魔法つかいプリキュア小説感想「時を超えて!25年前の魔法学校創立祭」

朝日奈みらい

魔法つかいプリキュアの小説のネタバレ感想です。小説の帯に「魔法つかいプリキュアが帰ってきた」と書いてあるので、物語は最終回以降なのか気になりましたが、TV本編40話「愛情いっぱいのおめでとう!リコの誕生日!」以降の話みたいです。今までに明らかになっていなかったちょっとした出来事や、校長先生の年齢やリコのお父さんリアンが教頭の教え子だったなど!サブキャラの情報など分かりました。

魔法学校の二年生

魔法つかいプリキュアの朝比奈みらい、十六夜リコ、花海ことは、モフルンの自己紹介や出会いを簡単に説明されています。ここは知らない人のためのおさらいですね。

季節は11月で気温が寒くなってきた。時刻は夕方くらい、学校がお休みの土曜日に魔法学校で大きなイベントがあるため手伝いをしていた三人。急いで帰ろうとしていたらデウスマストのけん属の一人オルーバが現れ、ドンヨクバールを召喚して襲い掛かってきました。

三人はプリキュアに変身して戦いに挑みます。ゾウのヨクバールで飛行可能みたいですが、サファイアではなくダイヤスタイルに変身したみたいですね。オルーバがキュアフェリーチェの過去を知りたいみたいで、動きを封じる。

「君は、いったい何者なんだい?過去を知れば謎がとける。」

しかし、フェリーチェは自分の過去のことを覚えていない。不安な表情を浮かべているとキュアミラクルとキュアマジカルが助けに来た。必殺技ダイヤモンドエターナルでドンヨクバールを撃退する。オルーバも撤退します。

魔法つかいはつらいよ!

家に帰るとみらいのママにものすごく怒られる。小学校や中学校の時はそんな経験誰でもあるんじゃないかな?私はいつも出掛けないで家にいたので怒られたりはしませんでした。ドンヨクバールと戦闘していたことや魔法学校に行ってた。ましてやプリキュアですなどとは言えないですよね?なんて言おうか?言葉が出てこない。みらいも怒ってしまい反抗的な態度をとってしまう。中学の時は家族から離れたくなる年頃ですしね。

「何時だと思っているの?遅くなった理由を説明して!」

「ごめんなさい」

「説明になってない、いいかげんにして」

「そんなに怒らなくても、あやまってるでしょ!」

険悪なムードになってしまうが、おばあちゃんが登場して甘やかす。いいおばあちゃんですね。お父さんは土曜日に休日出勤で帰宅してきました。お疲れ様です。怒られてもイジイジしない前向きなみらいですが、ちょっと不機嫌な感じです。

「怒られちゃったし、明日は無理よね?魔法学校に行くの」

「絶対行くよ!明日は魔法学校の創立祭でしょ!」

オルーバは闇の魔法の力を使い砂時計を入手するのでした。

「光続ける星々の力を我の元へ時の力を!」

カタツムリニアでレッツゴー!

そして次の日、魔法学校の制服に着替えて津奈木駅で黒猫のカードマホカを使用してカタツムリニアに乗り魔法界へ向かいます。マホカって呼ぶんですね始めてっしりました。TVでマホカって言わなかったので知らなかったよ。知ってた人いますか?suicaを少し変えたんですね。魔法のカードだからマホカかな?

車内販売の冷凍みかんをリコに買ってもらいみんなで食べます。いつもお金を出すのはリコなんですね。みらいとはーちゃんは持ってないんでしょうか?みらいとはーちゃんの授業料は誰が負担しているのか?免除されてるのかな違う世界の人だから。

車内販売は他にどんなあ商品があるかTVを見ていて気になりましたが、味が変わるクルクルッキーや、口の中でポンポンはねるホップステップコーンなどあります。小説では細かいところの書かれています。魔法界に到着して創立祭が始まります。

「魔法学校ができてちょうど4000年この記念すべき日を…」

魔法学校って建設して4000年も経過しているのですね。校長先生は魔法学校の最初の卒業生みたいなウワサが広がっていた。つまり校長の年齢は4000歳を超えているということになりますね。魔法界の平均寿命はいくらなんでしょうか?

