トロピカル~ジュプリキュア3話「はじけるキュアパパイア!これが私の物語!」の感想です。まなつとさんごは部活を決めておらず悩んでいた。こんなにたくさん部活があるのも珍しいと思うが、ローラは無い物は自分で作ればいいとプリキュア部を提案する。悪い知恵が働いたのか?プリキュア部として活動しておけば、自分の都合のいいように誘導できると思ったんだろう。
「いっそ好きなことが全部できちゃう部があれば、トロピカっちゃうんだけどな」
「無ければ作れば?グランオーシャンじゃ無ければ自分で作るのが基本よ」
「何部にしようかな?」
「プリキュア部ってのはどうよ?プリキュアと部活を同時にできるわよ」
プリキュアとはグランオーシャンに伝わる伝説で、人魚の世界と人間の世界を救った戦士である。人間界ではそんな言い伝えを知ることもなかった。まなつとさんごは明日図書室で調べることになりました。ネットでは調べないようだ。さあやならPC使ったり、ひなたならスマホ使うんだけどな。
一之瀬みのり
図書室でプリキュアについて調べようとするのだがそんな本あるわけがない。海や人魚について調べることになり、まなつは一之瀬みのりにぶつかってしまう。自己紹介するまなつだが、いきなり先輩に対して馴れ馴れしい。人魚姫の本を渡され、図書室の本棚の並びにも詳しいようだ。人魚や妖精を信じるかと問いかけると、おとぎ話としては好きだが、実際にいるかと考えると答えはNOだった。
「ごめんなさい大丈夫ですか?」
「私なら大丈夫気にしてないから」
「その本!私1年5組夏海まなつです!あなたは?」
「私は2年2組一之瀬みのり」
「みのりん先輩って呼んでいいですか?」
チョンギーレは調理中に指を切ってしまいドクターヌメリーに治療してもらっていた。、カニなのに指を切るってそれなりに装甲厚いと思うのだが、切れ味が良い包丁を使用していたのだろうか?出撃不可と判断しバトラーはヌメリーにお願いするのでした。
「あなたのみたいな人がうっかり怪我をするせいで、あたしの仕事が増えちゃって大変なんだから」
「その傷での仕事は難しそうですね。今回は別の方にお願いしよう」
まなつはみのりが人魚好きならプリキュアになれるのでないかと提案するのだが、ローラは頼りないと否定する。先生に一之瀬みのりとはどんな生徒であるか聞いてみた。成績優秀で国語が学年TOP、文芸部に所属していることが分かり、文芸部の雑誌にも掲載されていた。
みのりが書いた小説「マーメイド物語」を見つけて語り始める。内容は人魚と人間の女の子が冒険して、凶悪なドラゴンから世界を救うため、七つの海を救う冒険の旅に出発。ドラゴンは世界中のフルーツを食べつくすことであり、「この伝説のパパイアは絶対に渡さない!」
みのりはまなつに小説を読まれて、止めるように強い口調で言う。昔文芸部で書いた小説であるが、既に退部していて何かあったようだ。その場からいなくなってしまいます。ローラは自信のない彼女では、プリキュアになるのはダメだと判断する。まなつは水族館の館長から人魚の世界の特別展の招待券を譲ってもらい、みんなを誘って行くのでした。
ローラは3人目のプリキュアを捜しに行きたいのだが、特別展に付き合わされた。人間の勝手な想像で作られた人魚展にローラが次々とツッコミを入れて面白い。そこにみのりがやってきて、昨日のことを謝罪するのでした。ローラはとっさに人魚の銅像のフリをするのだが、みのりにじっと見つめられる。
「世界の人魚伝説…船を座礁させたって」
「いやいやそんなことしないし」
「見て見て人魚のミイラ!」
「はぁ~?これのどこが人魚なのよ?こんなの人間の勝手なイメージだわ!」
みのりが人魚を好きになったきっかけは幼稚園の時である。魔女の力で人間になった人魚姫は、足と引き換えに声を無くしてしまった。そのため王子様に想いを伝えることができなかった。王子は他の女性と結婚してしまい、再び人魚に戻りたいなら王子の命を奪うように魔女に命じられる。人魚姫は海に飛び込んで泡になり消滅してしまう。
「はぁ~?人間のために消える?何それ?」
「人魚が本当に…」
「何なら尾ひれに触ってみる?」
「みのりん先輩もプリキュアになってみませんか?世界を救う伝説の戦士」
「ちょっと頼りないけど、その人魚好きってところは評価してあげるわ」
そこでローラが思わず大声を上げてツッコんで、本物の人魚だと知られてしまうのだった。オーラはトロピカルパクトを渡して反応するか試してみたのだが、やはりダメだった。空想と現実でハッキリ区別しているみのりは、自分に自信が持てずにいた。するとまなつはメイクで気合を入れてあげようとする。
「プリキュアなんて私には無理…できない。空想と現実は違う!」
「自身がない時はこれ!メイクで気合を入れるの!やってみませんか?」
ヌメリーが出現しヤラネーダを召喚。人間からやるきを奪い、まなつとさんごはプリキュアに変身する。4話なのにショート変身シーンで短くなっている。土偶のいヤラネーダが高速回転して突撃してくると、キュアコーラルは×で防御するが吹き飛ばされる。射撃技なら防げるが物理攻撃では完全に防ぐことができないようだ。二人は押しつぶされそうになってしまう。
キュアパパイア
「助けたいでしょ?だったらあなたが行きなさい!」
「でも私は…」
「また何もできない?そんなのばっか…私には無理できない、どうせわたしなんか…まなつは信じてる。あなたならプリキュアになれるって、もっと自分を信じたらどうなの?最初からできないなんて決めつけてないで、やってみなさいよ!あなたがいないって決めつけていた人魚だって、ほらここにいるし!自分でダメだって言ってた小説だって、まなつは言ってたでしょ?面白いって!勇気をもって前へ踏み出せばなんだってできる!その足は何のために付いてるの?」
ローラめちゃくちゃ良いこと言いました。日高里奈さんの声はまっすぐで聞き取りやすく説得力がある。アクアkポットから顔だけ出して話すのだが、顔だけあると幽霊のようで怖い。
「私、助ける!彼女達を!プリキュアトロピカルチェンジ!」
「ひらめく果実!キュアパパイア!」
果実と書いてフルーツと読むらしい。キウイのイヤリングを巨大化させて目からビームを発射し、コーラルのキックとサマーのパンチでダメージを与える。ローラがマーメイドアクアポットでやるきを取り戻す。複数の緑色の弾を連続発射してヤラネーダを浄化しました。
「私もみんなを助けたいハートルージュロッド!プリキュア・ぱんぱかパパイアショット」
「どう?一歩踏み出した気分は?」
「どうかな?でもなんだかいい気分」
「で…もう一度聞くけど尾ひれに触る?」
「すごくリアル」
「はぁ?何その感想?」
ローラ自分の体を触ってほしかったんだろうけど、思っていなかった感想に不満があるようだ。EDが映画仕様になっているのですが、ここでやってしまうと映画館で同じのを観ることになるので、ヒープリとトロプリの一緒のダンスEDだという気持ちが半減してしまうのではないかと思う。ハグプリでも同様に映画仕様のEDがあったが、映画館で観てこそ感動するものでありTVでは通常のEDでいいと個人的に思います。
次回「先輩参上!燃えろキュアフラミンゴ!」
コメントを残す