もし続きがあったら見たい仮面ライダーシリーズは何ですか?私はもちろん平成ライダーの中で一番好きな龍騎である。2019年にスピンオフとして3話制作され動画配信されましたが、3話では短すぎると思った人は少なくない。5月に都内で龍騎ナイトが開催されキャストが総出演され今だから言える話などが収録されたDVDも販売された。その内容を詳しくまとめてみました。
キャスト登場
仮面ライダーショーが行われ大蛇が登場した時にファンの声援が大きくなり、主題歌が流れ浅倉威役の萩野崇が登場「ここか祭りの場所は?」続いて由良吾郎役の弓削智久、芝浦淳役の一條俊、手塚海之役の高野八誠、秋山蓮役の松田悟志はペアリングをつけての登場。最後は城戸真司役の須賀貴匡。
「17年ねこの時を待ってたよね。占ってたから17年前に俺の占いは当たる!」高野は自己紹介であのセリフを言った。須賀が前夜祭に参加できず17年ぶりに集合したのはすごいことだ。2002年2年放送した龍騎で真司の使っていたのがガラケーで時代を感じる。10周年でblu-rayが発売されて須賀はとびとび見ていたが、一條は全話見返していた。松田の趣味は釣りで、高野と何度かイカ釣りに出かけていた。「俺もちょっと参加させてよ!」と萩野も加わりたい様子を見せる。
17年前の最初のシーン
松田はさいたまスーパーアリーナで1話の変身シーンだった。須賀も同じくアリーナで階段を上っていたのだがオンエアーでカットされていた。由良は7話の口笛のシーンオリジナルでその場で作曲していた。高野は占いのシーンでアリーナの外。一條はドラム缶で火を燃やしている夜のシーンである。萩野は東映社内で、一條と会い台詞でも合わせようとしたのだが、「そんな恥ずかしいことやめて下さいよ!」と言われた。そんな尖った関係が今も続いている。日曜の朝から戦わなければ生き残れないと撮影は楽しかったが緊張感があり、話しを先取りできないためどこで死ぬか分からない状態だった。
当時の写真
須賀が選んだのはレストランで浅倉が立てこもり事件を起こした写真だった。高野が選んだのは死ぬ写真で、目がパチパチして死ななかったそうだ。一條が選んだのは城戸の契約カードを燃やそうと脅した写真で、当時須賀から電話がかかってきて遅れて行った後の顔だった。
松田が選んだのは浅倉と蓮が逃走して城戸を呼び出せとイラついてる写真だった。「あれ絶対俺ゴルフやってるよね?」この時、学生時代交際していた彼女と遠距離恋愛だったのだが、前日に破局して落ち込んでいたのだ。
由良が選んだのは北岡先生を頼ってきた子供を相手にするシーンと大蛇に倒されて亡くなる写真だった。「できれば先生一緒にこの話とかしたかったけど・・・」萩野は「先生って俺?」と口を挟んできた。TVでは北岡だったがRIDERTIMEでは浅倉が先生だった。
萩野が選んだのはフェリーから逃亡して海に落ちた写真。あの時宮崎県までフェリーで行き、すぐ映画の舞台挨拶で戻ってきて揺れてる感じがすごかった。
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全員がカードを引いて質問に答えるのだが、一條が引いたのは「イライラした話」高野との伝説のシーンでかなり気温が低くベッドでふたりで待っていた「八誠君あったけぇな!」その写真を須賀はおもしろがって撮影していた。
高野が引いたのは「番組に関わっていて今だから言える話」途中から入ったため空気に入りづらく、仲良くなろうと須賀っちと行き、まっちゃんと行き、たまにかぶることに困る。「何人と関係を持てばいいんだよ?」とツッコまれる。
松田が引いたのは「このメンバーの中で自分が一番だと思うことは」TVでは555がやっていて監督から連絡が入ったのだが、スケジュールの都合で夜になってしまったのだが、アフレコ現場で555メンバーが並んでいて、水に浸かったカニの役を演じることだった。
須賀が引いたのは「キャストがモンスターだったら契約したい人は?」隣にいる先輩萩野だった。須賀は殴られる役ばかりを演じていたので、殴る役をやったことがなかった。リュウガを演じた時は「須賀貴匡ここにあり!」
萩野が引いたカードは「今だから言える謝りたい話」北岡役の涼平と関わることが多く、リアクションで女の子っぽくすることがあり、厳しい芝居をしたので謝りたいとのこと。
由良のカードには何も書いていないブランクカードで自分で考えるカードだった。「みなさん今の夢は?」萩野は「RIDERTIME続編があってもいいじゃないか?みなさん応援して下さったおかげで素晴らしい話ができあがりましたけども、力があればもしかしたらまだまだ続くんじゃないかなと思っておりますので実現したい夢として、これでみんなの夢で終わっていいかな?」
ここでキャストが一時退出なるのだが、浅倉が萩野さんが代表として「続編がやりたい!」と語ってくれた。RIDERTIMEが何故選ばれたのか今後のトークショーで語られる。主題歌を担当した松本梨香が熱唱する。
エピソードRIDER TIME
「絶対戦いを止めてみせる変身!」
「大切なものがあるならどんな犠牲を払ってでもそいつを守ればいい変身!」
「俺の占いは当たる変身!」
「殺し合うなんてすっごい愛情表現じゃない?変身!」
「先生の意志は俺が継ぐッス変身!」
「うれしいぜまた祭りが始まるってか?変身!」
