デリシャスパーティプリキュア12話感想「小さじ一杯の希望!ミックスハートアタック」

デリシャスパーティプリキュア

デリシャスパーティプリキュア12話「小さじ一杯の希望!ジェントルーの本当の心」の感想です。怪盗ジェントルーの正体が生徒会長の菓彩あまねであることを知ったプリキュア達。ヤムヤムの必殺技を受けて浄化され、意識を取り戻したのだが、ナルシストルーに連れ去られてしまった。ゆい達は生徒会長のことを心配する。あまねはブンドル団により操り人形のジェントルーとして、ゴーダッツ様のためにレシピッピを回収するように命じられていた。

「あの生徒会長は心を操作されていたんだと思うわ」

「心を操作…」

「あの時、本来の自分を取り戻したんだわ。だからブンドル団は連れ去ったのよ」

「この調整が終われば今度こそ迷いなく使命を果たすでしょう」

「あーあ…これで苦しむ顔ともお別れか…残念」

ジェントルー再び

ジェントルー和実ゆい

ジェントルーは再び心を支配され活動を開始する。マリちゃんは生徒会長が家に帰ってきていることを知る。あまねの家はフルーツパーラーKASAIを経営している。ゆいは生徒会長の気持ちを考えていた。好きなものが好きではなくなったり、楽しい気持ちも何も感じなくなるのではと。ここねとらんは一緒に生徒会長に会いに行って話そうと決める。

「あたしね想像してみたんだ。もし心を操作されたら、野菜を食べてもおいしいって感じなかったり、みんなと話していても楽しいっても思わなくなったり、自分の好きなものが好きじゃなくなっちゃうのかなって」

「パムパムはいつもここねを好きでいたいパム」

「らんちゃんともっとラーメンについて話したいメン」

「だから生徒会長は本当に辛かったと思うんだ…何かあたしたちにできないかな?」

「なら明日会いに行ってみない?」

「三人寄ればもんじゃが美味しいって言うじゃん?」

「三人寄れば文殊の知恵ね…」

早朝マリちゃんはKASAIの店のカードを入手して、ジェントルーを監視していた。するとウバウゾーを召喚して店を攻撃していた。マリちゃんはすぐにデリシャスフィールドで包み、ハートキュアウォッチで目を覚ましたプリキュア達が駆けつける。

「現れたなプリキュア…やれウバウゾー」

「どうしてまたジェントルーに?」

「何を言っている?怪盗ジェントルーこと私の真の姿だ」

「どうやら前より強く心を操作されているみたいなの」

「生徒会長やめてください」

「レシピッピが苦しんでいるよ」

「それがどうした?レシピッピをゴーダッツ様に捧げることが我が望み、我が使命」

レシピッピが苦しんでいるのに、ためらいもなく捕獲箱に力を注ぎ続ける。スパイシーがウバウゾーの注意を引き攻撃を防いでいる間に、プレシャスは必殺技でウバウゾーを浄化することに成功する。パワーアップしたウバウゾーなのに一瞬で倒されてしまうとは、プリキュアが成長していると思われる。

「ちっ!使命は果たさねばならない…」

「前とは感じが違ってたよね?」

「心を操る術は強くかけすぎると、だんだん本当の心を消されてしまうと言われているの」

「生徒会長の心はもう元には戻らないの?」

「それは分からないわ…お店でこのイラストを見つけたの…それは生徒会長さんが描いたものよ」

マリちゃんは生徒会長が描いたカードをゆい達に渡す。レシピッピを見る力を持っているが、興味がないと冷たい態度を取っていたのだが、そのカードにはレシピッピのイラストが描かれていた。おそらく心を完全に支配されて、あまねの心は消されてしまった可能性が高いが、ゆいは生徒会長をあまねさんと呼び、話をしたいと強く願い諦めていなかった。

「興味ないって言ってたのに」

「これが生徒会長の…あまねさんの本当の心なんだ!絶対取り戻さなくちゃあまねさんの心も体も」

「問題は取り戻す方法ね」

「あたしねあまねさんと話したい話してみる」

「でもあの様子じゃ本当の心はもうほとんど…」

「大丈夫だよ!おばあちゃん言ってた。小さじ一杯大事な一杯」

「少しでも希望があるなら」

「それは大事なきっかけになる」

「小さじ一杯だからこそ希望と呼ぶのかもしれない…」

「らんらんに考えがあるんだ」

ジェントルーの捜索を開始しようとすると、らんには考えがあり、キュアスタに情報を投稿して誘い込もうと作戦を実行する。

小さじ一杯の希望!ジェントルーの本当の心

和実ゆいキュアプレシャス

ちゅるりんのキュアスタを見て、ジェントルーはいつでもハンバーグの店にやってきた。どんだけちゅるりんのキュアスタ情報をあてにしているのだろう。待ち構えていたゆい達の姿を見て逃走しようとしたジェントルーの腕をゆいが掴み会話をする。「離せ」を「話せ」と勘違いしたゆいは自己紹介を始める。すると近くにあるあさからハンバーグの店からおいしそうな香りがしてきた。

