デリシャスパーティプリキュア35話感想「ここねとお別れ?いま分け合いたい想い」

芙羽ここね

デリシャスパーティプリキュア35話感想「ここねとお別れ?いま分け合いたい想い」の感想です。今回の話はお別れ会ということで、ここねファンにとって重要な神回になるだろう。ここねのパパとママがイースキー島からたくさんのお土産を持って帰ってきた。マイラ王女は、世界中からイースキー島に食べに来てもらえるような名物料理を作りたいと考えていた。直々に仕事の依頼があった。

料理を開発するだけでなく、レストランを作ったり、農園を作ったりとスケールが大きかった。パパとママはここねにイースキー島に引っ越しすると相談を持ち掛けてきた。あまりの急な話で、ここねは戸惑ってしまう。

マイラ王女芙羽ここね

「ここねのパパ様とママ様に新メニューを開発していただきたいのでございます」

「それで相談なんだけど、家族でイースキー島に引っ越ししたいと考えているんだ」

「え?Σ(゚Д゚)」

ここねとお別れ?いま分け合い想い

和実ゆい菓彩あまね

ゆい達とマイラはPCを使ってオンラインで通話していた。島のために頑張っていることを知り、その手伝いをすることは素敵なお仕事。だが、ここねが引っ越ししてしまうことを知りみんなが激しく動揺する。ゆいとらんはここねに抱きつき、あまねはお茶を注いでいるがあふれていた。

「ここねちゃん引っ越しちゃうの!」

「冷静に…一旦落ち着くんだ」

「こぼれてるわよ…あまね…」

「これもイースキー島とマイラ王女のため」

「でも心配なのは私が今プリキュアを抜けてしまったら…」

「それは気にしなくていいわ…プリキュアには縛られず、ここねは自分を一番に考えてちょうだい」

「ブンドル団が出たらイースキー島から駆けつけるパム」

「ともかくここねは、自分が本当に望む道を行きなさいね」

すぐに引っ越すわけではないが、ここねは自分がプリキュアを抜けてしまったら戦力が欠けてしまうことを心配していた。風船のついた自転車で空を飛んでくるようなイメージをしていたパムパムだが、時間がかかりすぎるだろう。パムパムはここねと離れたくないので一緒に行動するようだ。ここねが悩んでいるとマリちゃんは。プリキュアのことは考えず自分の望む道を進むようにアドバイスする。

マリちゃんはフェンネルから連絡を受ける。師匠を知っている人がおいしーなタウンにいた。ジンジャーが秘密でおいしーなタウンにいたそうだ。その後レシピボンを発見したのだが、すぐにクッキングダムに戻ることはなかった。ジンジャーがおいしーなタウンに長く滞在していたのには何か理由があったようだ。

ゆいとあまねはマリちゃんに焼き芋を持ってきたのだが、マリちゃんとフェンネルの話を聞いてしまった。師匠の名がジンジャーで、クックファイターのリーダーだった。シナモンという兄弟子もいたのだが、レシピボンを盗んだ犯人としてクッキングダムを追放されてしまった。

今のここねには余計な心配をかけさせないと、この話は秘密にしていた。

パパとママはイースキー島では魚料理が主食のようで、現地の調味料を使い、島のみんなの意見を参考にしたいため、たくさんの人を集めて試食会を行おうと考えていた。島の情報を知り、とてもきれいな海に囲まれていることを知った。

ここねは学校での生活も充実していたのだが、どちらの道を進んだらいいのか悩んでいた。

芙羽ここね芙羽ここね

ここねはお弁当を忘れてしまった。ゆいのおにぎりと卵焼き、らんのしゅうまい、あまねのフルーツサラダを分けてもらった。あまねのサラダが異常に多いように見えるのだが、いつもこんなに食べているのだろうか?巨大パフェも食べていたのでかなり大食いなのだろう。

「みんなの分が足りないんじゃ…」

「そんなの気にしない気にしない」

「それに分け合って同じの食べるのってなんだか楽しいもん」

ゆいの一言で。ここねはゆいと最初に出会いパンを分け合ったことを思い出していた。轟はここねが悩んでいることを知っていて、気分転換に紅葉しているイチョウ並木の場所を案内した。パパとママとイースキー島へ引っ越すか?みんなとこの町に残るか?両方大事なのに。