キャスト全員が衣装を着替えて、常盤ソウゴ役の奥野 壮、ゲイツ役の押田岳、ベルデ木村役の山口大地が登場した。押田は「自称ナイトの弟子やらせてもらってます!我がマスター今宵はなにとぞ!」と会場が一気に盛り上がる。龍騎のエピソードについてキャストが語り合ってくれている。
17年の時が経過するとCGも増えて走りながらの変身が可能になっていた。ラジコンにカメラ設置されていての収録もあった。一條は忘れてしまい連れてこられた新人のようになってしまった。弓削は始めての変身シーン他のライダーにも出てるでしょ?的な流れで変身をした。山口は先代のベルデがカードデッキを一発で装填したと聞いて、緊張していたが別撮りだった。
松田は一つ悔いを残していて髪の毛を短髪にすることができなかった。それで龍騎ナイトでは短くカットしていた。高野だけはRIDER TIME全話を見ていなかったが話しを流された。山口はリュウガに殴られるダメージをどんな感じなのか松田に話を聞いた。パンチ力は10tくらいなのでどうすればいいのか?一條と高野は台本持って呼んでいるうちにベットシーンがありことを知り、台本を置いた。
大蛇の宴
司会が萩野と弓削が行い番組プロデューサー監督とキャストが順次入れ替わり当時の聞けなかった話を語る。酒も用意されており会話が弾む。
「先生飲みすぎでは?」
「イライラするんだよ!でももう一杯飲んだらフラフラするんだよ!」
日本のヒーローものは悪者が悪いことしてくれないと始まらず、待っている感じなのだが、龍騎はモンスターが出てこなくても話がどんどん進んでいく。当時浅倉が登場したシーンでは、視聴者から苦情が殺到したが「まだ何もしてませんこれからさせるんで!」って感じだった。萩野は蛇が好きになりグッズを集めるようになった。浅倉が料理を食べるシーンでは吾郎が作った餃子は実は冷たかった。真司から教わったあの餃子って設定のようだ。
何故龍騎をやったのか?
ある日、弓削が龍騎が放送終わって15周年になるので龍騎をやろうと提案したのだ。その時にジオウって作品が進んでいて、他のライダーでもよかったのだが、みんなの意見を企画書にまとめたようだ。RIDER TIME龍騎は弓削が企画を持ちかけたことにより始動したのだ。
素面での戦い
3話で素面で真司と蓮そこに大蛇が乱入するって台本だったのだが、浅倉も素面でやりましょうってことで進めた。須賀と松田は気持ちを作ってる最中に萩野が「やっぱかっこいいなぁ~!」と乱入してくるのだった。
本編でライダーがどのくらいで退場するのか?
不治の病なのに最後までいるライダーもいるしどのタイミングで退場になるのか?ガイとライアは本来登場予定がなく、大蛇がガイとライアを倒している状態での登場だったが、どうせなら出しましょうってことでした。もしかしたらガイとライアは存在しなかったかもしれない。高野は龍騎で自分の登場した回しか見ておらず、最近1話から見るようになりおもしろいと気が付いた。
「僕が死ぬってのはどの辺で決まっていたのかな?」と須賀は口を開きた。どうしても最後は真司が生き残れないことになり、ロケバスで台本読んで空気が冷たくなり「戦っても生き残れない!タイトル変わっちゃうぜ!」真司が亡くなるのは本当に最後の方に決まったそうだ。
ラスト
俳優同士は龍騎どころではないバトルロワイヤルが日々起こっていて、毎日デビューして消えててる業界で集まれたことが奇跡。才能ある人はその才能を使ってくれる人と出会わなければ無駄だ。運も含めての才能で努力もないと才能が引き出されない。そして応戦してくれるファンがいてくれての現在。松田はオーディション喧嘩して退場したにも関わらず決まったのだが、喧嘩相手は北岡秀一だったのだ。
弓削の企画書より始まったRIDER TIMEであったが、ファンの応援があってこそ。弓削はずっと北岡先生のことを考えていて、一緒に出れたら・・・行動する力って大事だと思う。
松田は映画を見ていて「なんでここに自分が出ていないだろう?と悔しくて自分の人生とは」とかなり落ち込んでいたのだが、龍騎のイベントがあり「龍騎に出られていなかったらこれどころの悔しさではないだろうな」と映画館を出た。ネガティブな目標がありできなかったら今年で辞めるといいつつ20周年が経過した。「オーディションで喧嘩するような未熟な僕を選んでくださって、技術も何もない僕を愛してくださる皆さんがいてくれたことで今日までやってこれたんだなって」映画館で噛みしめていた。(松田)
俳優としての原点でもあり、この作品がなかったら成り立っていなかったと思い、深く感謝している。17年経過しイベントをやれるってことに感謝。(須賀)
続編に期待して
「変身!っしゃ!」
これで龍騎ナイトのイベントが終了しました。弓削さんが企画書を出さなかったらRIDER TIME龍騎は始動しなかったことになります。行動してくれたことに大変感謝しています。吾郎ちゃん裏で企画していたとは思わなかったです。正直スピンオフで龍騎をやると情報が流れた時は大喜びしていました。
今後の龍騎について
ラストはアドベントカードが飛んで行ったので、探すところから始まる龍騎ができるんじゃないのか?(須賀)キャストで北岡先生が出れなかったのが非常に残念でしたね。パラレルワールドで龍騎ができるので50話やりたい(松田)
是非続編があればいいなと心から願っています。SNSで龍騎続編見たいと書き込みがたくさんあれば、もしかしたら関係者の誰かに届くのでないでしょうか?
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