スマイルプリキュア42話「守りぬけ!なおと家族の大切な絆」の感想です。緑川家では家族がとても多い。なお、けいた、はる、ひな、ゆうた、こうた。そして新しい家族が増えようとしていました。なおは7人兄妹の長女として頑張っている。母の出産が近いため入院することになった。なおは兄妹の面倒を見ることになりました。
なおはうれしくてれいかに電話すると、みゆきはなおのために協力しようと提案するのだった。
「あたし今日1日弟たちを任されているんだ。もうじき7人兄妹のお姉ちゃんになるんだもん!頑張らないとね」
「私達も何かなおちゃんのお手伝いをしようよ」
ジョーカーはマジョリーナにキュアマーチを倒すように命令する。姿を見せないウルフルンとアカオーニがどうなったのか?今度は自分の番であると追い詰められ、失敗してしまったら消されてしまうのだろうか?
「マジョリーナさん」
「ジョーカー何の用だわさ?」
「何の用?随分余裕ですね…ピエーロ様がお怒りです」
「ピエーロ様が…」
「お気づきになりませんか?ウルフルンさんとアカオーニさんを…次が最後のチャンスです。あなたのへそ曲がりで直球勝負のキュアマーチを倒してください。もし倒せなければ…」
「勿論だわさ…」
守りぬけ!なおと家族の大切な絆
なおはお母ちゃんカレーを作るため、商店街で野菜と肉を購入する。商店街のみんなから祝福されニンジンを無料で、肉は多めにサービスしてもらった。マジョリーナはなおの兄妹を狙おうと作戦を考えていた。
ひなはなおのようなお姉ちゃんになりたいと思っていた。なおは隠し味のリンゴをか買ってくるのを忘れてしまった。今から買いに行くとなると夕飯が遅くなるし困っていた。ひなとゆうたは、話を聞きこっそり家を出て商店街へ向かうのだった。
れいかとなおは幼馴染で、なおが初めてお姉ちゃんになった時のことを思い出していた。家族はなおの大切な宝物である。みゆき達が緑川家に到着するとなおは家を飛び出して、ひなとゆうたを捜していた。
みゆき達は捜索を開始するが手がかりがなかった。なおはこうたの言葉を聞いて、ひなとゆうたがリンゴを買いに行ったのだと気が付いた。ひなとゆうたは、お金を持っていなかったことに気が付いて引き返そうとする。八百屋さんで目撃情報があり付近を捜すのだが見つからなかった。
キュアマーチVSマジョリーナ
マジョリーナはひなとゆうたにリンゴを渡すふりをして捕らえるのだった。なおは兄妹の前でプリキュアに変身するのをためらっていた。しかし問答無用で攻撃を仕掛けてくるマジョリーナは、転倒したはるを狙ってきた。なおは家族を助けるため、プリキュアに変身して正体を明かす。
「キュアマーチ現れただわさ…私にはもう後がないんだよ…今日こそ倒してやるキュアマーチ」
「マジョリーナ二人を離して」
「キュアマーチ?何それ?」
「どうしただわさ?覚悟するだわさ」
「私の兄妹には指一本触れさせない!プリキュアスマイルチャージ」
「なお姉…」
「けいた…はるとこうたを連れて下がって」
マジョリーナは兄妹のバッドエナジーを吸い尽くしハイパーアカンベェを召喚。ひなとゆうたを体内に取り込まれ攻撃することができない。マジョリーナは動けないこうた達を狙う。攻撃を仕掛け反撃されず、キュアマーチにダメージを与え続けることができる。へそ曲がりの魔女の完璧な作戦だ。
「やっとやる気になっただわさ!いでよハイパーアカンベェ…これがお前の弱点だわさ」
「弟たちはあたしが絶対守る…指一本触れさせない!家族を守るんだ…」
「やめろ!なお姉ちゃんをいじめないで!」
「やかましい…全員まとめて消してやるだわさ!ガキもろともおしまいだわさ」
「家族は絶対あたしが守る!」
種を飛ばしてマーチが相殺するが相殺しきれず被弾して吹き飛ばされる。必死で立ち上がろうとするキュアマーチの姿を見て、けいたとひなとこうたは、バッドエンド空間から立ち上がりマーチの前に出た。手加減しないマジョリーナはエネルギー弾をチャージして発射する。
恐怖で足が動かないけいたとひなの前に、キュアマーチが飛び出しエネルギー弾を受け止め相殺する。キュアマーチは覚醒し攻撃を仕掛ける。マジョリーナはマジョリーナタイムを発動して若返り身体機能を上げる。同時にハイパーアカンベェも赤くなり能力が増大する。
「ひなとゆうたを返せ!」
「もう後には引けないんだよ!」
「プリキュアマーチシュートインパクト!」
「ここで負けるわけにはいかねーんだよ!指を銜えて見てるがいい…お前の兄妹たちが消える姿をな」
「いやぁぁぁぁぁぁ!」
キュアマーチは高速回転して遠心力を利用し、必殺技のマーチシュートインパクトでマジョリーナを上空へ蹴り飛ばす。決まったかと思ったが、マジョリーナは渾身の一撃でエネルギー弾をこうた達に向けて発射した。空中で吹き飛ばされバランスを崩したマーチは、兄妹が消える瞬間を目の当たりにした。守ることができず絶望して悲鳴を上げる。
膝をついて放心状態のマーチにハッピーとサニーが声をかける。二人の声を聴いて我に返る。直撃するギリギリで何とか間に合ったのだ。ビューティがソードでアカンベェの檻を破壊しピースがひなとゆうたを救出する。兄妹がマーチの元に駆け寄り抱き合い涙を流す。キャンディはパラソルデコルを使い防御する。
「マーチ…」
「大丈夫か?」
「貴様ら余計な真似を」
「私達の友達とその家族には手出しさせない!」
合体技プリキュアレインボーバーストで浄化に成功し、マジョリーナは退却する。三幹部がどうなってしまうのだろうか?気を失ったこうた達は寝てしまい。なおはみんなに感謝の気持ちを伝える。目の前で家族消されそうになった状況で、助けに来てくれたら本当に感謝の気持ちでいっぱい。大切な家族を失う怖さを知り、なおは泣き出してみゆきに抱きしめられる。
「ありがとう…本当にありがとう」
「なおちゃん…」
「怖かった…怖かったよ…」
「大丈夫だよ…みんな一緒だから」
そんなことを知らず、なおの父が軽トラックで帰ってきて声をかける。病院へ向かうと女の子が産まれました。「ゆい」人と人との絆を結び付けてくれるという願いを込めて名前は「ゆい」
こうた達はなおが戦っている夢を見たのだが、ごまかした。
次回「れいかの道!私、留学します!」
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