セブンチェンジャーがスパイだと知られ、日本海溝にプラネットエナジー解放点があると知ったビオレッツェは活性化装置を起動させる。日本がアフリカ大陸のように裂けてしまうかもしれないと思ったのだが、地震は収まり海底火山だった。レッドロンは以前発見した温泉と同じだと冷静だった。人間の時は怒ってサーベルで学者ロボを切り刻んでいたのだが、サイボーグになり落ち着いたようだ。
日本海溝
プラネットエナジーが溜まっていた場所ではあるが解放点ではなく、レッドロンアイが反応していたため、もしかしたら近くに本物があるのかもしれない。セブンチェンジャーの態度が悪くランドバイソンが怒りペガサスセイバーが止める。ここが面白い。元々ランダーズはセブンチェンジャーのことが好きではなかった。
「大丈夫か?」
「俺の心配より王子を安全な場所へ」
「そんな言い草はないだろ?俺達はお前が助けを呼んだから来てやったんだぞ?」
「だが助かったのはここが解放点ではなかったからだ」
「なんだとてめえ!」
「よせ」
「だってよー礼ぐらい言ってもよさそうなもんじゃねーかよ?」
「せっかく来てくれたんだ礼くらい言っとけ」
「王子がそういうなら…ありがとよ」
星史はおしっこをしたくなり、もじもじしていると桜小路が様子を伺う。近くの島に寄り用を済ませて、蛍には顔を見られないように注意する。ヤンチャーは張り合いおしっこを遠くまで飛ばそうとするのだが自分にかかってしまった。笑いながら上を見上げると勇者たちに見られていて、桜小路に顔を見られてしまう。慌ててチャックを上げると挟んでしまい痛がる。
「構造は一緒か?」
「どういう意味だ?」
「宇宙人だから違うもんがついてるのかと思ったんだよ」
「高杉君ここには命の輝きがあるわ」
「それよりも今、俺がここにいるのは」
「分かっていたわ」
「いつから?」
「ずっと前から」
必死にごまかそうとするのだが、どうやら桜小路は最初から星史がダ・ガーンの隊長だったことを知っていた。ヤンチャーの服はずっと同じものを着ていたのだが、着替えは持ち合わせていなくて、セブンチェンジャーとは長い付き合いだった。ペンギンが星史とヤンチャーを海に突き落として泳いでいるとシャチが現れた。一匹のペンギンが食べられそうになり星史はダ・ガーンに助けるように命令するが、桜小路が止めた。ダ・ガーン達は星史の命令しか聞かないといいつつも、星史以外の指示を聞くことが見られる。
「ダ・ガーン助けるんだ!」
「ダメ!」
「蛍どうして?」
「自然の摂理を壊してはいけないの。残酷だけどシャチはペンギンたちを滅ぼそうとしているわけではない。これは地球で生きている者の定めなの」
秘められた伝説
「星と定めを共にする者たちよ。星と想いを共にせよ。星と願いを共にせよ。黄金の光集いきて新たな道を照らすであろう…これが俺の星に残ってた伝説の言葉だ」
何処の星にもあるものかも分からない言い伝えで、地球にはダ・ガーンたちが誕生したため伝説の力があるのかもしれない。ヤンチャーの星にはセブンチェンジャーがいたがオーボスによって滅ぼされてしまった。桜小路とヤンチャーは泣き出し走り去ってしまうが、セブンチェンジャーがこれまでのことを話す。
ヤンチャーは星の王の息子であり、オーボスは解放点を全て発見し一斉に活性化させた。王様と王妃は国と一緒に残ることを選択し、部下のニクルスにヤンチャーを託し虹の神殿へ向かう。ヤンチャーは生き延び国を創建するようにお願いされる。ニクルスは途中で倒れてしまいヤンチャーは神殿の奥へ進むと、星史とダ・ガーンのようにオーリンが輝く。ニクルスが敵に串刺しにされて助けようとするが敵わなかった。
ヤンチャーの言葉にセブンチェンジャーが目覚め敵を撃破するのだが、他の敵の姿はなくプラネットエナジーが解放され星が消滅してしまった。伝説の言葉が残っていたが力が発動することはなかった。ヤンチャーとセブンチェンジャーはオーボスに復讐するために近づいた。
「星と想いを共にする時間。星と願いを共にする時間が足りなかった」
「俺もそう思う」
「地球にはまだ時間があるわ」
次回「俺達の惑星」
コメントを残す