変態王子と笑わない猫8話感想「100%の女の子」謎の少女エミの正体は?

変態王子と笑わない猫8話感想「100%の女の子」の感想です。横寺は部長に弟は存在しないと、自分が嘘をついたことを説明するのだが、まぬけな部長は存在を抹消されても自分が味方だと好意を持ちキスをする。その現場を梓に目撃され、梓は猫神に「どうか新しい自分に…」と願ってしまう。

100%の女の子

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横寺は梓に連絡をしても完全無視され、遠くから見ているだけで、追いかけてもダッシュで逃げられてしまう。月子は横寺の自転車の後ろに乗せられているのだが、梓との関係が気になり聞いてみた。横寺はごまかそうとしているが、月子のことを名前で呼ぶようになりました。

「先輩…小豆さんと喧嘩してるんですか?」

「今日は丸一日体育際の準備だね…体育祭といえば水着パラダイス」

「何かごまかさそうとしていませんか?」

「筒隠は何に出るの?…月子はどんな個人競技に出場するのかな?」

「おもち食い競争です!」

「親しい後輩は私だけ、私はそのうち成長期、大人になったら独り勝ち…そうですか…そうですか」

「今日は私は暇になったので、何かの練習を手伝ってあげようと思うのですが、どこかに困っている人はいないでしょうか?」

「僕のリレーの練習に付き合ってくれない?」

「どうしてもというなら付き合ってあげないこともないです…」

「月子お願い」

「仕方ないですね…横…陽人君…先輩…いい風です…いい天気です…今日もいい日になりそうですね…」

横寺が筒隠と呼ぶと、月子は無反応だが、月子と呼ぶと返事をしてくれる。

横寺は陸上部の後輩が一緒に練習をしてくれなくて困っていた。変態王子と呼ばれてから後輩にも嫌われている。月子は自分だけが横寺の親しい関係であると喜んでいた。素直になれず、横寺からの誘いを待っていて、練習の手伝いをすることになったのだが、月子は横寺のことを陽人君と名前で呼ぶようになりました。その様子を梓は電柱の影から見ていた。

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突然上空からピンクのツインテール美少女が、横寺の顔面に落ちてきた。横寺の知り合いの様だが、横寺は全く知らない少女で、月子はものすごく怖い表情をしている。少女は小さい猫像にお願いする。

「お兄ちゃん」

「なんという100%の笑顔」

「ずいぶん親しいお知り合いさんなのですね…よ・こ・で・ら・さん」

「だーれだ?全然分かんない?」

「本当に知らない子なんだよ…今日初めてあった子」

「今だけなんとかなりますように…」

少女の正体は、ポン太の妹で、エマヌエーラ・ポルラローラという名で通称エミと呼ばれている。イタリアで暮らしていて帰ってきたようだ。夢は横寺に毎日味噌汁を作ってあげることである。月子は自己紹介するが発音が難しく、つーちゃんと呼ばれるようになった。

「初めまして私は筒隠月子です」

「ツツカキク?ツツキノコ?つーちゃん」

「筒隠ですお兄さんたちの1つ年下になるですよ…エマヌエーラ・ポルラローラさん」

「宜しくね!つーちゃん」

「ぐぬぬ」

「一生のお願いなの…陽人お兄ちゃん大好き♡」

「もしもしお巡りさんですか?近所のロリペドハイブリッド変態さんについて情報提供したいのですが!」

「私は最初に行ってるから、どうぞごゆっくり…」

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エミは高校を見学したいらしいが、ポン太は時間がなかった。横寺は月子との練習をするため断るのだが、あまりの可愛さに動揺してしまい、月子は怒って携帯でお巡りさんに通報しようとする。友達の妹なら一緒に見学すればいいと、月子は怒って最初に行ってしまった。

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横寺はエミを肩車してプールを見学しようとしていた。すると声をかけてきたのは副部長の麻衣だった。あまりにも卑猥な単語を乱発してくるので、横寺はエミに聞かせないように逃亡する。逃げ込んだ先は更衣室だった。

「おい変態!早く死ねばいいのに!部長の次は抵抗できない年齢の子を選んだか?」

「早く死ね!死んで蘇って3日後にもう一回死ね!」

「君は難しいことを要求するようになったね」

「変態のカチコンコチンのドリルで体を強制アップデートされられること、とても痛いらしい」

「変態は乱暴で下手くそ脚を開けば…」

学校では変態と呼ばれていることに疑問を知り、昔の夢とは違くて高校がつまらないと騒ぎ出す。エミは猫像に横寺が人気者で、みんながプール気分になるようにと願った。エミは副部長のブラジャーを横寺に投げ、横寺はエミへ返す。再び投げると副部長が入ってきて頭にかぶる。

