ドキドキプリキュア10話「転校生は国民的スーパーアイドル!」の感想です。昨日は生徒会で遅くまで仕事していたマナを早めに迎えに行ってあげようと六花は朝食を食べていました。六花はいつもマナのことを考えていて「六花はいい奥さんケル」とラケルから言われるのだが、奥さんの意味を知っているのだろうか?その話をマナに話す「いつも側にいてくれて頼りになるパートナーのことだよ」と納得していた。
転校生は国民的スーパーアイドル
朝のホームルームでは先生から転校生がやってくると話があり、その生徒は国民的スーパーアイドルの剣崎真琴だった。学校中は騒ぎになるのだが誰も声をかけることができなかった。マナと六花は知り合いだということを聞いてクラスメイトは驚く。何故転校してきたのか?理由を尋ねると素直じゃない真琴は本当のことを言わなかったが、ダビィが話す。いつも笑顔を絶やさず気を許すのはみんなの前だけだと、ダビィは真琴をお願いすると頭を下げる。
「ビックリしたよ転校してくるなんて」
「本当突然どうしたの?」
「王女様を見つけ出すためにも、もっとこっちの世界を知らなきゃと思って」
「真琴はみんなと一緒にいたいビィ」
真琴はテスト用紙に名前を書くのもサインで、習字は墨汁をぶちまけ、家庭科はテーブルの布まで塗ってしまい、掃除をしようとほうきを持つと歌ってるように見えていた。すると振り回してバケツの水をこぼしてしまう。すぐ片付けるために手を挙げてクルクル指を回すのだが、これはトランプ王国ではクリーナーがやってきて掃除をしてくれるようだが、こっちの世界では何の意味もない。六花が雑巾で後始末をする。
「お疲れ様六花。まこぴーが学校に慣れるまでもう少し時間がかかるみたいだから、二人でフォローしよう」
マナは六花がサポートしてくれているのを知っていて、二人で頑張ろうと手を握る。帰りに学校の前にまこぴーのファンクラブの人達が待っていて声をかけてきた。すごく礼儀正しい応援団はマナーもよく、プライベートを守ろうとしていた。転校してきた情報を入手した週刊誌の連中が勝手に写真撮影をしたため、六花は注意する。
「あなた方、今写真を撮ってたみたいですけど学校の許可は取ったんですか?一般生徒として制服が映るのは学校としてNGのはずです。それに何より剣崎さんが制服を着ている時は、アイドルではなく一人の生徒です!お引き取り下さい!」
ビシッと決めた六花に続き応援団長が加わり、マナはまこぴーの手を引いて裏門から抜け出す。真琴はマナと六花の関係をうらやましく思っていたことをダビィに言葉にされてしまい恥ずかしがる。
「いい仲間がいて幸せね」
「仲間でもあるし六花は親友…まこぴー?」
「いいなぁって真琴は思ってるビィ」
やきもち?
