恐怖体験!本当にあった怖い話「誰もいない部屋から電話がきた」

電話

これは会社で仕事をしていた時の怖い話です。

私はサービス業で正社員として働いていました。3交代制で夜勤は拘束時間が長くて損するような感じで、昼勤務で残業したほうが体調も良く稼げます。数年が経過した頃、次々と従業員が体調不良となり辞めたため、私の夜の時間が増えてしまい、早番、遅番、夜勤で休日も少なく、正直もうこの仕事辞めたいと思っていました。

自分が選んだ仕事だけど他にやりたいこともなく、これならいいかなと思って選びました。入社した当時は昼勤務固定で楽しく過ごしていたのに、いつの間にか、なんでこんなことになったのかと毎日不満に思っていた。自分のために仕事してるけど、サービス業は理不尽なこと多いし、お客様のために何かしようとか、喜ばせよう、満足してもらえればいいな…と思う親切丁寧優しさなどの気持ちなど既に無くなっていた。

先輩から聞いた話によると、この職場では誰もいない時に冷蔵庫の棚から、商品がポーンと飛んだり、ピンポーンと呼び出しのブザーが鳴り、呼ばれた番号を見ると入り口と表示されますが、そこには誰もいないのです。2階の休憩室で休んでいると、誰もいないのに階段をダンダンと上り下りする音が聞こえたりするようです。

この場所は昔、処刑場だったらしく何故そんな場所に建設して客商売しているのでしょうか?上司にも心霊現象のことは報告していますが、特に対応はしていません。1階の休憩にはお札が貼ってあったのですが、一番偉い人が剥がしてゴミ箱に捨てました。さらに霊感のある人が外にある建物を見ると、幽霊が何人も揃ってこっちを見ていると言っていました。本当か嘘かは分かりませんが、その人もいつの間にか辞めてしまいました。

恐怖体験

お盆の時期に、仕事をしていた私達は恐怖体験をします。夜勤で3人いたので順番に休憩に入るのですが、1人目がいつもより早く戻ってきました。顔が青ざめていて動揺していたため声をかけました。

「あれ?5分も早く戻ってきてどうしたんですか?」

「気味が悪いわ…休憩室に電話かかってきたんだよ」

「誰も電話してませんよ」

「事務所から電話かかってきたんだよ!」

「え!?( ゚Д゚)事務所って誰もいないし鍵かかってるしセコムしてるじゃないですか」

「電話の内線が事務所ってランプ光ってるから変だと思って受話器取ったのに鳴りやまないんだ。受話器置いても鳴りやまないから怖くなって戻って来たわ(*´Д`)今も電話鳴ってる」

 

事務所が開いてるのは8:00~20:00くらいまで、遅番の人が鍵を閉めてセコムをセットするので、部屋の中には誰もいるはずがないのだが、内線で電話がかかってくるとはどういうことなのだろうか?次は私が休憩なので2階の休憩室で休むのだが、そんな場所に行くの嫌だな…

恐る恐る階段を上り休憩室に向かうのだが、プルルルルと電話の音が聞こえてきた。夏の暑い夜なのに恐怖で寒気がした。その時、亡くなった祖父が家に電話かけてきたことがあったなと思い出した。おじいちゃんとの思い出を思い出しているうちに、恐怖感は無くなり穏やかな気持ちになった。

休憩室の扉を開けるとランプが光り電話が鳴っていた。電気をONにして部屋を明るくしてみると、着信は確かに事務所からだった。受話器を取っても鳴りやまないと言っていたが、この電話の相手はきっと亡くなったおじいちゃんが私にかけてきてくれたのかもしれないと思い受話器を取った。

すると電話は鳴りやんだ。ほら思った通りだ…鳴りやまないのは私に何かを伝えたいからだよね?私が電話を取ったから鳴りやんだんだよね?私は受話器に向かって、今思っている素直な気持ちを伝えた。

「…おじいちゃん?私、もう仕事辞めてもいいよね?…」

「ゴモゴモゴモゴモ…」

「数年正社員やったけど…夜勤ばかりやらされるし…」

「ゴモゴモゴモゴモ…」

「今まで頑張ったから…もう頑張らなくてもいいよね?…」

「ゴモゴモゴモゴモ…」

「おじいちゃん…心配して電話よこしてくれてありがとうね…」

「ザーザー…(砂嵐)」

 

受話器から聞こえたのはゴモゴモした声で、何を言っているのか?ハッキリ聞こえませんでしたが、最後は何も映らないブラウン管のTVの砂嵐のザーザー音が聞こえて電話を切りました。休憩時間はおじいちゃんのことや、この会社での出来事を思い出し辞めようと決断しました。

夏が終わり秋の行楽シーズンが始まると、紅葉を見ようとする高齢者の観光客がたくさんやってきました。これが最後の季節になる人もいるんだろうなと思い。冬になり落ち着いてきたので、私は会社を退社しました。

今は体調も良く昼勤務の会社で仕事をしています。もしあの時に電話が鳴らなかったら、今頃は身体を崩していたかもしれません。ある意味救ってくれたのだと思いました。皆さんもご先祖様を大切にしましょう(#^.^#)

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