スペシャルゲスト登場ってことで、リコの父リアンさんが出てきました。ここでまた新情報が!リアンも魔法学校に通っていてなんと!教頭先生の教え子だったのです。

4000年記念魔法学校創立祭

校庭に小さな子どもからお年寄りまでたくさんの人が集まっている。出店には行列ができていてその中に「モフモフカフェ」というくまの絵が描かれた。店員はリズ先生(リコの姉)とリリア(リコのママ)がやっていました。

「この前はリコの誕生日、ありがとうね」とお礼を言われます。TV40話~45話の間の話ってことになりますね。このカフェは毎年大人気で、リコの名前は昔にカフェを手伝ってくれた人からとったものみたいです。みらいたちはお店を手伝うことになりました。

大人気のたまごサンド

モフモフカフェのキッチンは中央にあって、リリアさんの料理姿をお客さんに楽しんでもらうように作られているようです。そこに教頭先生と魔法学校の生徒ジュン、ケイ、エミリーがやってきてドキドキハートのたまごサンドを注文します。ドキドキハートってドキドキ!プリキュアからとったのでしょうか?

ドキドキハートのたまごサンドはこの店の看板メニューで、25年前にリリアが学校の生徒だった時に始めて作った。学校を卒業してからも毎年出店しているそうです。たまごサンドがリアンと付き合うきっかけになったみたいです。

はーちゃんとリズがホールを担当して、リコはリリアの手伝いをする。魔法で卵を割ろうとしますが失敗して落ち込んでしまう。たまごサンドは目玉焼きをハンズの実で挟んで、特製ソースをかけて提供しているみたい。

「お母さま役に立たないでごめんなさい」

「なんでも最初からできるひとなんていないわ、私もぜんぜんできなかったんだから」

リリアはリコにやさしく言いますが、リコは悔しがっていた。リリアは14歳で魔法学校でカフェを出店していたことを知っていた。魔法も料理もできなかったと言っていたが、信じられない。オルーバが姿を現して闇の魔法の本を手にしていた。狙いは花海ことはの過去をしるために魔法を使うのであった。

「過ぎ去りし時を我に見せよ」

オルーバの持っていた砂時計で空間に穴が開いて吸い込まれる。過去に向かう途中でみらいは砂時計を奪い取ろうとするが失敗する。砂時計のコントロールを失い別の時間に飛ばされしまったのだ。

25年前の創立祭

「よく分からないけど戻ってこられたみたいね」

魔法学校の校庭に着地してリコは言いました。しかし屋台の出店や、みんなで作った横断幕もない。オルーバの持っていた砂時計を見つけて中の砂が無くなっていた。破損してはいないようだが、どうなっているのか状況が把握できていないようです。魔法学校の制服を着ている女の子がほうきに乗って突撃。いやリコの上に落ちてきたんです。

「どいて~落ちてないし、着地したの。ねらいどおりだから!」

え?この話し方はどこかで聞いたことがありますよね?しかもリコの家に代々伝わるペンダントを持っていました。リコは自分と同じペンダントを確認します。彼女の持っているペンダントはみらいと出会う前、そうリンクルストーンになる前のものだった。

これアニメに出てきたら人気になることでしょう。マジかわいい!声優さんがCCさくらの大道寺知世ちゃんなので、ちょっと一緒に空を飛んでる姿を考えちゃいました(笑)

「大丈夫ですか~?」

「問題ないです!着地したんで!ねらいどおりですから!創立祭の準備終わらせちゃいます。キュアップ・ラパパ布大きくなりなさい」

女の先生がほうきに乗ってやってきました。この先生ってまさか!?少女は先生に答えます。横断幕が広がり上下逆になっているみたいで、先生につっこまれます。どうやら魔法がうまく扱えないみたいです。横断幕には創立3975年記念と書かれていました。話しによると創立祭は明日行われるみたいです。現在の状況を確認するとここは4000年ではなく、3975年で25年前の時間にタイムスリップしたってことになります。

「ご苦労様ですリリアさん」

先生は生徒にリリアと言いました。そうです!この魔法少女は25年前のリコのママなんですね。そして大きな目をした先生は教頭先生だったのです。教頭は未熟な教師で教頭の地位にはまだなっていないようです。