別々に帰っていた六花をありすが車で拾い真琴が転校してきたことを話すのだが、六花の様子がおかしいことをありすが気にしてマナの家に寄って行こうと誘うのだった。真琴は仕事が休みのため相田家に泊ることになった。二人を誘おうとしたのだが、六花はママが帰ってくるため家に帰ると断った。ありすも気を使って二人きりにしてあげようと遠慮した。
「真琴さんこちらの学校に通うのは初めてでしょうし…迷子にでもなったら」
「心配するとこってそこ?」
「うれしいですわね…みんな近くにいつもいられるようになって」
「マナもまこぴーが転校してきてすごく喜んでた」
いつものお泊りのようにみんなで一緒に過ごそうと話していると真琴は眠ってしまった。六花はいつもマナの世話ばかりしていたのだが、マナは真琴にタオルをかけてあげる。その様子を見ていた六花が元気なくなっていてありすは気にしていた。
ママは六花の様子がいつもと違うことに気が付いていて話を振る。六花の口癖で「別に」と言うことは何かあった時だと知り、転校生がマナの家に泊っていることをよく思っていないことを口に出してしまった。六花は夜になってもマナとまこぴーのことが気になって眠れなかった。この気持ちは何なのか?自分でもよく分からなくなっていた。
「家に帰ってくればかわいい娘が話聞いてくれて、あなたはどう六花?」
「別に変りないよ…今日はうちのクラスに転校生が来たんだけど、マナの家に泊ってて…」
イーラはボウリングをしていたのだがストライクが出せずイライラしていた。マーモが意見すると、プリキュアに敗北して顔に絆創膏を張ったベールも登場するが馬鹿にされる。
「何もかも僕の思い通りになればいいのに!」
「何坊やみたいなこと言ってるの?」
「いや大事な気持ちだ。全てが自分の想い通りに運ぶこと。それこそが最も重要」
「相変わらずジコチューねいつまで経っても大きな坊やなんだから」
寝坊した六花は慌てて起きてマナを迎えに行こうとしたのだが、電話があり真琴と一緒に学校へ行くと早く出たらしい。二人はアイちゃんに会いに来ていたのだが、その様子を見ていた。たまたまありすも通りかかり伺っていた。ありす学校は私服で通学なのだろうか?応援団長の人も登場するが何故ここにいる?追っかけしてるならストーカーだし平日にいるなら無職の可能性がある。
「ママのマナとパパのまこぴーですよ」
「本当にパパとママみたいだね」
「まるで新婚さんですね。楽しそうですね私達も混ぜてもらいません?」
「なんだろうこの気持ち?胸がキュンとなってちくっとなってなんか変」
「羨ましい俺もぶっちゃけまこぴーとあんな風に仲良くなりたい」
自分だけ仲良くしたいと思う気持ちとまこぴーのプライベートを守る気持ちがあり、マーモがプシュケーを奪いジコチューに変えてしまった。ラケルの発言に六花も自分と同じ気持ちだとようやく気が付いた。ありすは六花の気持ちを理解していてフォローする。
「あいつヤキモチ妬いているケル?」
「同じだ私も…マナとまこぴーが仲良くしてるのが羨ましくてヤキモチ妬いて」
「それって当然ですわ。大好きな友達といつも一緒にいたい仲良しになりたい。誰でも持ってる子持ちですわ」
「本当に?」
「でもその気持ちを利用するジコチューは許せませんわ」
六花の悩みは解消されてプリキュアへと変身しトゥインクルダイヤモンドで動きを封じる。しかし、真琴を応援する気持ちで氷を溶かし始めた。そこへマナと真琴が駆けつけ変身する。ホーリーソードで攻撃し、ロゼッタウォールで防御し、再びダイヤモンドが氷で動きを封じ、マイスイートハートで浄化する。
「やっぱりあなたとハートのコンビ最高ね。いつもあなたちが羨ましかった。信頼し合ってて親友って感じで、後から来た私が、あなたたちのようになれるか分からないけど、でも私もなりたいあなたたちと親友に!」
「私も同じ気持ちでしたわもっと仲良くなりたい心からのお友達に」
「みんな同じだったんだ…変よ二人とももう友達なのに…でも分かる気持ち」
それぞれの同じモヤモヤした気持ちを抱えていましたが、中心にいるのはマナってことで取り合いになっている状態である。一番のパートナーは六花でしょう。一番幼い頃から側にいたし、六花の気持ちに気が付いていたのは、二人から三人組になってから同じ想いがずっとあったからです。そこに今度は真琴も加わりとました。マナめちゃくちゃ人気ありますね。
今度は4人でお泊り会をしようと誘うのでしたが、全体的に今回の話は女の子同士のヤキモチがテーマでした。新しい友達ができると、昔からの友達は面白くないって気持ち分かる気もしますね。やっぱり冷静で大人びていたのはありすお嬢様でしたね。
次回「めざめよ!プリキュアの新たなる力」
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