フランスのパリにやってきたつぼみ達はファッションショーに出るための準備を行っていた。パリでは狼男の噂があり、つぼみが迷子になりオリヴィエと出会います。砂漠の使徒サラマンダー男爵が現れ、オリヴィエはこころの花を奪われてしまいます。こころの花はキンモクセイで狼が取りついていた。合体技で浄化することができた。
つぼみ達が宿泊しているアパートでお世話になり、各キャラクターのシーンがるのだが、月が出るとオリヴィエの様子に異変が現れました。狼男の姿になり自分の力をコントロールできずに苦しんでいた。つぼみは優しくオリヴィエを抱きしめる。
ここから「映画ハートキャッチプリキュア花の都でファッションショーですか?」後半の感想です。
ゆりオリヴィエ
早朝、ゆりとオリヴィエは散歩に出かけます。オリヴィエは動物が好きみたいですね。男爵の力の結晶を見せます。バラバラになっていたの欠片を集めたみたいで、ゆりはオリヴィエと男爵の関係について質問する。
「動物好きなの?」
「飼ったことないんだ。ずっと旅してたし、男爵の力の結晶だよ」
「綺麗ね」
「バラバラになっていたから探すの大変だったよ。男爵も酷い嫌がらせだって呆れてた」
「一つ聞いてもいいかしら?」
「答えなくてもいいならいいよ」
「あなたとサラマンダー男爵って…」
「違うよ…連れ回されていい迷惑だよ」
「私、父とはもう3年以上会ってないの。フランスで行方不明になったって聞いてるけど、本当のところは分からないわ。父に会ったら聞きたいことたくさんある。あなたはそういう後悔しては駄目よ」
オリヴィエとサラマンダー男爵は出会ってからずっと二人で旅を続けてきた。犬夜叉の四魂のかけらを集める時と同じような苦労と努力があったみたいです。オリヴィエは結晶を額に埋め込まれて、満月の日限定で狼男に変身できるようになりました。狼の群れを独りで全滅できるほどの力を得た。
話をしていると男爵が現れ、ゆりはムーンライトに変身して戦闘開始する。互いに相手の腕を試そうと本気では戦っていないが男爵の方が優勢。オリヴィエを逃がそうとするが、男爵は空間を歪め3人が別の場所へ転移する。
「よ!元気そうで何よりだ」
「逃げなさいオリヴィエ」
「ほう勇敢なお嬢さんだ。プリキュアでもないのに私に立ち向かうのは、勇気と無謀をはき違えているな」
「それはどうかしら?」
「全くお前達は本当に邪魔ばかりしてくるな」
「お生憎ね」
「そこをどけ話があるのは君じゃない」
「すぐ熱くなるのは若い証拠だ」
「あなたよりはね」
「お前は人の話を聞かなすぎるぞ…おや?どうしてプリキュアがいるんだ?これは失礼」
「あなた砂漠の使徒なの?人間を狼男に変えたり、こころの花にも興味がなさそう」
「せっかくだ昔話でも聞いて行きたまえ」
オリヴィエだけ移動させるつもりが、サラマンダーはムーンライトの手を握っていたため一緒に移動してしまった。ムーンライトはサラマンダーに問いかけると過去の出来事を話し始める。
アパートではつぼみがオリヴィエと一緒に撮った写真を見て楽しんでいた。そこ表情を曇らせたゆりが帰宅し、先ほどの出来事を全て話す。
「どういうことですか?」
「あの子はサラマンダーが連れて行った」
「どうして?ゆりさんも一緒だったのに」
「つぼみ落ち着いて聞いて、オリヴィエは自分の意志で出て行ったのよ」
サラマンダー男爵の過去
砂漠の使徒の出現により、こころの大樹はプリキュアを誕生させた。砂漠の使徒の目的は地球の砂漠化だったのだが、サラマンダーは自分の存在する理由、砂漠の王の心の内を知ろうとした。だが、砂漠の王の怒りを買ってしまい、初代プリキュアのキュアアンジュに破れてしまった。それで二人に復讐しようと誓う。フランスでは憎しみの力が増幅してるためオリヴィエに影響してるみたいです。自分の意志とは関係なく、明日の満月には化け物になってしまう。
