ゾルダVS大蛇
浅倉との決着をつけるためゴロちゃんにお願いする「デッキ出してくれる?」椅子から立ち上がるが体力はなくフラフラの状態だった。「先生無理じゃないですか?」辛そうな顔をしているのを見たくないのか?「それにしても今日は天気が悪いね?ゴロちゃんの顔が見えないよ」
「会いたかったぜ北岡」ゾルダが姿を現し喜ぶ浅倉は変身する。シュートベントに恐れず襲い掛かってくる王蛇。格闘をしかけるゾルダの様子がいつもと違う。ベノサーベルに斬り飛ばされながらもシュートベントを装備する。
ゾルダはファイナルベントを発射しようとするが王蛇のユナイトベントでジェノサイダーの攻撃で妨害される。倒れたゾルダにファイナルベント最初で最後の発動されたドュームズディが命中する。マグナギガはジェノサイダーに吸い込まれ、ゾルダは吹き飛び倒れこんでしまった。
動かなくなったゾルダを見て大蛇は「北岡!北岡!お前?」いつもと違い戦い足りないのか?変身が解除されるとゾルダは北岡ではなくゴロちゃんだった。北岡と決着がつけられず叫ぶ浅倉。「何故だ?何故だ?何故だ?何故だ!うおおおおおおおおお!」鉄パイプを持ち機動隊に向かっていくと射殺されてしまう。仮面ライダー王蛇として戦えば勝てたのに残念な終わり方でした。
「先生うまいもん買っていきます」すでに北岡は事務所で息絶えていた。令子はランチを約束していたようでずっと待っているようだが、北岡がレストランに行くことはできなかった。
ナイトVSオーディン
「城戸。お前が最後に信じるものを見つけたように俺にも信じるものがある。ライダーの一人として」真司のそばを離れオーディンとの決着をつけるために変身する。「オーディンってのは大量生産らしいな、ただの操り人形と言う訳か」サバイブ化して斬り合う。ブラストベントで攻撃を仕掛けるが背後に迫りゴルドセイバーで斬りつけられる。
おばさんは優衣がいなくなってしまったことを知っていた。史郎がアメリカの親戚に渡されるときに「俺がいないと優衣は20回目の誕生日に消えちゃうんだ」その言葉を信じていた。いつも騒いでいたおばさんが悲しい顔をしているのを見るのが辛い。
オーディンのファイナルベントエターナルカオスが発動して契約モンスターゴルドフェニックスが登場する。ナイトに大ダメージを与えるが神崎史郎は優衣がずっと拒み続けることに苦しみ、叫びオーディンが消滅する。最後に勝ち残ったライダーが手に入れられる新しい命を入手した。
「以上が原因不明の失踪事件の真相であり、仮面ライダーと名乗る人間たちの真実である。この戦いに正義はない。そこにあるのは純粋な願いだけである。」大久保編集長が最後に記事にまとめてくれました。
蓮は恵里を蘇生させた後、倒れ込むように眠る。優衣は史郎に問いかける「お兄ちゃんまた繰り返すの?」
「お前を失いたくない」優衣の願いは史郎に伝わり最後に一緒に絵を描いて、願うのだった。過去の自分と現在の自分と優衣と史郎の4人が登場して終わりを迎える。
モンスターのいない世界
OREジャーナルでは真司が金色の蟹の取材をするために出掛けるがガスケツ。「ごめんね?大丈夫だよね?」東條と接触してバイクのミラーが壊れる。「あんた今日の運勢は最悪だな」手塚が声をかけると浅倉がバイクを「邪魔だ」と蹴り倒す。笑顔で「イライラさせるな!」すると「俺の占いは当たる」
令子は不正事件で弁護する北岡の取材をする。
真司は花鶏に入ろうとすると蓮が出てきた「どけ!」数回ぶつかり「どけって!あんたこそ」
「コーヒーください」と勢いよく店に入ると「コーヒーはない紅茶だけ!」とおばさんがいた。写真には幼い優衣と史郎の写真が飾られていた。
この世界にはモンスターもミラーワールドもライダーも存在しない。優衣が願っていたモンスターのいない世界、真司が言っていた戦いを止めたい。モンスターがいなければ恵里も昏睡状態にならず、全員が幸せに笑顔で笑っていられる新しい世界を、最後に入手した新しい命で蓮が願ったのだろうか?
これで仮面ライダー龍騎の物語は終了になります。TVシリーズ以外だと劇場版とTVスペシャルの未放映なども、もう一つの物語としておもしろかったです。私の中で一番大好きな仮面ライダーです。人間として生きていくために学ぶことがたくさんありました。
こんなに涙溢れ感動した仮面ライダーはありません! みんな、みんな新しい世界で、普通に生きていくんだね。普通に生きていく姿が、こんなに愛おしいと思ったことも、本当に初めて!! 泣きながらエンドテロップを見つめたことを忘れないです。大久保編集長最高!