デリシャスパーティプリキュア9話「かみ合わないふたり?ここねとらんの合わせ味噌!」の感想です。3人目のプリキュアとして華満らんがキュアヤムヤムに変身することになりました。ちゅるりんことらんのキュアスタがブンドル団に利用されていて、らんはキュアスタの投稿を休止していた。ブンドル団のジェントルーの正体が、生徒会長の菓彩あまねであることが判明。
かみ合わないふたり?
らんはキュアスタをテイクアウト推しにリニューアルすることにした。お持ち帰りならホカホカハートが分散して、レシピッピが集まりにくいことから、ブンドル団に狙われる可能性も低い。これまで通り美味しいを届けることは、らんにとって喜びでもある。ついでにアイコンも変更しようとするのだが、ここねとらんの意見が合わず進まなくなってしまった。
「ここねちゃんはどれがいいと思う?」
「私はこれが」
「やっぱおすすめは麺類かな?麵と言えばラーメン、ラーメンと言えば…あ!ごめん…ここぴーはどれがいいと思う?」
「パンダかわいいし目立つから目が止まる」
「ほえ?パンダ?らんらんは美味しい方に目がいっちゃうけどな」
「パンダでフォロワーが増えるかも」
「パンダ軒の一押しとしてはラーメンだし」
「パンダも一押し」
らんは自分の意見をズバズバ発言するのだが、控えめなここねがしょんぼりしてしまい、らんが様子に気が付き慌てて意見を求める。アイコンはかわいいパンダか?美味しいラーメンか?らんのキュアスタなんだから、らんが決めればいいと思うのだが。
「ふにゅ~どうしよう?昨日もらんらんのおしゃべりで邪魔しちゃったしな…」
らんはアイコン画像のことで悩んでいた。ここねの意見もあるし、学校で読書しているここねの邪魔をしたことを気にしていた。自分がおしゃべりであるという自覚があるようだ。学校の休み時間にここねが読書をしていると、らんがグイグイ質問して休み時間が終わってしまった。
「はっひょ~おいしそうなパン。もしかしてここぴーパン好き?何パンが好き?」
「私はカレーパンとハートパンが…」
「ハートベーカリー美味しいよね生地はフワモチで、はわ~!ごめんね読書の邪魔しちゃった?」
「大丈夫」
「ここぴーって読書が趣味?」
「メイクの方が好き」
「らんらんメイクとかどれがいいかサッパリで…あ!」
「はぅぅぅぅぅ!らんらんっておしゃべりだよね~」
「そこがらんちゃんのいいところでもあるメン」
「けど、お友達とは話を合わせた方がいいって聞くし、よし決めた!今度からここぴーの話をちゃんと聞くぞ!」
ここねはおともだちDAモンの映像を観ていた。ってどんなアニメだよ!ふたりの少女が今日の食べ物について話しているとラーメンとサンドイッチどちらにするともめて両方食べるということでまとまった。「だって私達お友達だもん」いや…なんか違くない?ここね…このアニメから何を学ぼうとしているのか?