「ルー・ガルーお前最近力のコントロールができないんじゃないか?フランスに戻って来た時に忠告すべきだったんだ。あの場所には私の力が残っている。数百年かけて培われた憎しみの力が、それがお前の力を増大させているのだよ。今は本体をお前が持っている。暴走した力はお前の心を飲み込み、力のまま暴れる獣にするだろう。明日の満月のには化物の完成だ」
「世界は我々のような異物を受け入れない。賢いお前には分かるだろう。だから全て壊して終わりにしよう。一緒に来いルー・ガルーそのための数百年だ」
「この子に謝りなさい。誰もあなた達を受け入れない?全てを破壊して終わり?甘えないで、あなたは何も分かっていないわ。何百年も自分の心にフタをしたまま、周りのことなんて何も見えていないのね」
「あの子がどんな思いでいるか考えたことある?」
「やれやら今度のプリキュアはおせっかいだな」
「自分のことばかりで、オリヴィエと向き合うこともできないあなたに世界を語ることはできないわ」
「オリヴィエあなたはどうしたいの?しっかり自分の言葉で伝えるのよ後悔することがないように、あなたの意志を見せなさい!」
ムーンライトはサラマンダーに攻撃を仕掛ける。自分の復讐を目的として、オリヴィエの気持ちを考えていないことに怒る。連続コンボで攻めるが防御と回避で全て無効化する。オリヴィエに自分の意志を見せるように強く求める。ムーンタクトで攻撃してダメージを与える。
「全てを破壊しても何の意味もない。あなたは決して満たされな…本当に分からないの?」
「その目、あの時と同じ目だ、キュアアンジュと同じ…俺を憐れむような…その目をやめろぉぉぉ」
「止めてよ二人とも男爵の言う通り、確かに僕は化物だ…みんなと一緒にはいられない。ショーに出られなくてごめん…後つぼみにありがとうって…」
「そういうのは自分で伝えなさい…」
サラマンダーはキュアアンジュの目つきと同じだと怒り出す。ムーンライトとサラマンダーがぶつかり合うとオリヴィエが間に入り、ムーンライトに伝言を頼み、後頭部にチョップして気絶させる。オリヴィエは自分の意志で男爵と同じ道を進みました。
事実を知ったつぼみはオリヴィエを捜しに走り出す。えりかが追い付き制止させるとその場に崩れて大泣きしていると、近くにいたフランス人が親切にハンカチや花をくれた。つぼみは迷子になった時に心細くなり不安で、そんな時にオリヴィエが話かけてくれた。悩んでいるなら力になってあげたかったが、黙っていなくなってしまった。助けてあげることができないと不安になるつぼみを、えりかは優しく抱きしめて落ち着かせる。
「突然走り出してんじゃないわよ迷惑でしょうが」
「私独りで迷子になった時、お花も見つからないし言葉も通じないし、すごく心細かったんです。だからオリヴィエが声をかけてくれた時すごくうれしくて、悩んでいるのを知った時、何かしてあげたいと思ったんです」
「写真見せようと思ってたのに…どうして?」
「写真見せに行けばいいじゃん!追いかけて来るなとは言われてないでしょ?大丈夫つぼみの気持ちはあの子に伝わってるよ!つぼみにもあたし達がいるんだからさ」
「つぼみ…薫子さんに連絡を取りたいの」
「みんな行ってくれるんですか?」
「当たり前でしょ」
「僕らプリキュアとしては砂漠の使徒の野望は阻止しないと」
「問題はオリヴィエのことだけじゃないのよ」
ゆりといつきも合流し砂漠の使徒をこのまま放っておくわけにはいかないと、おばあちゃんに連絡をしてサラマンダーの情報を聞くことになった。
