勇者警察ジェイデッカー44話「奪われた勇太」の感想です。放送日1994年12月17日。チーフテンシリーズを開発したビクティムが最新鋭の刑務所から脱獄したのだ。狭い路地へと追い込まれたビクティムは壁を素手で破壊した。生身の人間が壁を破壊するなど到底できることではないのだが、何故こんなことをできるのか?謎の痛みを感じながらブレイブポリスに復讐しようとしていた。
ビクティム
柏崎の様子が変わり猫嫌いも直っていた。ピリピリ亭から家に帰ってきた勇太たちを待ち受けていたのはビクティムだった。要求はブレイブポリスとチーフテンシリーズの超AIと勇太たちの交換だった。
デッカードは勇太を家に送りそのまま捜索に戻ってしまい側にいることができなかった。ジャミングされ電波シールドのコンテナに監禁されているため連絡が取れなかった。ビクティムの顔が溶け始めグチャグチャになる。
「みんなチビボスのためなら覚悟はできてます。」
「勝手に覚悟をされては困るな。私の指揮による特別狙撃隊を編成しました。超AIが犯罪を犯したら我々のメンツが丸つぶれですからね。」
ブレイブポリス全員の意見が一致し超AIを取り外すように冴島に想いを告げる。と東が狙撃チームを編成していて、藤堂率いる整備班も準備をしていたのだ。東副総監ツンデレだ。
正体
超AIを取り外し現場近くで狙撃チームと整備チームを配置する。冴島はビクティムに超AIを渡すが勇太たちを解放するどころか殺害しようとした。東の狙撃部隊の一斉射撃を浴びるが無傷だった。
ビクティムは何者かに作られた機械人形で勇太の悲鳴を聞き殺害することができなかった。超AIを持ち逃走しようとするとデッカードたちは反応しビクティムは手を放し逃走した。
「みんな僕の声が聞こえたんだね。」
量産型のブラックチーフテンが海から出現しビクティムの逃走を手助けする。エクセレント社製ではないチーフテンを誰が作ったのだろうか?チーフテンは自爆しブレイブポリスを足止めする。
ビクティムの目の前に現れた男はクルセイダーだった。エクセレント社ではビクティムの親友で、ビクティムを殺害していたのだ。新条が入手した超AIを使いブレイブポリスに復讐するためだった。何故復讐しようとするのか今後明らかになる。
クルセイダーの名は偽物で本当の名はノイバーフォルツォイクと呼ばれていた。ビクティムにプログラムしていた。最後に勇太のことを聞こうとするとサイボーグのビクティムは破壊されてしまった。
次回「ビックマザー」
コメントを残す