勇者指令ダグオン15話「暴走ダグアーマー」の感想です。海山高校の学食では、森の秘密が放送されていた。放送部が柔道部の主将である森を盗撮していたのだ。海と翼は、ダグオンのことがバレてしまったのではないかと心配する。
暴走ダグアーマー
森は手当たり次第に女をナンパして、フラれまくっていたことを食堂のTVで放送され馬鹿にされてしまった。全員の笑いものにされてしまい恥をかいてしまう。炎には大声で爆笑された。
「なんだよ海またA定食かよ?毎日同じで飽きないね」
「余計なお世話だ」
「あれ!俺も有名になったもんだ」
海はダグオンの秘密ではないことに安心していたが、森は怒って放送部に乗り込んだ。そこでも女子部員をナンパしようとするのだが、部長の芹沢英里加が森を殴る。あまりの美しさに森は一目惚れしてしまった。
「ごめんなさい…」
「分かった許す…そのかわりデートしよう♡ね?いいじゃん?」
「あなた人の部屋に入ってきて、下級生の女の子を脅かすなんて最低ね…早く出てって」
森は真理亜にお願いして二人の運命を占ってもらった。結果はベストカップルであるのだが、真理亜のいい加減な占いなど当たるわけもない。炎は森の様子を面白そうに観察していた。
英里加はダグオンを調査していて、目撃した学にインタビューしていた。すると森はダグオンを取材する条件として、彼女になってほしいと告白するのだが、英里加は断る。森は英里加の荷物を落としてしまい怒られる。
「ダグオンと知り合いなんだ…その前に大事な話がある…俺の彼女になってくれ♡」
「今度は私をナンパ?ダグオンの知り合いだなんて…このすっとこどっこい!なんてことすんのよ?」
「今後、私の半径10m以内に近づかないで!」
森は落ち込んでしまい、妄想が始まった。それは英里加と一緒に過ごす時間だった。宇宙魔女サキュバスが、森を標的に決め、英里加に化けて接近する。森は操られてしまった。
「澤邑君…さっきはごめんね…あなたは私の物…ダグアーマー」
夜の市街地にダグアーマーが出動し破壊活動を開始した。駆けつけた炎たちはダグアーマーの行動を止めようとする。一部始終を見ていた炎は融合合体するが攻撃されてしまう。バルカンは威力が低いが、キャノン砲で大ダメージを受ける。回避すれば町が壊れてしまうため、防ぐしかなかった。
ミサイルをファイヤーブラスターで相殺するが吹き飛ばされてしまう。
海は森がそんな理由で暴走するはずはない。操られている可能性が高いと考え、翼と付近を捜索する。これでサルガッソの宇宙人たちには、ダグオンは山海高校の生徒であることが知られてしまった可能性があり、学校を襲撃されることがあるかもしれない。
「どういうつもりだ?ダグアーマー」
「フラれたんだよ…その腹いせに…俺達に八つ当たりしてもしょうがねーだろ?」
「奴はフラれ慣れている…もしや操られているのでは?」
「サルガッソの宇宙人?」
海は英里加を発見して話しかけると、それは変身したサキュバスで攻撃を受けた。翼の攻撃で救われた。竜に連絡して英里加を連れてきた。
ダウファイヤーが倒れてしまい、モニタに英里加を映させて説得を試みるが破壊されてしまった。合体して対応しようとするが3人共倒されてしまった。
「君に頼みがあるダグアーマーを説得してほしい」
「なんで私が?」
「ダグアーマーは美少女に弱いんだ…」
「あなた正義の勇者でしょ?お願いいうこと聞いて」
サキュバスはダグアーマーに命令し英里加を捕まえる。
「放してよ…やめて…放せってば…このすっとこどっこい!」
強気の英里加はダグアーマーの顔をビンタすると、ダグアーマーは意識を取り戻した。英里加を解放しサキュバスに攻撃を仕掛ける。バルカンを連射するとサキュバスは本性を出した。
「よくもコケにしてくれたな」
「どうだい?綺麗だろ?」
「きしょくわりぃ」
「お前は私の操り人形なんだよ」
「頑張れダグアーマー♡」
ダグアーマーはサキュバスを背負い投げして叩きつけるが、触手で動きを封じられる。英里加の応援で本気を出し、触手を振り払い火炎放射を回避する。グラビトンキックで体に穴を開け、ファイナルバスターを連射して撃破する。融合合体のみで敵を倒したのは滅多にない話である。
翌朝に、通学中に森は英里加に感謝の言葉を伝えると、彼に懲らしめてもらおうかと彼氏がいることを告げる。彼がいることを知らなかった森は驚くのだが、どうやら彼というのはダグアーマーのようだ。森は嬉しくて、自分がダグアーマーであることを告白しようとしたが、半径10m以内に近づくなと殴られてしまった。
「英里加ちゃん昨日はサンキューな助かった」
「あんまりしつこいと彼に懲らしめてもらうわよ…私の彼強んだからダグアーマー」
「ダグアーマー…それって…実は俺が…」
「近づかないでって!このすっとこどっこい!」
今回ゲストで登場した英里加を演じたのは、水谷優子さんです。機動戦士Zガンダムのサラ・ザビアロフ起動新世紀ガンダムXのカリス・ノーティラスなどを演じていました。同じ勇者シリーズの勇者エクスカイザーでは、ゲストで登場した森田クミコを演じていました。誰もが知っている有名な作品、ちびまる子ちゃんのお姉ちゃん役と言えば分かりやすいと思います。
次回「閃光のダグベース」
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