サラマンダー男爵とオリヴィエ
「この景色が見られなくなるのはおしいね」
「だったらやめなよ。もう一度言う!世界を破壊するなんてやめてよ!僕はあんたのように世界を語ったりもできないし、憎しみもわからない。だけど…独りぼっちの寂しさは知ってるよ」
「この数年間散々な目に遭ったけど悪い事だけじゃなかった。世界は僕らを受け入れないかもしれない。でも少なくとも僕の世界には男爵がいたよ!あの約束の日からずっと…世界を破壊するなんてやめよう。ここには大切な人達がいるんだ!」
「たった数年で、お前はずいぶん大きくなったんだな…驚いたよ」
「僕はもう逃げない…力ずくでも止めてみせるよ父さん!」
「おもしろい…その牙、私に立てて見せろ」
「人は人との出会いの中で変わっていけると僕達も同じじゃないのか?」
「生憎私は砂漠の使徒でね」
「このわからずや!憎しみも人の感情だろ?同じじゃないか砂漠の使徒も人間も」
「そうじゃない…もう遅いんだ残念だけど…」
「見えるか?封印が弱まっている何百年も私を閉じ込めた石の塔も…破壊しろお前のすることはそれだけだ」
オリヴィエはサラマンダーを止めるために立ち向かいますが、敗北して意志を失い暴走してコントロールされてしまいます。封印されていた城を破壊し、そこにプリキュアが到着する。
プリキュアVSオリヴィエ
オリヴィエの姿は正しく狼男。一瞬でマリンが頭を掴まれ壁にツッコまれダウンする。続いてブロッサムに跳び蹴りを食らわせ首を絞める。鋭い爪でとどめを刺そうとした瞬間、マリンインパクトで援護するが、腕を掴まれな地面に叩きつけられる。踏みつけられそうになり何とか回避して体制を立て直す。
「オリヴィエ私です…分かりませんか?」
「こんのぉぉ!マリンインパクト」
「駄目だよ届いてない」
「やめてください二人とも」
「ブロッサム!オリヴィエはもう…」
「いいえあの子は狼男じゃありません…オリヴィエのままです」
「謙遜・真実・変わらぬ魅力あなたにぴったりなキンモクセイの花言葉です。私達のこと思い出してください」
ブロッサム&マリンが暴走を止めようとしますがオリヴィエにはもう言葉が通じません。オリヴィエとマリンがぶつかり合う瞬間、ブロッサムが間に入り互いを制止させようとします。オリヴィエの瞳から涙がこぼれていた。ブロッサムは必死に説得し防御に専念し反撃をしない。
マリンは射撃技を発射するとブロッサムがオリヴィエを庇いダメージを受けてしまいます。髪がほどけてその場に倒れ込み、慌ててマリンが抱きかかえる。オリヴィエは傷ついたつぼみを見て涙を流し、ブロッサムに抱かれて声をかけられ正気を取り戻す。
「ブロッサム無茶しすぎ…あんた…」
「怪我はありませんか?泣かないでください。大丈夫ですよ…サラマンダー男爵にちゃんと伝えられましたか?チェンジできたんですね」
プリキュアVSサラマンダー男爵
サンシャインとムーンライトはサラマンダーの説得を試みる。ゴールドフォルテバーストを発射し、ムーンタクトをムチのように扱い攻撃を仕掛ける。サラマンダーはタクトを素手で掴むと体にヒビが入っている。砂漠の使徒といえど長い年月が経過すれば体もボロボロになってしまうようだ。ムーンライトは炎で吹き飛ばされる。
「どうして…こんなふうにしか生きられないの?」
「オリヴィエと共に生きる道だってあるはずだ!」
「今からでも遅くはないわ…変えることはできないの?」
「!…その体…」
「あちこちガタがきててね…何百年ここで過ごしたと思ってるんだ?共に生きる道などない!私のつては元より孤独と憎しみだけだ…どうせ独りに戻るんだ。わざわざ知らせてやる必要もないさ」
