魔法つかいプリキュア9話「さよなら魔法界!みらいとリコの最終テスト!」の感想です。春休みにみらいが魔法界にやってきて数日が経過した。いよいよ最終テストの日がやってきました。ケイはみらいの案で部屋のドアに忘れ物をしないように、イラストを描いてあげたら確認する習慣が身に付いた。春休みが終了になるとナシマホウ界での学校が始まるため帰ることになっていた。みんなはお別れするのが寂しいと表情が曇る。リコは不安で泣きそうな顔をしている。
「それじゃ帰っちゃうのかよ?」
「みんなとはいつでも遊びに来れるじゃないカタツムリニアに乗って」
みらいとリコの最終テスト
最後の補習は先生との魔法対決で帽子についているビックリ花を咲かせること。5人でリズ先生の花を咲かせれば勝ちですが、自分の花を咲かせられてしまったら退場で、補習メンバー全員負けたら不合格。
「キュアップラパパ花よ咲きなさい」
「いきなり飛び出す奴があるかよ?」
「なんであんなに張り切ってるのかしら?」
「ナシマホウ界は楽しいところらしいからな…早く帰りたいんだろう?」
最終試験開始と同時にみらいが飛び出す。校長、教頭、アイザックは様子を見守り、みんなは補習で魔法つかいにとって大切なことを学んできた成果がこの試験で分かる。ケイ、エミリー、ジュンは強力してリズを追い込み魔法をつかうが敵わなかった。エミリーは高所恐怖症を改善しちゃんと飛べるようになった。3人が速攻でやられてしまい、みらいは一人で頑張る。リコはみらいが帰ってしまうためいつもの本気が出せない。
「一人で張り切りすぎよ」
「いたた…やっぱリズ先生はすごいな!でもまだまだ!」
「そんなに早く帰りたい?これが終わったら私たちお別れなのよ?」
「立派な魔法つかいになるのがリコの夢。だから合格しなきゃ!絶対合格してリコは2年生になって魔法がんばってほしい…だから私…今は試験のことだけ考えようって寂しいとか考えてちゃダメだって」
「余計なお世話よ。そんなに気を使ってもらわなくても自分で合格できるし」
「言い合ってる場合じゃないわね」
「二人でリズ先生の花を咲かせよう」
泣きそうなみらいだが、お別れすることになってもリコに進級してほしくて想いを伝える。みらいの気持ちを知りリコは本気になる。リズは雲で目くらましをして、ほうきが落ちてくる。みらいとリコは一緒のほうきに乗った方が性能が上がることを1話で知っていた。「キュアップ!ラパパ!花よ咲きなさい」互いにぶつかり合いリズの花を咲かせることができて最終試験に合格する。
「お遊戯は終わりですか?魔法入りました」
「私達の合格証が」
飛行系のヨクバールが相手なのでサファイアかなと思ったらルビーで対応する。押し潰されそうになるがこれまで力を合わせてきたことを思い出し投げ飛ばす。必殺技を発動時に手を握り締めるとミラクルはマジカルの横顔を見て何かを感じる。
「もういい加減諦めてしまいなさい」
「前の私ならそうしてたかもしれない…でも
「この春休み私たち二人でいろんなこと乗り越えてきた!」
「一緒だからくじけずに頑張れただから!」
「これからもどんなことだって二人一緒なら諦めたりしない!」
「リンクルステッキ紅の情熱よ私たちの手にプリキュアルビーファッショナーレ」
さよなら魔法界
ヨクバールを浄化しバッティが退却した後、綺麗な虹、雲、空、海の神秘的な風景が広がりそこか切なく感じる。みらいはカタツムリニアに乗り込み、教頭から魔法学校の生徒手帳を渡される。モフルンにコスチュームを渡される。ジュンはナシマホウ界に憧れて魔法界から出ようとしていたのが失敗し、出席日数が足りなくなる。それで補習になったのか?そこにリコの姿はなかった。
「魔法学校の生徒手帳です。朝日奈みらいさん、いかなる時、いかなる場所でも恥ずかしくない振る舞いをするように」
「みんなまたね」
校長はリコに声をかける。強がっているが手にはペガサスと一緒の写真が握られて震えていた。水晶のお告げがあったことを伝え、新たなリンクルストーンが出現するのはナシマホウ界であることを知らされる。
「見送りに行かなくてよかったのかな?」
「別れもうすませましたから」
「あなた方二人の出会い、それがいかなる運命によるものなのか?」
「夕べ、リンクルストーンの兆しが表れたのじゃ」
「私が差し占めるその場所は?」
帰りの電車の中でみらいは冷凍ミカンを一人で食べているのだが硬かったのか?魔法が上手く使えなかったのか?リコと別れてしまい精神的に弱って美味しく感じなくなったのか?ペガサスの写真を見て泣いている。ふと窓の外を見上げるとほうきに乗って追いかけてくるリコの姿があった。
「平気だよ!また遊びに来ればいいんだし、あれ?おかしいな?もう一人でも魔法うまくつかえるようになったと思ったんだけどな」
「モフ!」
「リコ?どうして?」
「私も行くわ!ナシマホウ界に、あなたの世界に」
カタツムリニアのスピードに追い付かなくなり遅れだすと、みらいは最後尾の車両に走り出す。手をおもいっきり伸ばしリコの手を引き抱きしめる。抱きしめられたリコは泣きそうな顔をするが、ここで泣いたら恥ずかしいと思い、いつもの口調で対応するのだった。
「リコ~これからもずっと一緒にいられるんだよね?」
「だからそう言ってるでしょ」
「約束だよずっとずっとずっと一緒だよ」
なんか恋人同士に見えるんですけどこのふたり。今までのプリキュアで一番仲良しに見えるよ。高橋李依さんと堀江由比さんの演技力すごい。9話までの魔法つかいプリキュアで一番感動した話でした。
次回「ただいま!ナシマホウ界!ってリコはどこ?」
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