ハートキャッチプリキュア40話感想「さよならサソリーナ砂漠にも咲くこころの花です!」

ハートキャッチプリキュア

ハートキャッチプリキュア40話「さよならサソリーナ砂漠にも咲くこころの花です!」の感想です。戦闘から始まり、サソリーナがダークブレスレットの力でデザトリアンを強化するが、プリキュアの連携攻撃によりダメージを受け、ムーンライトの必殺技で浄化されてしまいます。

「危なかったわ…でも何?この温かい感じ?ね~あたし達このままでいいのかしら」

「なんじゃと?」

「おそらくプリキュアの聖なる光を浴びすぎて、邪悪さが薄れてしまったんだよ」

サソリーナはプリキュアの浄化の力により、本来の悪の心が弱くなってしまっていた。クモジャキーとコブラージャはサバーク博士に相談していると、サソリーナが本気を出すと無茶を言い出す。クモジャキーは優しく止めるのだが、最後の出撃許可を命じられる。

「サソリーナを幹部の座から降ろして惑星城に返すぜよ」

「博士もお気づきだと思いますが、もう彼女には戦う気力がありません」

「ちょっとまちなさいあんた達!何勝手なこと言ってるのよ」

「サバーク博士もう一度出撃命令を、本気を出せばプリキュアなんか」

「今のお前では無理ぜよ」

「あたしを見くびるんじゃないわよ!是非あたしにお任せ下さい」

「出撃を許そう…だがこれが最後だと思え」

「望むところよ!本気になったあたしの強さを見せてあげるわ」

「持って行きたまえ3倍のダークパワーがあればプリキュアどもを倒せるかもしれない」

「ただし身体に負担がかかる…勝負は短時間でつけるぜよ!」

「礼は言わないわ…」

コブラ―ジャとクモジャキーは最後の戦いになると、ダークブレスレットを渡すのだった。プリキュアシリーズの中で一番仲間想いの幹部達。サソリーナは力を貸してくれた二人に感謝したであろう。

さよならサソリーナ砂漠にも咲くこころの花です

コブラージャサソリーナ

いつきが生徒会長を辞めることになりました。任期が終了するため、今後はプリキュアに専念すると決めていた。つぼみとえりかはガッカリしていた。生徒会長になってから学校が過ごしやすくなったことを感謝していた。次の生徒会長は副会長の佐藤君が出馬することになる。

「生徒会長を辞める!」

「今月いっぱいで任期も切れるし、砂漠の使徒との戦いもこれから益々激しくなっていくと思うんだ。プリキュアに専念したいから生徒会長選挙には出ないつもりだよ」

「いつきが生徒会長になってからうちの学校ってすごくよくなったじゃん!みんないつきのおかげだよ」

「会長選には今の副会長の佐藤君に出馬してもらおうと思ってる」

「遂に僕の時代がキター!僕は全ての女子生徒の憧れの的になり、僕の時代になりモテ期がやってくるのだー!」

「佐藤君!そんな浮ついた気持ちで会長選に立候補するつもりかい?」

「申し訳ありません…」

「生徒会長は学園みんなのことを想い働かないとね」

「すみませんでした…」

佐藤は生徒会長になったら、女子生徒からモテると勝手な妄想をしていた。浮かれているところをいつきに見つかってしまい注意される。みんなのためじゃなくて、自分が人気者になれると勘違いしている人間には、生徒会長の仕事は務まらないのではないか。

佐藤は恥ずかしいところを見られてしまったと悩んでいると、サソリーナにこころ花を奪われます。学校がデザトリアンに変化し、いつきは校舎に取り残された生徒を避難させる。つぼみ達はプリキュアに変身して体当たりで、デザトリアンの侵攻を止める。

「プリキュア体パーンチ!」

「現れたわねプリキュア」

「またあんたなの」

「今日こそ決着をつけてあげるわ!3倍の力を持つこのダークブレスレットを使ってね」

「侮ってはダメよ今日はいつもと違うわ」

「闇に沈みダークなこころに支配されるのよ!今こそ砂漠の使徒の底力見るがいい」

サソリーナはダークブレスレットを使い一気に勝負を仕掛けます。ダブル体パンチに続き連続のフォルテウエイブを発動させるが、巨大なデザトリアンのため小技も必殺技も無効化されて弾かれてしまった。

「やられたくなかったら変身アイテムをよこすのよ」

「私達は諦めません!サソリーナ佐藤君のこころを返してもらいます」

「何がこころの花よプリキュアよ!くだらない」

サソリーナはビームを発射しサンフラワーイージスをパンチで破り吹き飛ばす。プリキュアを追い詰めますが、ブレスレットの副作用でコントロールが効かなくなりサソリーナが苦しみだします。

「ハートキャッチミラージュよ…苦しみを終わらせるのよ」

「まずい」

「アイツはもう戦えんぜよ…ならばこのまま…」

「…君も甘いね…」

サソリーナクモジャキー

スーパーシルエットに変身して合体技を発動させます。サソリーナが浄化されそうになり、コブラ―ジャが助けようとするが、クモジャキーが止めに入ります。この二人は本当に優しすぎる。この出撃を止めなかったのも、ダークブレスレットを渡したのも、浄化された方が彼女のためだと考えたのではないだろうか?

「サソリーナ…お前にしてはよくやったぜよ…」

「クモジャキー…コブラ―ジャ…ありがとう…」

「カタクリの花!…花言葉は嫉妬、寂しさ耐える」

「このことは忘れんぜよ」

「遊びは終わりだ…次は必ず君達を倒す」

クモジャキーの腕に抱かれて、サソリーナは二人に感謝の言葉を伝えブレスレットを返す。プリキュアシリーズで、敵が倒されてこんなに感動したシーンはない。サソリーナは涙を流しながら浄化され、こころの花が本来も場所へ戻りました。ブロッサムはカタクリの花であることを知り、サソリーナにも何か辛いことがあったのだろうと察する。お別れサソリーナは元に戻り病院のベットで目を覚ましました。

「長い間悪い夢を見ていた気がする…」

校舎は元に戻ったのだが、教室はめちゃくちゃになってしまいました。みんなが面倒な顔をしていると、佐藤は机を並べ直したり、花壇の手入れをしたり頑張ります。佐藤君の心の花はいつもの説明がありませんでした。

「サソリーナ涙を流してた」

「やっぱり砂漠の使徒にもこころがあるんです」

「どんな時も私達は負けません」

つぼみとえりかは、サソリーナが涙を流していたことを思い出す。砂漠の使徒にもこころがあり、仲間を倒されてしまったクモジャキーとコブラージャは次から本気で来ると考える。今回のプリキュアはめっちゃ感動しましたね。

次回「妖精が変身!プリキュア劇団はじめました!」

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