ドキドキプリキュア31話感想「大貝町大ピンチ!誕生ラブリーパッド」の感想です。最後の試練で水晶の鏡「マジカルラブリーパッド」を手に入れたが、使い方が分からなかった。マナはノックしたり話しかけたりと試行錯誤しているが、六花はその度ツッコミを入れる。
ありすは四葉財閥の力で調査をしたのだが解明できなかった。摂氏1000℃の大火実験や深海での耐久実験を行おうとすると六花が止める。アイちゃんの力でも反応がなかった。亜久里は元気がなくなってしまい、マナはみんなでごはんを食べてから考えようとする。
大貝町大ピンチ
「まずいな…俺達を押しのけてプリキュアを倒すと大口を叩いておきながらこのザマ…キングジコチュー様に報告したらどうなるか?」
「みせてあげる私達の本気。既に始まっているわ…この世界を滅ぼすとっておきの作戦が」
ベールは、失敗続きのリーヴァとグーラを煽る。すると彼らは既に最後の行動を開始していた。大貝町では人々が急に眠り始める不可解な現象が発生していた。マナ達は昼食を食べようと家に帰ると六花のママや亜久里の御婆様がいた。ご近所さんが揃ってみんなでニュースを見ていると。アナウンサーやカメラマンだけでなくママ達も眠ってしまった。
黒い物体がマナの体に接触すると、ラビーズが守ってくれて物体が消滅した。リーヴァはジコチュー植物を育てて種がプシュケーに取りつき、目が出ると寝ている人間はジコチューになってしまう。自分達の世界を自分達の力で滅ぼしてしまい。大量のジャネジーが放出されキングジコチューが復活する計画だった。
マナ達はリーヴァに呼び出され、止める方法はリーヴァとグーラを倒すこと。マナ達はプリキュアに変身するがダイヤモンドは亜久里にはタイムリミットがあるため、様子を見るように止める。
「待って!あなたには5分のリミットがある。まずは私達に任せて!」
「分かりました」
リーヴァとグーラは合体し本気を出してくる。ハートとロゼッタが接近戦で仕掛け、ダイヤモンドとソードが遠距離から攻撃する。凍結させ時間を稼ぎ、合体技のラブリーフォースアローを発射するが呑み込まれてしまった。エネルギーを吸収され危険と判断し亜久里はキュアエースに変身し加勢する。
紫のエースショットを発射するが撃ち負けて吹き飛ばされてしまう。三種の神器である水晶の鏡を握り潰されて5つに割れてしまった。ハートは鏡を集め抱きしめる。エースはあきらめず接近戦を仕掛けるが時間切れで亜久里の姿に戻ってしまう。ビームをロゼッタリフレクションで防ぐが破られてしまった。
「そんなガラクタを集めてどうする?」
「ガラクタじゃないメランの想いが込められた宝物だよ」
「例えラブリーパッドがなくてもあなた方には断じて負けません」
「何一つ通用しませんでした…」
「私達にできることはもう…」
「ソード、シャルルごめん…あたしトランプ王国を失った気持ちを分かったつもりでいた。でも本当には分かっていなかった。自分の身近な人達が大切な町がこんなことになって、胸がこんなに痛むんだね…すごく悲しくて悔しい」
ハートはソード達の気持ちを理解していたはずだったのだが、本当に自分の世界を滅ぼされそうになって実感し泣き叫ぶ。鏡を壊され自分達の力ではどうすることもできず、絶望してあきらめかけていた。
リーヴァ達は世界が滅ぶまでプリキュア達を生かして苦しめようと考えていたが、ハートは顔を叩き気合を入れる。泣いてスッキリしたようで気持ちを切り替えみんなは唖然とする。
「泣いたらスッキリした落ち込むのはもう終わり、さぁ~反撃だよ」
「は?反撃?」
「今のあたし達じゃ全然歯が立たない。だったら今よりもっと強くなろう。強い想いで成長できるなら、あたし達はもっと強くなれる」
「今すぐ強くなれると言うのですか?」
「なれる絶対に。だってみんなを助けたいって気持ちがジコチューに負けるわけがないんだから。それにあたしは一人じゃない!」
マナのいつもの無茶ぶりは、みんなの心の支えになった。六花はいつもだから慣れていたのだが、この状況でも気持ちがブレていなかったことに呆れていた様子。亜久里がエースに変身できたのは想いの強さが影響していたため、今以上に強くなれるとハートは確信していた。メランの想いにも答えなければならないと全員が手を合わせる。
「これが最後の手だと言っていたわ。つまり彼らも追い詰められているってこと全力でぶつかって行こう」
「みんな一緒なら怖いものはありません」
「この世界をトランプ王国のようにはさせないわ」
「まさかあなたから教わるとは思いませんでした。新たなステージに上がったようですね」
誕生ラブリーパッド
「一つ!プリキュアたるものいつも前を向いて歩き続けること」
「一つ!愛は与えるもの」
「一つ!愛することは守り合うこと」
「一つプリキュアたるもの一流のレディたるべし」
「一つ」
「三つ目?」
「みんなで力を合わせれば不可能はない」
リーヴァのビームを素手で受け止める。全員の強い想いに割れたラブリーパッドが共鳴し、亜久里は再びエースに変身する。アイちゃんは新しいラビーズを生み出し、ハートの元にエネルギーが収束する。新合体技プリキュアラブリーストレートフラッシュを発射しリーヴァとグーラにダメージを与える。
「世界を滅ぼす力を持っていても、絶対消せないものがある」
「守りたいあたし達の想いは消せません」
「あたしたちの街メランの想いあたし達が守る」
「どんなに強くてもあたし達は屈しない」
「この鼓動が高鳴り続ける限り」
「この胸がキュンキュン動く限りあたし達はあきらめない」
「私達の力をキュアハートの元へ」
「プリキュアラブリーストレート!」
ジコチュー植物は浄化されプシュケーが解放され人々は目覚めた。亜久里はみんなと一緒にご飯を食べることが嬉しかった。この当たり前の生活は、最高に幸せなものだということを忘れてはいけない。
敗北したリーヴァ達はアジトに戻ると、ベールは二人のジャネジーを全て吸い取るのだった。彼の目的はプリキュアに敗れ反撃する力を失った瞬間に仲間のジャネジーを奪う計画だった。馬鹿にされていた恨みもあったのだろうが、味方を犠牲にしてジコチュー軍団の№2になろうとしていた。
「プリキュアめ…次こそは…」
「残念ながら次はありません。我々の力の源ジャネジーをいただいているんですよ。もう抵抗する力も残ってないでしょう」
「貴様!?まさか最初からそれが目的で…ベール!」
「お疲れ様でした…ではさようなら」
次回「マナ倒れる!嵐の文化祭」
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