ハートキャッチプリキュア9話感想「スカウトされたお父さん!お花屋さんをやめちゃいます」

花咲つぼみ

ハートキャッチプリキュア9話「スカウトされたお父さん!お花屋さんをやめちゃいます」の感想です。つぼみのパパは大学の教授をやっていた時期があり、教え子の小畑が花屋にやってきました。今もたまに大学で講義をしています。小畑の目的はつぼみのパパをスカウトしに来たんです。ママはレッドフローリアンという芸能人が行くセレブの花屋さんのOLでした。花を探していて二人は出会い1ヶ月で結婚したみたいです!早すぎですよね。実はつぼみの憧れている。

「実はお願いがあって来ました。教授!是非我社に来てください」

スカウトされたお父さん!お花屋さんをやめちゃいます

花咲つぼみ来海えりか

スカウトの話を聞いてつぼみは元気がなくなってしまった。パパに話を聞くと返事はNOで断っていました。するとつぼみは笑顔になり安心した表情です。父が教授を辞めたことと花屋を始めたこと、花咲家の過去には何があったのだろうか?

「お父さん…小畑さんの会社に行くの?」

「あの話は断ったよ」

「なんで?」

「研究より花屋が熱いんだ」

「お母さんも家族みんなで食事ができるのが嬉しいわ」

翌日、つぼみとえりかが下校してくると、小畑はつぼみにお父さんを説得するようにお願いしてくる。スカウトを断ったことを知りえりかは驚くのだが、つぼみの表情が再び曇ってしまった。小畑は自分の意見ばかりで、えりかはつぼみが元気なくなって困っているのを察し、割り込んで場所を変えることにした。

「お父さんには素晴らしい知識と才能がある。君からお父さんを説得してくれないか?」

「STOP!提案します…立ち話のなんですから場所を変えて話し合いましょう…ね?そうしましょう」

コブラ―ジャは美肌効果がある砂風呂に入っています。プリキュアと倒すことや世界を砂漠にすることが目的なのに、美しさを求めるのが最優先のようだ。スナッキーに雑用をさせているが伝言があり、動こうとしないコブラージャに対し、おだてて出動させる。

「これでお肌はつるつる益々美しくなってしまう。おいスナッキー足元に砂を追加してくれ」

「ききききき(サバーク博士から伝言。早くプリキュアを倒してこい)」

「ききききき(お美しいコブラージャ様ならプリキュアなど敵ではない。プリキュアも美しいコブラ―ジャ様の姿を見たくて待ちかねている)」

植物園にやってくると小畑とつぼみは花の話題で意気投合する。えりかは話に全くついて行けない様子。小畑さんの仕事は他社に負けないためにお父さんの力が必要みたいだ。スカウトの話になると、どうしてもつぼみの表情が変わり、えりかがサポートする。小畑はつぼみを子供扱いしていると、そこにおばあちゃんが参加してきます。そこで花咲家の回想が始まります。

「つぼみはさ小畑さんが嫌いなの?」

「そんなことありません」

「だよね?楽しそうに喋ってたし頼みが聞けないのには何か理由があるんでしょ?ちゃんと言ってくれないとわかんないよ小畑さんも私も」

「私、花に勝つとか負けるとか関係ないと思うんです。今ある花にもそれぞれ良さがあって、新種の花がなくても私はいいと思うんです」

「君はそれでもいいよ…でも僕は仕事だから売れる花を作って勝たないと、君は子どもだからわからないかもしれないけど」

「子供にも心はありますよ!」

花咲家の過去

キュアマリン

小畑はあの頃のつぼみのパパとママにそっくりだった。世界中を飛び回り忙しい日々を送っていた。幼い頃のつぼみはいつもパパとママが忙しいことを知って見送っていた。つぼみは燕の親子を見て涙を流す。本当は寂しかった。その姿を両親は見てしまった。

家族のために働いていたけどその家族がバラバラだったことに気づく。そして仕事を辞めてフラワーショップを始めた。仕事よりもつぼみと一緒にいること、家族みんなでいることを選んだ。小畑の仕事を選んだら、再び家族がバラバラになってしまうかもしれない、だからお父さん断ったんですね。つぼみも小畑さんのお願いを断ります。

「新種の花を作ることはすごいことだと思います。けど…ごめんなさい」

「色変わりしている君のこころの花頂くよ!」

小畑さんはコブラ―ジャにこころの花を奪われます。思い込みの激しいコブラージャはマリンにボロクソに言われて怒ってしまう。携帯電話のデザトリアンは機動性が高く、音の衝撃波で攻撃してくる。パカパカ開いて閉じてのガラケーだが強い。

「お望み通り来てやったぞ!思う存分目の保養をすればいい!」

「何訳のわかんないこと言ってんのよ!誰もあんたなんか待ってないわ!」

「なんだと?わざわざエステを中断してまで来てやったのに!」

ブロッサムとマリンは小畑の心の叫びを聞いてしまった。左右から連続攻撃プリキュアダブルシュートの合体技。単発のショットを同時に発射フローラルパワーフォルテッシモ。撤退するコブラ―ジャ。白いヒヤシンスの花言葉は心静かな愛です。

「僕だって研究したいそれが僕の夢なんだ!研究チームに入りたいけどそんなこと言ったらクビになるかもしれない。研究したい怖くて言えない」

「臆病者めそんな奴には何もできやしないさ」

「小畑さんが不安なのは花に関わる仕事が好きだからです!一生懸命な心をもてあそぶなんて私堪忍袋の緒がきれました!」

「海より深いあたしの心も心が我慢の限界よ!」

「僕の美しい顔に埃が…」

小畑は父のことを諦めて自分で研究したいと思っているが自信がないそうだ。花屋に子供がヒマワリを買いにやってきたのだが、夏ではないので置いていなかった。つぼみは夏になったら一番大きなヒマワリを用意しておくと約束する。小畑は父に励まされる。花咲家の笑顔をえりかはそっと見守るのだった。

次回「最大のピンチ!ダークプリキュアが現れました!」

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