芙羽ここね芙羽ここね

「私ね自分の周りがいつのまにか好きでいっぱいになっていた…ゆい、らん、あまね、パムパム達、クラスの友達、それに勿論パパとママ…私いったいどうしたら?…」

「パムパムは知ってるパム…みんなここねの味方パム」

気が付くとここねは涙を流していた。ずっと悩んでいたことを側で見ていたパムパムは車にこっそり忍び込んでいた。ここねはパムパムに悩みを相談するが、パムパムはここねがどの道を進みたいのか分かっていたようだ。

このイチョウ並木のシーンがスマイルプリキュアのキュアピースが覚醒した時と似ている。

セクレトルーはゴーダッツに現在の状況を説明する。全く成果が出ていないのはジェントルーとナルシストルーと同じである。

ここねの選んだ道

芙羽ここね芙羽ここね

パパとママはピタパンサンドを考えていた。イースキー島ではピタパンが多く食べられていて、野菜と魚のフライをサンドすれば栄養バランスも良く、手軽に食べることができる。シェフに画像を送り、島の人の意見を参考にしようとしていた。

ここねが悩んでいたことを両親は知っていて、デザートにボールドーナツを作り始めました。それはここねの素直な気持ちを聞くためである。ここねは大好きなドーナツを一口食べて自分の気持ちを伝えた。

「ずっと悩んでいたでしょう?」

「パパとママはここねのどんな気持ちも受け入れるから」

「パパ、ママ聞いて」

シェフはピタパンサンドを調理して試食していたのだが、セクレトルーが窓から覗いていてレシピッピを奪った。何故ピタパンサンドをターゲットにしたのか?そしてタイミングよくゆい達が駆けつける。ゴッソリウバウゾーを召喚し、マリちゃんはデリシャスフィールドを展開する。プリキュアに変身するが、ここねの到着が遅れていた。

デリシャスパーティプリキュアキュアプレシャス

プレシャス、ヤムヤム、フィナーレの3人で初のデリシャスパーティプリキュアVer。軽量スプーンのウバウゾーは隙を与えない連続攻撃で、プリキュアの全方位を球体で包囲し動きを封じる。中に閉じ込められてしまったプリキュアは脱出不能。更にウバウゾーが上空から踏みつけで押しつぶそうとしていた。

「これからはあたし達だけでなんとかしなきゃ!ダメだ…こんな小さな穴じゃ…」

「みんなお待たせ!」

スパイシーがいれば内側からバリアを展開して跳ね返したりできたのだが、プレシャスは自分達だけで乗り越えようと2000キロカロリーパンチで穴を開けるのだが、小さすぎて脱出することができない。潰されそうになりパニックになっているとここねが駆けつけた。久しぶりの単独スパイシー変身フルバージョン。

キュアスパイシーキュアスパイシー

「父と母が考えたピタパンサンド!そのレシピッピは必ず取り戻す!」

「スパイシーごめんね本当はもう頼っちゃいけないのに…」

「いけなくなんかない!だって」

「私…お友達と別れたくない、でもパパとママとも一緒にいたい…それにイースキー島のお料理作りも応援したいの…だから…」

「ここね…気持ちを話してくれて嬉しいよ」

「ここねの願いを叶えるために一緒に考えましょう」

「私これからもみんなと一緒にいたい!楽しいも嬉しいも、それに苦しいも悲しいも、今という一瞬一瞬を分かち合っていきたい!みんなは私の大切なお友達だから!」

キュアプレシャス芙羽ここね

ここねは自分の気持ちを両親に伝えてからここにやってきた。球体の中にバリアを展開して、プレシャス達もスパイシーの気持ちを知り力いっぱい押し出して球体を破壊し脱出に成功する。合体技ライトマイデリシャスで浄化に成功する。ここねの到着が少しでも遅れれば全滅させられていたのかもしれない。

キュアプレシャスキュアヤムヤム キュアフィナーレキュアスパイシー

「一人遅れてくるなんて計算外でしたね」

セクレトルーデリシャスパーティプリキュア

ここねが素直な気持ちを話してくれてことが両輪は嬉しかった。結果どうなったかというと、ここねとパパは引っ越ししないで、ママだけがイースキー島へ行くことになりました。オンライン通話で定期的に連絡をするようになりました。

ここねがまた大きく成長できた話でした(*’▽’)

次回「らんがデビュー?きらめくグルメ・エモーション」

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