魔法つかいプリキュア45話感想「想いは時を超えて友情のかたち」

魔法つかいプリキュア45話

魔法つかいプリキュア45話「想いは時を超えて友情のかたち」の感想です。今回から冬服バージョンになりました。おばあちゃんは同窓会の写真を見ていました。校長先生がナシマホウカイにやってきて、みらいたちは迎えに行きます。

「おばあちゃんなんの写真見てるの?」

「同窓会に行った時の写真よ、懐かしい友達がたくさん来てね」

「時が経っていても、離れていてもどこかで繋がっていたのかもしれないわ」

「いけない待ち合わせの時間!早くいかなきゃ」

「久々のナシマホウカイの冬…寒し」

想いは時を超えて友情のかたち

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

オルーバはデウスマストの眷族を復活させようと行動を開始するのだが、スパルダとガメッツは何か企んでいた。

「徐々に力が芽生えつつある」

「どうすんの?だったら早く手をうたなくちゃ」

「僕らの同志デウスマストの眷族を復活させにね」

「そんなことどうやって?」

「行くよ闇の魔法にゆかりがある君達は特別に立ち会わせてあげるよ」

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

はーちゃんは外にこたつを出して、校長先生と合流して魔法界とナシマホウカイが一緒の世界にあったことを話す。そして闇の本の行方を捜索していた。校長はクシーのことを思い出していました。闇の本の研究を行おうとして校長が止めるのだが、クシーは止めようとはしなかった。クシーの声優は中村悠一さんです。校長先生が疲れている様子だったので、みらいたちはイチゴメロンパンを買いに行きました。校長は近くにいたバッティを見つけるのだった。

「クシー禁断の魔法に手を出すなど止めるんじゃ」

「私にかまうな」

「何故じゃクシー…」

「校長先生疲れてるモフ?甘いものを食べれば元気になるモフ」

「イチゴメロンパン買ってきます」

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

水晶さんは、みらいたちに校長とクシーのことを話す。仲の良いご学友で、真面目なクシー様とおおらかな校長、性格は違くても気が合っていた。魔法学校の教師になってから、気たるべき災いについて調べていた。クシーは単独で禁じられた闇の魔法の研究を開始した。

「仲の良かった友達同士がそんなことになるなんて」

「校長はクシー様のこと思われては心を痛めている様子です」

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

校長先生はバッティの悩みを聞いていて、使命を果たそうとする責任感がクシーに似ていた。みらいたちが帰ってくると、バッティの姿を見て驚く。リコは買ってきたイチゴメロンパンを渡し、校長先生は美味しそうに食べる。クシーの本を取り戻そうと考えていると、オルーバが全員を転移させてバトルフィールドを生成する。

「そうか…そんなことが」

「もはや私などただの抜け殻」

「あの人!校長先生大丈夫ですか?」

「ほら皆もこたつへ…君もどうじゃ?そこでは寒かろう」

「情けは受けぬ、使命を果たせなかった私など、ここにいる意味などない」

「あのイチゴメロンパンです」

「その強い責任感似ているな…だが今はクシーの本を取り返さねば」

「あの本ってこの本のことかな?」

「なんなのここ?」

「デウスマストの眷族たち、その復活のステージさ」

「エメラルドのプリキュア、今日こそ、その力をねじ伏せてみよう」

「さぁ闇の魔法の力を存分に使うがいい!」

三つ巴の戦い

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

オルーバは闇の魔法の力を解放させ、ガメッツとスパルダの能力を上昇させる。みらいたちはトパーズスタイルに変身して交戦する。ガメッツVSフェリーチェ、ミラクル&マジカルVSスパルダ。校長はオルーバから闇の魔法の本を取り返そうとしますが、オルーバは校長が本の持ち主と知り合いだとうことを知っていた。

「思う存分拳を交えようぞ!その強さゾクゾクするわ!」

「クシーの本を返すのじゃ」

「もしかして君?本の持ち主と知り合いなのかい?」

「教えてあげるよ!闇の魔法の本当の役割をね!」

マザーラパーパとデウスマストの戦いで、封印されそうになった瞬間に、オルーバは情報を分散して世界各地に隠した。力を求めて筋書き通りに働いてくれる人間を探していた。それが闇の魔法。クシーはその方法を見つけ出して、研究を進めた結果ドクロクシーになってしまった。バッティは自分の存在が全て仕組まれていたことを知る。

ガメッツは能力が上昇しているがフェリーチェに押されていた。あの時の妖精がこんなにも強くなったことで、戦いを楽しめると喜んでいた。しかしオルーバがドンヨクバールを召喚して妨害したことに怒り出す。フェリーチェはマザーラパーパの能力を受け継いでいたのである。

「僕はある情報を塵尻にばらまき潜ませた。一つ一つは他愛ない情報、だが全てを繋ぎ合わせた時、指示されるのさ…世界を覆う強大な力を人の手でも生み出せる方法がね。そして現れたよ。力を求め筋書き通りに働いてくれる者が。僕がまいたパズルは、その人間の研究の中に組み込まれ完成された闇の魔法」

