勇者警察ジェイデッカー26話「新しいリーダー」の感想です。エクセレント社の開発したチーフテンによりシャドウ丸、ガンマックスそしてジェイデッカーが倒されてしまい、デッカードは機能を停止した。そこへ新しいブレイブポリスの仲間デュークと開発者のレジーナが姿を見せる。デュークファイヤーに合体してチーフテンを撃破する。
デュークファイヤー
「君は誰なんだ?どこから来たんだ?」
「君!私のデュークに涙を見せるのは止めて!あなたがそうだから、その旧型は負けたのよ!」
デュークファイヤーはチーフテンの腕をファイヤーソードで斬り落としてとどめを刺そうとする。チーフテンは防衛軍に挟み撃ちにあい逃走経路を絶たれる。ビクティムは警視庁に潜入して宇宙生命体ガイゾナイトを奪取する。防衛軍のSP式をコントロールしてチーフテンの逃走を手助けする。
「逃亡しろ今助けてやる。」
「邪魔をするな!逃げられたか。」
「ぶっ壊せデッカードの仇を取ってよ!」
「すまねえ俺がついていながら。」
「デッカード目を開けてよ!」
スーパービルドタイガーもボロボロでガンマックスは腕が破損している。勇太は号泣しレジーナは冷たい言葉をかける。ビクティムはチーフテンに悪の心だけを持った超AIこそ最高性能だと証明したくて、新しい力を託そうとする。チーフテンには相棒の仇を取りたいという善の心がまだ残っていた。
[ad#co-1]新しいリーダー
修理が終わったビルドチームはデッカールームに戻ってくるとファイヤーローダーがあり、デッカードの席にはデュークが座っていた。パワージョーは怒り、マクレーンは席を退くように指示を出す。ここで口論になり勇太とレジーナがやってきて止めた。
「誰だ消防車なんか持ち込んだ奴は?ふざけやがって!」
「そこはデッカードの席だ退いてもらおうか?」
「訂正しよう。ここはブレイブポリスのリーダーの席だ。」
「誰がおまえなんか!」
「やれやれ、お前たちはあのチーフテンと同じだ。冷静な判断と言うものは」
「デュークとか言ったな!俺たちが破壊ロボットと同じだと?」
「私をデュークと呼ぶことができるのはレディだけだ。」
「じゃーなんて呼べばいいのさ?」
「イングランドではナイトと呼ばれていた。」
「ナイト~!ナイト~!」
「貴様らこの私を。」
「デューク怒りは悪い心だと教えたはずよ。」
レジーナ・アルジーン
彼女は10歳で大学を卒業した天才でデュークとファイヤーローダーを作ったイギリスブレイブポリス開発メンバーの主任である。冴島と藤堂はデュークはデッカードの代わりにと発言して勇太は誤解する。「デッカードの代わりなんかいらない出ていけ!デッカードはただのロボットじゃない友達なんだ。人間と同じなんだ。」とデュークを叩く。
「人間と同じではダメなんだ。」
「人間は不完全な生き物よ。でもブレイブポリスは完全でなくてはならない。」
シャドウ丸とガンマックスの修理も進み、デュークに命令を出すのは勇太になるが、レジーナは心配なのでしばらく残ることになった。防衛軍は大破したデッカードを輸送中にガイゾナイトにコントロールされてサタンジェイデッカーとなり囚人施設の海上プリズンを攻撃している。
サタンジェイデッカー
海上プリズンへ向かうブレイブポリスメンバー。船の中でレジーナは勇太に冷たく厳しい言葉を言うが、せいあがフォローする。彼女が求める完璧とは何か?
「友永君約束してほしいんだけど。今後デュークの前で泣いたり仇を取れなど言わないでくれる?」
「なんで?」
「人間には悪い心があるわ。憎しみや欲望など悪い心に支配された人間は犯罪を犯し刑務所に入ることになる。デュークは悪い心を持たずに育ったわ。そんな彼には人間の悪い心に触れさせたくないの。」
「僕がデュークの悪い見本だっていうの?」
「アルジーンさんあなただって泣いたりするときだってあるでしょ?」
「デュークの前ではないわ。だから彼は完璧な警察官になったのよ!」
今まで逮捕してきた囚人たちがいて、気に入らない奴らも救助しないといけない。ダンプソンは三兄弟と再会して口論になるがデュークに止められる。輸送機が格納されているがハッチが水没してしまい発進が不可能である。発進させるために他のハッチへ向かうがそこにはサタンジェイデッカーの姿があった。
サタンジェイデッカーの頭部にはガイゾナイトがついていて操っていた。勇太に命令を出すようにレジーナは指示を出すが、無視してデッカードを説得する。ジェイバスターで攻撃されデュークが助けるが、混乱した勇太はまた泣き出す。
勇気
「これで分かったろ?合体命令を!」
「どうしたらいいか分かんないよ。」
「立ちなさい友永君!あなたしか彼らに命令出せないのよ?」
エクセレント社のビクティムは新条に協力を求める。チーフテンに善の心を取り去り完全な悪の心を持った超AIを完成させたい。しかし、新条はビクティムの作ったチーフテンを馬鹿にして、ブレイブポリスの方が自分の理想に近いと拒否する。
合体命令がなくて戸惑うビルドチームだが、デュークはひとりでサタンジェイデッカーに立ち向かう。その姿を見てビルドチームも一斉に飛び出す。
「私は諦めない!」
「ナイト野郎だけに任せておけないぜ!」
「僕たちだって勇気があるんだ!」
「そうデュークは勇気を持っているわ。君がデッカードに勇気を与えたと聞いたわ。そしてデュークのAIはそれをコピーしたもの。あれは君の勇気なのよ!」
「みんなデッカードを逮捕して囚人たちを救出するんだ!」
勇太はスーパービルドタイガーとデュークファイヤーに合体命令を出す。ビクティムはガイゾナイトに指示を出して逃走する。サタンジェイデッカーを追うスーパービルドタイガーの合体を強制解除させて救助を優先させた。
「追っちゃ駄目だブレイブアウト!」
「なんで合体を解いちゃうんだよデッカードが行っちゃう。」
「救助の方を急がなきゃ!」
本当はデッカードを追いかけたかったが、救助を求めている人のことを最優先に考えた。冷静に判断した勇太の成長を描いている。デッカードに頼って甘えているばかりではなく、デッカードがいなくなったことで少しだけ大人になった。
「あの時デッカードを追えと命令していたら囚人たちは助からなかった見事な判断だった。」
「デューク。僕、君のおかげでデッカードに叱られないで済んだと思う。」
「私は私の勇気が君のものであることに誇りを思えた。」
次回「完璧な涙」
コメントを残す