「あなた、よく見るとリリアさんにそっくりね!」

「あなたたち制服きてるけど、学校じゃ見たことない怪しい」

「話したくないなら、言わなくても結構です」

教頭先生はリコを見て言います。そりゃそうでしょう似てますよ!親子なのですから、リコは動揺してしまいます。リリアに変な目で見られてしまい、みらいがごまかします。すると教頭先生が優しく対応してくれました。

え?25年前の教頭先生こんなに優しいの?25年後の教頭はめっちゃ厳しいのに!理由を話すまで追求してくるはずなのに。覚えているでしょうか?みらいが魔法界に始めてきた時、大騒ぎしたのは教頭先生です。リコを退学とかなんとか言ってたのにね。

リリアに頼まれて創立祭の準備を手伝うことになったみらいたち。こっちでもカフェをやることになり、本当はリリアともう一人の生徒がやることになっていました。もう一人の生徒ってやっぱりあの人ですよね?

横断幕は生徒が準備しなきゃいけないのに、忙しそうだからと教頭が手伝っていたみたいです。今の教頭先生じゃありえないですね。でも教頭先生も大変そうだからリリアが手伝っていたんです。リリアの夢はカフェをすることみたいです。

みらいたちは校長先生に話を聞いてもらいたくて、居場所を聞きますがナシマホウカイに出張中でした。明日戻るみたいだが、校長はみらいのおばあちゃんに会ってるんでしょうか?

「簡単に出せるハンズの実で勝負しようかな?私、料理ぜんぜんダメ!苦手なんだ!」

え!?リリアは料理が苦手なの?TVで料理研究家になってたじゃないですか?中学の時は苦手で25年後にはすっごい成長したと言うことは、めっちゃ努力したんでしょう。やっぱりリコのママですね。

「ドキドキハートのたまごサンドは?」

「ドキドキハートのたまごサンド?なんですかそれ?」

みらいはリリアに聞くと思わぬ返答がきました。たまごサンドのことを知らない教頭先生とリリア。この創立祭でどんなイベントが発生するのでしょうか?みらいたちの選んだ行動とは?

ドキドキハートたまご

モフモフカフェでドキドキハートのたまごサンドを出すことに決定した。ハンズの実は準備しているので、あとはたまごを入手すればOK!ドキドキハートのたまごは鳥が産むのではなく木に実るみたいです。

たまごはリンゴくらいのおおきさで気に実っていました。しかし、二人の魔法つかいぴったりと息を合わせて「おいしいたまごになれ」と魔法を唱えないといけません。たまごがハートの形にならないだめみたい。簡単には入手できないようです。木には頭がハートの形をしている猿「ドキドモンキー」が生息しています。体長は2mで人間より大きいです。

「たまごの実をわけてほしいんだけど」

ドキドモンキーは、たまごの実をかじり「ペッ!」口から殻を飛ばして攻撃してきます。どうやらお断りみたいですね。リコは魔法でドキドモンキーの動きを停止させようとするがかわされてしまい、ほうきから落ちます。みらいはリコの手をつかみ落下を止めます。

「みらい!はなしなさいあなただけでも逃げて!」

リコの身体が透明になっていきます。過去のリリアと出会ったことで未来が変わってしまう可能性があり、諦めようとするとリコの存在が消えそうになってしまいます。

「リコ!あきらめないで!」

「ドキドモンキーよ口を閉じなさい」

リコの身体が戻っていく。リリアが魔法でドキドモンキーの口を閉じさせるが、自分で口を無理やりこじ開ける。みらいとリコが魔法を唱えます。

「キュアップ!ラパパ!たまごの実よ!おいしいたまごになりなさい」

ハートの形になったたまごをドキドモンキーが奪って食べます。おいしいみたいで機嫌がよくなります。みらいとリコは30個くらい作りました。少しわけてもらいたまごをGETするのでした。

リリアが魔法をうまく使えたのは、二人を助けようと必死だったからみたいで、やっぱり気持ちを込めてやらないと成功しないみたいですね。リコの身体が透明になったことに気がついていました。

リコの身体は再び消えそうになりました。たまごを入手したのになぜでしょうか?「ドキドキハートのたまごサンド」にはもう一つ必要なものがあったのです。それはソースのレシピです。

カフェを手伝うスタッフがもう一人いたみたいで、みらいはリコ消滅を止めるため、そのスタッフを探しに出かけます。誰のことでしょうか?きっとあの人ですよねよ?

