デリシャスパーティプリキュア38話感想「おばあちゃんに会える?おむすびと未来へのバトン」の感想です。マリちゃんは師匠のジンジャーが、おいしーなタウンで何かをしていたのか調べていたのだが結局分からず、コメコメの能力を使い、20年前のおいしーなタウンへ行って直接話をすることを決めた。過去に行くということは、ゆいは亡くなったおばあちゃんに会えるということ。
20年前のおいしーなタウン
コメコメの時間移動の能力は一生に一度だけの力で、エネルギーを消耗して寝てしまった。目が覚めると現在の時間に戻ることになる。あまねはレシピボンが盗まれる過去に行ったほうがよかったのでは?と考える。メンメンの解説によると、この力で歴史を変えるのは禁じられている。もし変えてしまったら力を封じられ、元の時代に戻ることができなくなってしまう。できるのは過去の人と出会い話すことだけである。元の時間に戻る時に、過去の人と出会った記憶は消されてしまう。ゆい達の記憶は残るが過去の人が、ゆい達のことは忘れてしまうということになる。
「あなた達もしかしてジンジャーさんのお友達?」
「良かったらあなた達もお別れ会に参加して行って」
20年前の大福あん(拓海の母)に声をかけられた。ジンジャーのお別れ会が行われることになり、ゆい達も参加することになった。ゆいの家に上がると、あまねの両親、又三郎、はごろも堂の咲枝、ゆいのおばあちゃんと父の姿があった。母は板前修業に出掛けていて不在だったが、母役の声優さんが出演できなくなっているので、この設定になっている。
ゆいは亡くなったおばあちゃんに会うことができた。動揺するゆいの手をあまねとらんが握り、ここねがリップを塗ってあげた。ゆいは落ち着いて笑顔になった。トロプリと同様に気合を入れる。
「大事な人に会うなら明るい色が良いと思う」
「ありがとう」
最近のジンジャーは悩んで元気がなかったようだが元に戻った。みんなはおばあちゃんに助けてもらっていて感謝していた。大事にしていた招き猫が広がり街のシンボルになった。そこのジンジャーが帰ってきたのだが本当に猫の仮面を被っている。
「この振り方は間違いないマリちゃんにゃ!」
マリちゃんは猫じゃらしを使って遊び、本人だと証明する。未来から過去にやってきたことを説明する。すると過去のパムパムとメンメンとコメコメが姿を現した。レシピボン盗難事件について語られた。
「俺はシナモンが狙ったものだと考えているにゃ。悪に走る男じゃない、だが、犯人だという疑いの余地もなく、反論することもできないらしい。その黒幕が気になってにゃ。ひげがピクピクする時の勘は外れたことがない!黒幕はシナモンを貶めて何かを手に入れ、いつかこの世界を巻き込む事件を起こす…」
「だからあんなに優しい人たちの笑顔を奪われるかもしれないのに帰っていいのだろうかって、ずっと悩んでいた」
「悩みとぬかどこは眺めたままじゃダメになる」
何者かがシナモンを犯人に仕立て上げ、この世界を巻き込もうとしていた。このまま帰ってもいいのかと悩んでいたジンジャーに、おばあちゃんは声をかけたのだ。ジンジャーは何かをしようと決意するのだった。
おばあちゃんに会える?おむすびと未来へのバトン
ゆいはおばあちゃんに呼ばれて一緒におむすびを作った。
「ゆいちゃんもしかして私に何か話したいことがあるのかな?ずっと何か言いたそうだったから」
「話したいって思うんですけど、側に行くと言葉にならなくてすみません」
「いいのよ…なんだか他人って感じがしなくて」
「よねさんは素敵な言葉をたくさん持っていますよね?あたし特にごはんは笑顔が大好きです!」
「なんで知ってるの?ありがとうこの言葉はバトンなの。言葉は忘れられることもあるし、役に立たないこともある。少しだけでも何かも力になれば、私がいなくなっても大切な子たちを支えられるかもしれないでしょう」
ゆいの母が子供を産んで、同じように幸せを感じ、苦労するんだろうなと思い。次の世代が壁にぶつかったら乗り越えられるようにお手伝いができたら、そうしてバトンを渡していけば素敵な明日になる。
その頃、現実の世界ではセクレトルーがレシピッピを奪い、ブラぺが追いかけていた。
ジンジャーは街に、ほかほかハートの蓄積装置を作ろうとしていた。妖精達も一緒に力を貸す。
「きっと未来を守ってくれるコメ」
「いつか大いなる危機が音連れた時に、この世界を守れるように」
「いくら支障がスペシャルデリシャストーンを生み出した天才でも、この世界にクッキングダムの技術は再現できません」
「一番難しいことが、大抵正しいのにゃ…調べたところ俺達の力を限界まで注げば…」
「何故そこまでして…」
「大好きなみんなの笑顔を守りたいのにゃ」
「僕達はこの記憶を封印するメン」
「この装置は最後の切り札。誰にも知られちゃいけないパム」
「よねの孫…会えて嬉しかったコメ」
「ローズマリー…シナモンに会え…あいつなら石を直せるにゃ…ごはんは笑顔未来を頼んだにゃ!」
コメコメ2世が目覚め、ゆい達は現実の世界へ戻ることになる。コメコメ1世は力を使って消滅してしまった。装置は完成することができたのだろう。最後の切り札となる装置を発見されないように、他の誰にも知られないように記憶を封印したから、パムパムもメンメンも思い出せなかったということ。
現在のおいしーなタウン
「っていうか自炊マジ消えて」
「待てブンドル団」
「あなただけ?なるほどプリキュアは街を離れているみたいですね。レシピッピからのSOSを受信し危機を察知するようですね。SOSは範囲が限られているのです」
「何故そんなことを知って…」
「相手の調査は基本です」
「俺が何とかしないと」
拓海と母が買い物をしているといきなりセクレトルーがおむすびのレシピッピを奪う。セクレトルーはプリキュアの調査を行っていてレシピッピを奪ってもプリキュアが駆けつけないことから、現在の状況が有利だと確信した。
七輪のウバウゾーに立ち向かうブラぺだが、単独では力が及ばず苦戦してしまう。そこにゆい達が駆け変身する。マリちゃんがデリシャスフィールドを展開。気を失ってボロボロになったブラペは、スペシャルデリシャストーンの力で治癒された。マリちゃんはブラぺがシナモンと関係があると確信した。
「そのデリシャストーンはシナモンが持っていた物だわ。やっぱりあなたシナモンと…」
「ジンジャーさん想いは受け取ったよ」
「気合が入っていますね?」
「当然!未来を託された」
「みんなの笑顔を守りたいその想いに答えないと!2000キロカロリーパンチ!」
「仕事に根性論は不要です」
連携攻撃でウバウゾーにダメージを与える。ウバウゾーの発射した攻撃をヤムヤムとスパイシーは回避、その攻撃は戻ってきてフィナーレの背後に直撃しそうになる。プレシャスがカバーして必殺技を叩き込む。合体技で浄化し戦闘終了。
「どこにいてもあなたを想ってる。今もこうして空の上からね」
っていうか今作からナレーション入ってたけど、よねさんだったんだ。
次回「お料理なんてしなくていい!おいしい笑顔の作り方」
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