「我らの存在は仕組まれていた…」

「無様だね…君なんかじゃかなうはずもないか!」

「小僧またしても勝負の邪魔をするか?」

「何言ってるの?もう諦めなよ…彼女こそ、かつて我らがデウスマストとわたりあったマザーラパーパの力を継ぐ者」

「私が…」

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

ミラクルとマジカルはフリスビーを発射してスパルダに命中させるのだが、中身がからっぽで姿がなかった。スパルダはオルーバの本を奪い取る。糸で動きを封じると表情と口調が変わり、眼鏡を砕き真の姿を現す。闇の本を手にれることを狙っていたスパルダと、邪魔されたことを怒ったガメッツがオルーバに戦いを挑む。

「ずっとこのチャンスを狙ってた…闇の世界を創るのはこのあたしさ!そのままおとなしく寝てな!」

「全く、こんなことで出し抜いたつもりなのかい?下等な生き物の分際で!」

「闇の世界?地上の全てを負の力で満たし、ラパーパによる封印を外側から打ち消す。それが僕の狙い。そのために計画した状況。僕らの復活の舞台こそが闇の世界。君らが必死に目指したものさ。君らの存在も僕らのために生み出されたのさ」

「だから何だってのさ?あたしはあたしのために闇の世界を創る!それだけさ」

「我ガメッツ、何があろうと己の拳の力を信じて生きるのみ…それを笑うなら小僧覚悟せよ」

「無死から共が、そもそも君らの主がプリキュアに邪魔されたせいで眷族たちの復活が中途半端。この僕自ら手を下すはめになったんだ」

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

スパルダとガメッツがドンヨクバールと交戦し倒されてしまいます。するとヤモ―とドクロクシーが出現。バトルフィールドは闇の本に繋がっていて、戦闘でのエネルギーが本に供給されるしくみになっていた。オルーバはプリキュアに攻撃を仕掛けようとすると、バッティは全員の力を合わせてヨクバールを召喚しドンヨクバールに戦いを挑む。

「スパルダ、ガメッツ…ドクロクシー様…私は…」

「客人にみっともない所をお見せしてしまったかな?君らにはまだまだ戦ってもらうよ。かつての主が闇を生み出す原動力を身につけたもの。それがリンクルストーン。すなわち君達の力さ。このステージは闇の本と繋がっててね、君達がこの上で発した力を吸い取り、本に送り込んでいるんだ。あの虫けらたちは退場したが、次はこのドンヨクバールを相手に」

「待ってもらおう!魔法入りました…いでよヨクバール!」

「まだ一匹ん残ってたっけ?面白いねやる気かい?」

「闇の魔法の連中は本当に役立たずばかり、これを作った人間も、闇の魔法の欠点はその中に人間の心があること。人間の弱さや迷いがムノウの力の再現を不完全にしていまう。我らのムホウは人間に託すにはあまりにすぎた力だってことさ」

「クシーはそんなもののために…」

「我らの生き様!茶番などと言わせておくものか!」

ドンヨクバールを殴り飛ばすヨクバール。バッティたちみんなの心の強さがドンヨクバールの性能を上回る。欠点と呼ばれた心の力が、時には能力を上昇させる。オルーバはドンヨクバールが敗北して原因が分からなかった。フェリーチェの言葉を聞いて怒り出す。

「何故だ僕のムホウの力が…出来損ないの魔法のなんかに」

「出来損ないなんかじゃない。弱さや迷いだけじゃない…心には強さや一途な思いもあるのです。そこから生まれる魔法。それはあなたたちの想像を超えた力になる」

「ちょっとお遊びが過ぎたかな、あんな連中のおかげで計画が台無しにされてしまうなんてね。仕方ないリンクルストーンの力は手に入らなかったけど、その変わり捧げよう僕の残った力の全てを…さぁ闇よ広がれ、混沌はもうすぐだ。せいぜい抗い飲み込まれるがいい…」

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

アレキサンドライトスタイルに変身して、合体技でオルーバを倒すことに成功しますが、最後に力をふりしぼり闇を世界に広げました。その影響により賢者たちが復活します。調査して計画的に進めてきたオルーバでしたが、自分が発動させた闇の魔法の連中に妨害されてしまいました。バッティは姿を消し、校長は闇の魔法の本を見つけてメッセージを読む。

「私だけが残ってしまったか…私にもお前達のように熱い気持ちがまだあったとはな…帰ろうか…」

「友よ…君への言葉をもってこの書の始まりとしよう。私はこれより禁断の魔法の研究に手を染める。来たるべき災いを退ける手段。そして力をつけるために。君には反対されてしまったがそれでいい。研究の果てにこの身がどうなるかは覚悟はできている。しかし、君を巻き込みことはそれだけはしたくなかった。災いを乗り越えいつか共に飛ぶ日を夢見て」

「クシー…お前はどこまで真面目な奴なんだ馬鹿野郎…」

「クシーさんは校長先生のことを…」

魔法つかいプリキュア45話魔法つかいプリキュア45話

ここがものすごい感動するお話でした。クシーは自分が滅んでも世界を救うため、校長先生を巻き込まないようにしていたんですね。クシーの強い想いは生み出したバッティたちに引き継がれていました。災いを防ぐため自分の命をかけた研究が、プリキュアを助けました。

次回「魔法のクリスマス!みらいサンタになる!?」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)