「私らんに意見しすぎたかな?思ったことを押し付けて困らせたかも?ラーメンの方がらんっぽいのに…お友達なら意見を合わせなきゃ!」
ここねは自分の意見を言い過ぎたかもしれないと悩んでいた。らんはラーメンの方が似合うし、らんのキュアスタである。パンダの方がいいと思っているのは自分だけで、らんはそう思っていない。パムパムとメンメンはお互いのパートナーが悩んでいることを知り、ゆいに相談を持ち掛ける。
マリちゃんがらんにグラスを渡したいと言ってたこともあり、ゆいはみんなでパーティしようと作戦を考える。
怪盗ナルシストルー
ジェントルーはレシピッピの捕獲も失敗続きで、プリキュアを倒すこともできず成果を上げれない。更にキュアスタの情報もテイクアウトになり新たなレシピッピの出現場所も分からない。そこに新キャラの怪盗ナルシストルーが登場しました。自称天才のようだが、ジェントルーが持っているレシピッピ捕獲アイテムの試作品を完成させたようだ。
幹部2人目の登場となるとジェントルーの立場が危うい状況であり、もうそろそろ出番が終わることになるだろう。二人に嫌味を言われてしまい、レシピッピを捕獲しようと出撃する。
「レシピッピの捕獲はどうなっているのですか?」
「申し訳ありません。情報源が様変わりしてしまい」
「何?苦戦中?いつも苦戦しているか…」
「ご無沙汰ですねナルシストルー例の物は完成したのですか?」
「まだ試作品だけどね!ま俺様は天才だからほぼ完成しちゃってるけど」
「そうですか…っていうか天才ならとっくに完成してるし」
「これが正式に使えるとなったら、使い物にならないジェントルーは用無しだな」
「今度こそ必ず」
「プリキュアによろしく」
「では…せーのブンドルブンドル」
たこ焼きパーティー
ここねとらんを仲良くさせようと、ゆいの家でたこ焼きパーティーをすることになりました。巨大なタコはここねの家から持ってきました。マリちゃんは乾杯の前に友情の証としてらんにグラスを渡す。らんはお揃いグラスに感動して、たこ焼きを作り始める。ここねの机の中にあったノート(友達とやりたいことリスト)に書いてあったのをパムパムが勝手に見て提案したようだ。
人のノートを勝手に見るのはプライバシーの侵害では?パムパム過保護というか心配症といいますか、ちょっと問題ありな妖精。ここねがパムパムの見る時の目が怖い。そりゃ勝手に見られたら不快だわ。
「はわわ~お揃い!ありがとう♪」
「これから力を合わせて頑張ろう乾杯」
「焼くのは任せてらんらん得意なんだ!焼けるまで少々お待ちください。そうだ!あれも入れよう」
「ところでどうしてたこ焼きパーティーにしたの?」
「ここねのお友達とやりたいことリストにあったパム」
「…見たの?…」
フワフワトロトロのたこ焼きが出来上がり、ゆいもマリちゃんも満足していたのだが、ここね
「ここねどうしたパム?」
「…甘い…」
「甘い系も持ってきたんだ!どう?」
「美味しいけど甘いものは食後に食べるものじゃない?」
「ほえ?らんらんは先に食べてもおいしいと思うけどな」
「うちはいつもコースの最後にデザートが出るの…」
「ああ!ここぴーは好きなものは後に食べるタイプ?もしや甘いもの好き?」
ここねが話しているの途中なのに、らんは自分の意見を言ってしまった。ここねの意見をちゃんと聞くということを思い出した。同時にここねもお友達のアニメを思い出し、自分の意見を言ってしまったことに気が付き、らんの意見に合わせようとする。でも互いに気疲れしているのが表情で分かる。このシーンを見ているだけで面白い。
「はいや~!ここぴーの言う通り甘い系は最後がいいかも」
「は!でもたまには先に食べてもいいかも…デリシャスマイル」
ここね初のデリシャスマイルの台詞。マリは二人の様子が変になったことに気が付くのだが、ゆいはたこ焼きを食べるのに夢中で気にしていない。もしかしてかなり天然なのかもしれない。パムパムとメンメンはゆいを引っ張り相談する。
「こんな時おばあちゃんが言ってたことがあるんだけど、それが全然思い出せなくて」
コメコメに食事を与えるためにハートキュアウォッチを使いタコなしたこ焼きを出す。パムパムは仲良し作戦その2を実行する。ここね&らんの二人でコメコメのお世話をすることになりました。その間ゆいがお片付けをすることに。
「らん甘いたこ焼き本当に美味しかったよ」
「いつも妹と弟のお世話しているからこういうの慣れてるんだ」
「偉いねお店手伝ってるし」