「おい王子!少年の心を持ち続けるのはカッコイイ!キャッチボールを無性にしたくなるときがある」

「たまたまそこにあった下着で代用した…それも分かる…今度から投げやすいこっちでやれ」

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副部長は横寺の前で上着を脱ぎ、横寺にパンツを渡す。意味不明な行動に驚く横寺だが、更衣室から出ると全生徒が水着姿だった。なぜこのような状態になったか理解できなかったが、王子と呼ばれ人気者になっていた。高校生活は充実したものになった。

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エミは水着博士になりたいと言っていたので、横寺は部長にお願いして案内を任せる。月子のところへ行って一緒に過ごすのだが、横寺はピザ、月子は特盛パスタを食べていた。月子は髪の毛がピクピク動いて喜んでいた。

「月子と一緒にご飯食べようと思って」

「こちらのパスタちょっとだけ味見するですか?」

「君はエミのことあまりよく思ってないのかな?」

エミのことを話すと図星で、髪の毛がピクピク動いた。例え話としてテニスのダブルスでペアを組んでいて、ベタベタするより、時々一緒にドキドキする方がいいと言われました。いつか同じコートに立てる日がくればいいなと練習をしていました。ところが相方が別の人とダブルスを組んで、お兄ちゃんと呼ばれて「うへへ」と笑っていたらどう思うのか?

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これはものすごく怒っていて悲しんでいる。ルール破りの悪女の匂いがすると警戒していた。パスタをフォークでグルグル巻きにして完食する。月子だけは水着じゃなくて制服のままであった。

「先輩がどんな人と交際をしようと私には関係ないですから…」

「交際ってエミみたいな小さい子がそういう対象になるわけないじゃん…」

「そうですか?」

「あっちこっち大きな子じゃなくちゃね」

「先輩は安定の変…王子さんです1」

エミが恋愛対象でなくても、月子は怒って横寺の脚を蹴るのだが、変態と呼ぼうとしたら王子さんになっている。猫神の影響なのであろう。月子は制服を脱いで水着になった。

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陸上の練習をしていたエミを迎えに行くと、ダウンしていた。エミは梓の姿を見て、急に帰ってしまった。横寺は梓に抱きついて話をしようとするのだが、ものすごく慌てて逃げようとする。明らかに押し倒しているのだが、激おこの月子に服を引っ張られる。

「話がしたいだけなんだ」

「王子さん…そういういきなりなのはよくないです…とてもよくないと思うです…」

「どうして水着を着ていないのですか?」

「水着なんて着ないわ…変な事されるもの変態に」

「変態…王子さんでは?」

「今日のみんなは変よ…水着なら誰でもいい変態…沖縄にはこない変態!パンダでも白黒つけれる変態!」

「変態さんでしたね?変態さんですよね?変態さんですから」

「どうして水着を着ているの?」

「制服ですから」

「それは水着これは制服…分かる?」

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梓だけが影響を受けていなくて、水着ではなく制服を着ていた。梓の変態という言葉で、月子はいつもの状態に戻り、水着を制服だと思っていたことを認識する。猫神に変えられてしまったのは3つで、先輩が王子扱い、制服が水着になった、学校がおかしく楽しくなった。

月子は横寺が猫神に祈ったと思い問いただして去る。だが横寺ではなく願ったのはエミである。何故エミはこんなことをしたのだろうか?

「王子、水着、学校、ひとりだけ得している人がいるですね王子さん」

「僕の願いじゃないよ」

「言い訳無用です…水着お披露目計画をめちゃくちゃにされた私が暴れないうちに願いをキャンセルするですよ」

部長は横寺にプロレス技をかけて事情を説明する。月子から聞いたようだが、部長は弟のことが好きで、味方であるということ、頼りになるということを伝えるようにお願いされるのだが、横寺は殴られそうになる。

「弟に伝えてくれないのか?そういうのは…めだぞ!」

「僕を信じてくれたのは弟に下心があるから?」

「なななななな!」

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今回の事件が横寺の可能性は高いのだが、部長は疑っていなかった。理由としては体育館がイタリアの遺跡などがあったからである。10年以上前にイタリアへの移住を考えていたので、それなりに知識があった。父がイタリアにゆかりがあった人物だった。

この状況は、もしかしたら部長がどこかで願ってしまった可能性がある。真実を知るため日曜日に横寺家に集合する流れになった。

部長は横寺の家にやってきてアルバムからお気に入りの写真を没収していた。そこには横寺、ポン太、エミ、ウサギの集合写真があった。ポン太はウサギを本当の妹みたいに扱っていた。ウサギの名前はヤジさん。

ポン太のウサギはヤジであり妹のような存在であることを思い出した。では、エミという少女の正体は何者なのだろうか?

次回「幸福な王子」

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