もう一人のスタッフ

みらいとモフルンと教頭先生は岩場へ向かいました。穴がたくさん掘ってあり、そこに男子生徒がいました。そうご存知の通りリコのパパ、リアンです。石の発掘に夢中で魔法を使い地面を掘りつづけています。リリアがカフェをやろうとしているのにもかかわらず、リアンは協力しないでいることに教頭は注意しませんでした。生徒に学校生活を自由に過ごしてほしいみたいで、甘やかしていました。

「うるさくて嫌いな教師がいたら学校生活が楽しくなくなるでしょ?」

「私が知っている先生でお静かにって大きな声でしかる先生がいます。でも、注意されてもぜんぜんイヤな気分にならないんです。先生はほとんどが正しいから、私のことを本気で思ってくれてるって分かるから」

自分の思っていることをみらいは教頭先生に伝えます。注意する先生は元の時間の教頭先生なんですけどね。この言葉で生徒を思い厳しくするようになったんでしょうね。

「どうだい?すばらしい石だろ?オープンカフェ?それならイスを並べて飲み物をだせばいいだけ。気楽なものさ!」

「気楽じゃない!リリアさんは立派なお店を出そうと頑張っているんだよ!一生懸命やってるんだから手伝ってあげて!力を貸してあげて!あなたの力だどうしても必要なの!お願い!」

リアンは着替えてリリアの元へ向かいます。

「たいしたのものですね。みらいさん」

「先生の真似をしてはっきり言っただけです。」

「相手のことを思っているからこそ、はっきり言う、しっかりとしかるですか。私もなれますかねそんな先生に」

教頭先生が厳しくなるきっかけをつくったのは朝比奈みらいだったんですね。TVアニメではやらなかったことがこの小説で明らかになりましたね。ファンにとっては貴重なシーンです。

みらいはお母さんのことを思い出す。帰りが遅くなった時にしかってくれたのは、自分のことを思っていてくれたんだと気がつくのでした。

「お母さんも私のことを思ってしかってくれたんだ。謝らないと」

みらいたちがリアンを呼びに行ってる間に、リコ、はーちゃん、リリアは準備をしていた。ハートのたまごは魔法を使わないと割ることができない。

「キュアップ!ラパパ!たまごよ割れなさい!」

リリアが魔法を使用すると、たまごの殻が粉々に散りました。リコと一緒じゃないですか!

「ねらいどおり!混ぜる手間がはぶけたでしょ!」

「ちがうから!目玉焼きにしてはさむからつぶしちゃだめなの!」

リコはつっこみますが、リリアは諦めかけます。するとリコの身体が消えかかり、見られないようにパラソルに隠れます。リンクルストーンが輝きを失いペンダントになっていました。リリアが諦めるのも消滅に関わるみたいですね。

「リリアさんもう少し頑張りましょう!誰だって初めから得意な人はいないわよ。」

この台詞はいつもリリアがリコに言っていた言葉だった。

「リコちゃんは私より魔法がうまいからそういうこと言えるんだよね?」

リコはほうきもうまく乗れなかったし、春休みに補習の授業を受けていたことも話しました。どうして魔法が上達したかを考える。

「想いかな?みらいとはーちゃんとモフルンと笑顔で一緒にいたいって強い想い!私は諦めない!キュアップ!ラパパ!たまごよ割れなさい!」

ついにたまごを割ることに成功しました。リアンやみらいたちが戻ってきて、リコの身体も元にもどりました。リアンがもう一人のスタッフだったと聞いて驚くリコ。お客さんとして出会うのを予想していたが、一緒にカフェを開くとは思っていませんでした。

リアンの話によるとドキドモンキーのたまごを取りに行くには、好物の岩塩ロックサルトを準備するために発掘していたのです。

発掘→岩塩→ドキドモンキー→ハートたまご→そして一緒に料理して仲良くなるはずだったが、過去の流れを変えてしまったためにリコが消えてしまった。

オルーバ再び

はーちゃんはバンズの実を集めて準備をしている。みんなでソースを作ろうとするがうまくできなくて、日が暮れてしまう。リコの消滅は過去世界の人(教頭先生、リリア、リアン)にだけ見えなくて、みらい、はーちゃん、モフルンにはリコの姿が見えているようです。漆黒の空からオルーバが姿を現して、プリキュアたちがこの時間にいることをつきとめて観察している。