「はにゃー全然偉くないよ…いつもお菓子の取り合いとかしてるし」
「どうしたの?お腹空いたのかな?」
「大丈夫大丈夫眠たいだけかも」
「でもすごい泣いてるしどこか痛いのかも?」
「ちょっと疲れちゃったんだよね?」
「かもしれないけど、もしかしたら」
「もう~ここぴーは心配症だな」
仲良く会話が進みそうだったが、コメコメが転びそうになり慌ててらんがクッションでカバーする。コメコメは長時間人間の姿でいたので疲れて泣き出してしまった。どこか問題があるのではと心配症のここねと、お世話に慣れているらんの意見が食い違い喧嘩してしまった。仲良しになるどころが自分の意見をズバズバと発言してしまい空気が悪くなる。
「慣れてるからってちょっと雑になってるんじゃない!」
「雑?そんなことない!ちゃんと分かって見てるもん!」
「らんは適当な時があるから!」
「ここぴーこそ頭カチコチだよ!」
「やっぱりラーメンがいいと思う」
「パンダ!」
ここねは控えめだけど自分の意見を強い口調で発言。それにらんも怒りだして言い返してしまう。お互いに気を使って我慢していたのが解き放たれたようだ。あまりにも酷い状況になってしまいパムパムとメンメンはゆいに助けを求めようとする。
ここねとらんの合わせ味噌
ジェントルーは自分の力でたこ焼きとアイスのレシピッピを2匹発見する。ゆいたちはレシピッピから救援を求められジェントルーを追いかける。
「2匹か…まぁいいブンブンドルドルブンドル」
「来たな今日こそは…いでよウバウゾー」
「あれがプリキュアか?子供じゃないか」
タコ焼き機のウバウゾーは攻撃と防御が強く連続射撃で攻めらてしまいスパイシーがシールド防御に集中する。攻撃が止んだ瞬間にヤムヤムが飛び出すのだが、バリカッターブレイズを弾かれてしまい反撃を受ける。プレシャスのキックを命中させるが歯が立たず、スパイシーが再びシールドで防ぐ。その様子をナルシストルーが観察していた。
「ヤムヤム待って!大丈夫?ヤムヤムは人の話を聞かないから」
「ありがとう♪それはヤムヤムも気をつけてるし、何もしないよりはいいかなって」
「ちゃんと対策を考えればいい方法が見つかる」
「でもでも思い付きの方が上手くいくし」
「やるな!…くっ!ダメ!」
スパイシーは対策を考えてから行動する、ヤムヤムは思い付きで行動すると意見が分かれているとウバウゾーはその隙を狙いエネルギーをチャージする。ここでジェントルーに異変が見られる。一瞬菓彩あまねの意識が芽生えウバウゾーは暴発してしまう。ジェントルーの瞳の色が左右異なり赤と青のオッドアイになっている。
「違う味が仲良くなれば味噌も人もうまみが増す」
「何の話?」
「美味しいお味噌のコツ!味が違えば違うほどいいっておばあちゃんが言ってた」
プレシャスはおばあちゃんが言っていた言葉を思い出し、ヤムヤムは閃いた。
ウバウゾーの連続射撃でスパイシーが疲れてきた。ヤムヤムはウバウゾーの弱点を見つけてバリカッターブレイズで足を攻撃する。腕と身体が大きいため足を狙えば倒れて射撃攻撃を封じることができる。更にスパイシーはウバウゾーの後方からサンドプレスを命中させ起き上がれないようにする。マリちゃんが戦闘を指揮してプリキュアをまとめる。
「スパイシーが言ってたこと合わせ味噌でやってみた」
「思いつきも大事」
「うひゅ~やる!」
「プレシャスチャンスは一瞬よ!スパイシー今よ」
「いっくよー500キロカロリーパンチ!」
「私はいったい…」
「操り人形の糸が切れかかっているようだな」
スパイシーのサンドで動きを封じ、上空からプレシャスのパンチでぶん殴り、ヤムヤムの必殺技でフィニッシュする連携プレーでウバウゾーを浄化する。ここのプレシャスが上空に飛び上がり、攻撃態勢の構えのシーンが好き。菓彩あまねは操られてジェントルーをしていることが判明しました。
ここねはらんにメイクをしてあげた。らんはここねのためにハートパンをプレゼントする。こめこめは進化して人間の言葉を話せるようになりました。キュアスタのアイコンはパンダがラーメンを持ってる画像に決定しました。
「らん…言い過ぎてごめんね」
「ほわ…らんらんこそごめんね」
「言い合えるって素敵じゃない。なんでも相手に会わせてたら、それこそいい関係とは言えないもの」
「違うからこそ自分に無い世界を広げてくれる」
次回「泣かないでレシピッピ!誕生!ハートジューシーミキサー」
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