サラマンダーは残された時間がないことを知っていた。独りぼっちになってしまうオリヴィエにそのことを伝えることができなかった。これはサラマンダーの優しさなのだろう。
サラマンダーは魔方陣を発動し本来のドラゴンの姿に戻ります。まさかのドラゴンの出現にマリン慌てる。倒壊した城跡地から飛翔し市街地へ火炎放射を発射する。ポプリ達がバリアを展開し防いでいるが、破られるのも時間の問題。ギリギリのところでコッペが登場し、ダメージ与えてダウンさせる。コッペはダウンして妖精の姿に戻りました。ハートキャッチミラージュの力で、日本からワープしたからかなり疲れた様子。
「何あれ?冗談でしょ?」
「男爵…力が暴走しているんだ…ダメだもう元には戻れないよ」
「諦めちゃだめよ!サラマンダーの心の闇を照らすことができる光…それは君だ」
「あなたが諦めない限り私達も一緒に戦うわ」
暴走したサラマンダーはブロッサム達へ向けて火炎放射を発射する。サンシャインとムーンライトか駆けつけサンフラワーイージスで防ぐ。オリヴィエは諦めかけるが、みんなは諦めなかった。リアルタイムでTV中継されていて、日本ではおばあちゃんが配信を見ていた。
想いの力
「行きましょうオリヴィエ」
「いつまでも休んでいられないよ。あたし達が何とかしなくっちゃ」
「プリキュアの力の源なんだか知ってますか?一緒に戦いましょうオリヴィエ。想いの強さが私達の力になるんです」
ブロッサムの髪が攻撃でほどけてしまったけれど、手で髪を束ねると元に戻るんです。これはいいですね便利。スーパーシルエットに変身して合体技ハートキャッチオーケストラを発動。男爵と力が互角に見えたが押し戻されてしまう。
「サラマンダー憎しみに染まったその心!私達がキャッチします」
「力が押し戻される…」
「!…頑張れプリキュア!」
オリヴィエがクリスタルをかざして応援します。クリスタルが赤から緑に変わってますね。これはGストーンの輝き。シプレがカメラを通して呼び掛けます。フランスのみんなのこころの花の力が共鳴しプリキュアに集まる。
「お願いです!みんなのこころの花の力を貸してくださいですぅ~」
「みんなありがとう!はあああ!」
見事サラマンダーを浄化することに成功し男爵は人間の姿に戻りました。オリヴィエはボロボロになったサラマンダーに駆け寄り涙を流す。サラマンダーは意識を取り戻して空を見上げるとプリキュアが笑顔で笑っていた。悔しがる姿を見てオリヴィエは笑い、赤いクリスタルは砕けて塵になる。
「ルー・ガルー?泣いているのか?」
「なんだよ…」
「全く忌々しい…プリキュア共目、次は俺が勝ってやるからな!」
「また旅をしようよ…辛いことや悲しいことはこれからもたくさんあるかもしれない。でもいつか花に変えることができるならありがとうプリキュア」
このブロッサムの笑顔最高にかわいいですね♡
ファッションショー
EDはファッションショーでOP同様に映画バージョンで少し台詞が入っているんです。文化祭とは違いますが大人向けのショーになっていて、コッペが妖精からイケメンに変身していますが、プリキュアに正体知られてるが、ももかにはバレるだろう。いつどこから現れて参加したか絶対気になると思う。
キャスト
花咲つぼみ | 水樹奈々 |
来海えりか | 水沢史絵 |
明堂院いつき | 桑島法子 |
月影ゆり | 久川綾 |
オリヴィエ | 大谷育江 |
サラマンダー | 藤原啓次 |
ごらんいただきありがとうございました。
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