隠し味の秘密

オルーバが落とした砂時計の砂が、いっぱいになっていたことに気がつくモフルン。調味料が塩、砂糖、ケチャップ、マスタードを使っていたはずが、味が違う。リリアがリアンにサンドを差し出すと、少し塩分が足りないみたいで岩塩ロックサルトを使った。隠し味はリアンが発掘していた、岩塩ロックサルトだったのです。ドキドキハートのたまごサンドが完成した。

カフェの名前と看板を考えていた。モフルンをデザインに取り入れてモフモフカフェ。タヌキみたいなイラストはリアンが描いていた。これが25年後の世界にもあったんですね。

オルーバがドンヨクバールを召喚!たまごの殻とペンキ缶がドンヨクバールになり襲い掛かってきた。ルビースタイルに変身して応戦しますが、カフェがめちゃめちゃになってしまった。

リンクルストーンから光が消えて、モフルンがぬいぐるみに戻ってしまい。プリキュアの変身が解除されリコ、はーちゃんが消えそうになる。

「なるほど、おもいろいね。過去が変わると君たちの存在じたい消えてしまうというわけか。」

カフェが壊されてリリアとリアンが不安な顔をしていると、教頭先生が声をあげる。

「立ちなさい!わたしたちが無事ならば、想いさえあれば、あなたがたの強い想さえあれば、何度だってお店は立て直せます。だから立って!」

するとモフルンとリコ、はーちゃんの姿が元に戻る。教頭先生の一言でプリキュアが復活しました。教頭すごい!過去と未来の生徒を護りましたよ!頼りになる。リコはボロボロのカフェを見て

「もう大丈夫だよ!リリアさんにリアンさん、それに生徒のことを本気で想ってくれる先生がいるから!」

オルーバが砂時計を逆さまにして再び空間に吸い込まれる。

未来にもどれ

みらい、リコ、はーちゃんの3人はそれぞれ自分が誕生する過去を見ることができました。バラバラになっていたが、リンクルスマホンの導きにより、プリキュアたちは未来に戻ることができました。ドンヨクバールもついてきて、リアンが驚く。アレキサンドライトの力を使い、魔法つかいプリキュア・オーバー・ザ・レインボー最強スタイルに変身。

「あれは25年前にも現れた怪物!」

「めぐりあう奇跡よ!つながる魔法よ!育まれし幸せよ!」

「今、私たちの手に!プリキュア・エクストリーム・レインボー!キュアップ・ラパパ!虹の彼方に!」

ドンヨクバールを倒し、オルーバの砂時計も破壊に成功する。この小説では戦闘シーンが少なめでしたね。

あらためまして創立祭

リアンはたまごの殻を見てこれは25年前のものだ。どうなっているんだと不思議に思う。教頭先生も25年前の怪物のようだったと。みらいが過去のことを聞くと、三人の少女が戦ってくれたおかげで創立祭は大成功だった。

リリアはそれがきっかけで、料理が大好きになり料理研究家になったみたいです。リコと言う名はその時の少女からとったみたいなのですが、結局リコが助けに行ったんですね。みらいとはーちゃんにも似ていたなと話をしている。

「どこが似ているんですか?あの子たちは、お店の手伝いを途中で逃げ出すような子たちではありませんでしたよ!お昼休みをとったままいなくなって、きちんと約束は守りなさい!」

教頭先生のお説教タイムです。でも、この厳しい教頭先生になったのも、みらいのおかげなんですよね。

「そんなに怒らなくても」

「約束していましてね。25年前に生徒には厳しく接すると!」

お母さん、ただいま

みらいは家に帰るとキッチンで料理をしているお母さんの姿があった。みらいは謝ると涙があふれてきた。

「ただいま!昨日はごめんなさい…ありがとうお母さん」

「晩御飯の用意手伝って!」

みらいはお母さんに頭をなでられて、手伝うのでした。

これでこの小説はおしまいです。TVアニメだとこの後にチクルンの妖精の里の話に続くみたいですね。帰ってきたのは間違いありませんが、スマイルプリキュアのように最終回後の話だと思っていました。最後はほのぼのする魔法つかいプリキュアっぽい温かい物語でよかったと思います。小説のメインは準レギュラーの教頭先生とリコの家族の話ですね。是非この小説を手に取っていただきリリアのかわいいイラストを見てあげてください。

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