパイであるセブンチェンジャーを倒そうと考える。
逃走に成功した勇者たちはボロボロで星史は、戦闘中に遺跡を守るとか混乱させるようなことを言ったヤンチャーが悪いと、みんなに八つ当たりをする。そこでみんなは黙り込んでしまうのだが、ダ・ガーンが的確な指示を出す。
「戦いに勝ち負けはつきものですよキャプテン」
「みんなボロボロになっちまったじゃねーか!これもみんなヤンチャーが悪い。遺跡は大事さ…でも目の前に敵がいるのに、いちいち構ってらんないだろ?そうだろ?それともお前らもヤンチャーのほうが正しいっていうのか?なんとか言えよ?」
「我々は何も言えない。星史に従って騒動するだけなのだ。隊長が混乱していては我々は戦えない。何が問題なのか?もう一度よく考えてみてはどうだろうか?」
星史は自宅に帰っても悩んでいた。そこにひかるがクッキーを持ってきて八つ当たりするのだが、ダ・ガーンの隊長についてどう思うか相談するのだった。オーボスとの戦いでガンダール遺跡破壊されてしまったことが報道された。遺跡を破壊したことを否定されてしまい、星史は歴史が何故大切なのか分からなかった。
「歴史がなんでそんなに大切なんだよ?自分でも分かんないんじゃないか?」
「自分で勉強しようって気にならないの?図書館に行って調べればいいでしょ?」
なんだかんだ言ってひかるはいつも星史のことを心配してくれている。ご近所で幼馴染だと恋愛感情はないのだろうか?図書館で桜小路に会い悲しい表情で一言。笑顔になり本を渡される。結局は人に聞かないで自分で調べろってこと。桜小路も大人しいが言い方がちょっと厳しい時がある。
「こんなに大切なものを壊しても、何も感じない人がいるのね」
「なんでこんなもんが大切なんだよ?」
「これを作った人の精神が私達につながっているの」
裏切者
学者ロボはレッドロンアイから日本海溝でプラネットエナジー解放点を発見した。以前のように会話することができなくなってしまったため、通訳はレッドロンが行いビオレッツェに報告した。セブンチェンジャーを呼び出すと3体で攻撃され動きを封じる。遂にスパイだということが知られてしまったのだ。
「ようこそ待っていたのよ」
「わざわざ呼び出すとは何の用だ?」
「大事なお話があるの中に入ってちょうだい」
「私はオーボス様直属の部下だぞ!こんなことをしてただで済むと思っているのか?」
「そんなお偉い方が、何故ダ・ガーンたちにこちらの作戦を教えたりするの?あんたの正体と目的、中に乗っているか誰か教えてもらいましょうか?」
解放点活性化装置に括りつけられてしまった。セブンチェンジャーはダ・ガーンに連絡し星史は全員で日本海溝へ向かう。歴史のことがまだ分からなかった星史は桜小路を連れて行く。海には深海魚やマリンスノー、地球に酸素が生まれる前に住んでいた生物の生き残りがたくさん住んでいた。
「海には命が溢れている。海は遠い昔から命を抱きしめていた地球の声が聞こえる」
「分かったこれが歴史なんだ。俺たちが歴史なんだ」
星史の悩みは解決し桜小路は笑顔になる。セイバーブレスターとランドクラッシュでブッチョを撃破し、GXバスターでピンキーを倒しセブンチェンジャーを救助するのだが、活性化装置が起動していて地震が発生する。
次回「秘められた伝説」
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