勇者警察ジェイデッカー28話「デッカード再び」の感想です。放送日1994年8月13日。デッカードの超AIの取り付けを完了して起動するとチーフテンからの受けたダメージの影響でデータが消えていた。つまり人間でいったら記憶喪失の状態だった。デッカードは勇太のことも全て忘れてしまって苦悩していた。
失われた記憶
「デッカードよかった元通りになったんだね。本当によかった。」
「警視総監この少年は誰ですか?」
「デッカードふざけないでよ変な冗談止めてよ?本当にわからないの?」
「すまない私には君のデータがない。」
「僕だよ友永勇太だよ!そんなのやだー!」
デッカールームや近所の場所を歩き記憶を思い出すまで勇太は付き添う。レジーナは無駄なことだといいつつも見守っていた。そこへデュークが現れると「あなたはもうブレイブポリスなのよ。私に付きまとってないで仕事をしなさい。」と厳しく接する。
ビクティムはブレイブポリスのデータを集めるためにロボットを開発する。ブレイブポリスみんなが見守る中で市街地にロボット怪獣が出現して暴れる。
「ボスとデッカードは置いておこう!あの様子では足を引っ張るだけだからな!」
「もう少し言い方ってものがあるんじゃないの?」
勇太は初めてデッカードと会った場所でキャッチしてもらうように何度も挑戦する。「きっと思い出すよ!」ケガをしてしまいそれでも立ち上がる勇太を見てデッカードは「友永警部もう止めよう。私の記憶は戻らないかもしれない。私はロボット人間の記憶喪失とは違う。」
「もう一度やるからちゃんと受け止めるんだよ。」
「友永警部もうたくさんだ!私の身にもなってくれこれ以上苦しめないでくれ!」
「バカ!デッカードのバカ!」
「許してくれこれ以上傷つけたくないんだ君を。」
[ad#co-1]メカザウラー
ゴウザウラーと似たような名前だが装甲が厚く全方位に攻撃でいるビーム砲を複数装備してデータを取っている。集中攻撃をしている最中にデュークがブレイブポリスを率いるが、みんなは指示に従わない。
「よし!みんな私に続け。」
「うるせー邪魔だ下がってろ!」
「そーだそーだ。」
「新米リーダーさん私たちには私たちのやり方ってもんがあるんですよ。」
デッカードの願い
デッカードはレジーナに今までの記憶を全て消して新しいデータを入れるように依頼した。あずきとくるみは泣いてる勇太を説得するが動こうとしない。デッカードのメモリーを消去しようとしても拒否されて書き換えができなかった。
「もうデュークのような失敗はしない。あなたを完璧なロボット刑事にしてあげる。」
デッカードは消去に同意しているが潜在意識が拒否しているらしくおてあげ状態だった。侵入回路が遮断され心を閉ざしてしまった。みんなはデッカードの記憶が戻るのを待っていて勇太は記憶を戻るまで側にいるように言われてしまう。レジーナは超AIを新しいものに交換しようとしていたら、あずきは排気口からデッカードと勇太の紙を落とした。その髪をじっと見つめるデッカードは全機能を停止されて超AIを外されてしまう。
「落ち着け!もしデッカードがいたらそい言うんじゃないか?」
「デッカードがいたらどうするかそれを考えるんだ。」
「彼らにとってデッカードとは?」
メカザウラーをどのように対処したらいいのか?デッカードならどう判断するのかみんなは考えていた。そこへ勇太が到着するとデッカードの修理が完了したと勘違いする。デッカードは超AIの交換に同意いして勇太は放置したことにみんなが怒る。
「ボスそれは本当か?」
「デッカードが決めたことなんだ。僕にはどうしようもないよ!」
「だからってさっさと諦めちまうもんじゃねーでしょ?」
「例えデッカードがそう言ったとしても。」
「見損なった見損ないましたよボス!」
「おい!もめてる場合ではない。」
「分かってますよナイトの旦那。」
「うるせんだよてめえは!」
メカザウラーの攻撃でビルが倒壊し勇太は「デッカード!」と叫ぶ。デュークファイヤーが勇太をかばい想いを伝える。
「ボス!私にはデッカードの代わりなんてできない。みんなにはデッカードが必要なのだ。あのデッカードが、今ボスがいるべきところはここじゃない。」
「僕デッカードのところへ行くよ!」
デッカード再び
メカザウラーの口に銃弾が命中する。ジェイローダーを運転しているのはレジーナだがその上に載っているのは拳銃を構えたデッカードの姿だった。
「そうか再フォーマットは終わったのか。一足遅かったみんなのしってるデッカードはもう。」
「勇太怪我はないか?心配かけて済まなかった勇太。思い出したよ全てを!」
「え?僕の僕のデッカードだね。」
ジェイデッカーに合体しメカザウラーに攻撃を仕掛けて注意を引く。デュークファイヤーはファイヤーソードを突き刺し、ジェイデッカーはジャイバスターで攻撃し頭部を破壊した。ブレイブポリスの戦闘データを入手したビクティムは次回の作戦を計画する。
「レジーナありがとう。」
「なんのことかしら?新しいAIに変えようとしたら記憶が戻っただけよ。私の考えは変わらないわ。」
「もう素直じゃないんだから。」
1度取り外した超AIが勇太の声を聞いてビリビリと反応したことを知ったレジーナは元に戻したのだ。普段はツンツンしているが意外と優しいところもあり勇者シリーズのツンデレ役である。ブレイブポリスのみんなが勇太を責めるところが人間らしく、デッカードの記憶が戻ってよかった。勇太の笑顔がかわいい。
次回「合体!ファイヤージェイデッカー」
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