「こんな時間から開いているとは…開いていない?」

「待ってたわよ!」

「お前達どうして?」

「この投稿を観たらきっと来ると思ったんだ」

「小癪な真似を…」

「あたしあまねさんと話がしたいの!待って」

「何を言っている?私はジェントルー…離せ」

「じゃああたしから話すね」

「だから離せと」

「話すよ~あたしゆい!食べるの大好き中学2年生」

「その話すじゃないでしょ」

「ほにゃ~あの店だけ開くの早かったんだぁ!」

らんは朝から営業している商店街の情報を流してジェントルーを誘い込もうとしていたのだが、ハンバーグ屋さんだけ開店するのが早かった。レシピッピを奪われないと考えていたのだが、結局奪われウバウゾーを召喚。しかもハンバーグ屋さんから出てきたのは拓海だった。

デリシャスフィールドを展開し、中にゆいが消えて行く姿を見て怒る拓海。ローズマリーと怪物が関係していると疑っていた読みが正しかった。そりゃ好きな女の子がローズマリーを庇い、ごまかされたあげく、自分に秘密にされていたらどんな思いをするか。そんな拓海の気持ちも知らず、ゆいはあまねを助けるようとプリキュアに変身する。

「汝に我が力を授けよう!いでよウバウゾー」

「あいつ…やっぱりゆいを巻き込んでいたのか!」

「みんな!あまねさんを助けよう」

「まずはレシピッピを」

「させると思うか?」

「待ってあたしあまねさんと戦いたくない!話がしたいの」

キュアヤムヤムキュアスパイシー

マリちゃんは最初にウバウゾーを浄化してレシピッピの救出を最優先に考え指示を出す。プレシャスが攻撃を仕掛けようとするが、ジェントルーが妨害する。プレシャスに気を取られたヤムヤムはウバウゾーのブーメランに狙われる。スパイシーがヤムヤムを抱っこして回避する。ブーメランを足場にしてスパイシーがキック、ヤムヤムがパンチの連携攻撃でウバウゾーにダメージを与える。二人の姿にマリちゃんは感心する。

「大丈夫?」

「ありがとうスパイシー」

「プレシャスあなたは生徒会長を…」

「二人とも成長したわね」

「ウバウゾーめ…だらしない」

ジェントルーはウバウゾーを強化してスパイシーとヤムヤムを吹き飛ばす。プレシャスはジェントルーの説得を試みるが苦戦を強いられる。プレシャスは蹴り飛ばされダウンした所にエネルギー弾を撃ち込まれ、直撃する寸前にマリちゃんが援護防御に入る。もう心は戻らないと思ったマリちゃんだが、プレシャスは自分を信じるように言い聞かす。

「あたしあまねさんと話がしたい」

「ふざけるな!これで終わりだ」

「これ以上プレシャスを傷つけるのは許さないわよ」

「まだ話せてない」

「あまねさんを信じたい気持ちは分かる…でも」

「マリちゃんあたしを信じて」

ジェントルー菓彩あまね

ジャントルー足技の使用回数が多く、格闘戦が得意のように感じる。何度も攻撃を受けて倒れるプレシャスは、ジャントルーにカードを見せると変化が表れた。

「あまねさんあたしあなたと友達になりたい」

「だまれ戯言はうんざりだ貴様達と慣れ合うつもりなどない」

「戯言なんかじゃない本気だよ!あたしレシピッピのことが大好きなあまねさんと友達になりたいと思ったの」

「私がレシピッピを好きだと?ありえない」

「そんなの嘘だよ!じゃあこれは何?あなたはレシピッピを大事に想っていたじゃない」

「それを観れば生徒会長がどんだけ愛を込めて描いたか分かるよ」

「優しい絵お料理やレシピッピへの愛が伝わってくる」

「それを私が…いや違う私はそんなもの描いたりしない」

「こんな優しい想いが簡単に消えるはずない!あなたの中にはレシピッピへの想いがあるってあたし信じてる」

「黙れ!私は使命を果たす…何故?」

レシピッピを描いた思い出が残っていて使命を果たそうと捕獲箱に力を注ごうとしたが反応しなかった。苦しみだしたジェントルーの瞳の色が赤から青に変化して涙を流し本当の気持ちを伝える。体内にある黒いハートを壊すように求めてきたのだが、ゴーダッツの力が増大し再び意識を封じ込められる。プレシャスはジェントルーに触れようとすると弾きかえされ、ハートはジェントルーからウバウゾーに憑依した。

「私…私は…私を止めて…これを壊して…」

「あまねさん」

「本当の心が残っていた」

「使命を果たせジェントルー」

「ゴーダッツ様…」

ウバウゾーは更に強化されブーメランは赤いスライサーのように切り替わり攻撃力が増す。バリバリカッターブレイズで攻撃を相殺し、ピリッtoヘビーサンドプレスで拘束して動きを止める。1000キロカロリーパンチでダウンさせる。12話だが新必殺技が次々と追加され、プリキュアが短期間で急成長しているのが分かる。

「あの黒いハートを壊さなきゃ!あまねさんの心も体も絶対に取り戻す!」

「スパイシーお願い!1000キロカロリーパンチ!」

「みんな一緒に行こうトリプルミックスデリシャスチャージ」

「プレシャスフレーバー」

「スパイシーフレーバー」

「ヤムヤムフレーバー」

「ミックスハートアタック」

「私はいったい…」

「ゆいが…」

3人での合体技を発動させウバウゾーを浄化することに成功しました。ジャントルーはあまねの姿に戻り意識を失し、マリちゃんは後ろに気配を感じると拓海が隠れていた。ゆいがプリキュアとしてウバウゾーと戦っていることを知ってしまった。どうして拓海がデリシャスフィールド内にいるのか?そして手に持っている箱は何なのか?今後の展開が気になる。

次回「うばわれた思い出を守れ!明かされる拓海のヒミツ」

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