東京ミュウミュウにゅ~17話感想「二人の天才火花散るMV撮影」

東京ミュウミュウにゅ~17話

東京ミュウミュウにゅ~17話「二人の天才火花散るMV撮影」の感想です。カフェミュウミュウにやってきたざくろは顔色が悪かった。徹夜で新しいMVの台本を制作していたのです。なんとミュウミュウのみんなが出演することになりました。

「どうされたのですか?」

「なんですかこれ?」

「徹夜で書き上げた台本よ…セルフプロデュースでMVを作るの」

「あれなんで私達の名前が入ってるの?」

「出演してもらうからよ」

キッシュは蒼の騎士のことが気がかりで、作戦には参加しなかった。蒼の騎士の正体を探るために単独行動をする。

二人の天才火花散るMV撮影

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MV撮影現場に集合したいちご達。MV監督をお願いしていた皆川理香は、ざくろの同級生で、天才映像作家である。みんとの解説によると皆川は、中学生の頃から動画投稿サイトで注目を集めていて、人気を浴びたのはフォラリスノMV。クラリスだろうね。

この二人過去に因縁があったみたいで、皆川はざくろを撮影したSDメモリーカードを壊している。険悪なムードだが、皆川を指名したのはざくろである。この二人に何があったのだろうか?

「藤原さんよくぞ私を指名してくれたわ…この時を待ってた覚悟しなさい!」

「そっちの覚悟はどうなの?」

「この台本使いこなしてみせる…そして今度こそ藤原ざくろを撮る」

「そうなるといいわね…」

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ざくろは巫女のコスプレで撮影が始まりましたが、皆川からstopの指示があり撮り直すことに。マイクを持って歌いながらになるのだが、ステージの全てを使うことになりました。みんとは♡を出して期待しています。

「全然違う!真ん中からスタートしてステージの端っこまで行って、反対側の端っこに行ってまたセンターに戻ってきて」

「ざくろお姉様ならきっと大丈夫ですわ」

ざくろは自分で考えマイクを足でクルっと回し、動きを大きくして期待に応えようとするのだが、皆川からまたstopの指示があった。完璧にこなそうとするざくろであるのだが、皆川が撮影したいものではなく、満足していなかった。

「全然違う!次はステージの淵に腰かけて、仰向けに、センターでスピンして」

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12回の撮り直しが行われ昼の休憩に入ります。その間にもざくろは雑誌の取材を受けていました。れたすは午後から自分達の出番だと思うと緊張していました。みんとは昼食を控えめにして腹が出ないようにと気を使っていました。いやみんと痩せているだろう。

皆川は撮影した動画のチェックを行っていたのだが、使える箇所がないと困っていました。ざくろがあまりにも完璧すぎて、2年前の出来事を思い出す。皆川はざくろの素顔を撮りたいと思って負荷をかけたのだが、顔色を変えることもなく完璧にする。そして、SDメモリーカードを壊した。

「使えるところが見当たらないわ」

「何処がダメなんですか?全部完璧だと思うんですけど?」

「それがダメなのよ…2年前もそうだった…」

「これだけやっても顔色一つ変えないなんて大したものね」

「私は完璧なものを作りたいだけ」

「あなたはずっと完璧よ。でも私は今日本当のあなたをワンカットも撮れていない」

「私は人間が撮りたいの!」

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今度こそ本当の藤原ざくろを撮影したいと思い何度も撮り直しをしたのだ。ざくろが取材から戻り二人はゼリー飲料をチャージして午後の撮影を開始する。ざくろは宮川にゼリーを渡し気合は十分である。

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イントロ開始に合わせて、いちごが走り出してざくろへマイクを渡すシーンなのだが、キッシュは空から撮影現場を眺めていた。いちごは出遅れてしまうが華麗な動きでカバーする。このままでは渡すことができないと、マイクを投げるとざくろの頭に直撃する。いや危ないってこのシーン。いちごはそのまま転倒し、ざくろは回転してマイクをキャッチしそのまま歌い出すのだがNGです。

「桃宮さん動き出しが遅れるのはプロの役者失格よ」

「あのあたし役者じゃないので…」

「え?じゃあなんなの?」

「ざくろさんと同じカフェでバイトしてる友達です」

「は?友達って」

いちご達は役者でもなく、タマゴでもない友達ってだけの素人であることを知り、皆川は疑問に思いました。ざくろは今のシーンが使えないかと皆川に声をかける。NGシーンを使うとは何を考えているのかと、動画を見ると完璧ではないざくろの姿があった。

「監督今のテイク使えないかしら?」

「は?どこに使える要素あるのよ?…あ!」

「こことかも行けそうでしょ?」

「使うならこういう繋ぎよ」

「プロデューサーとしてこのアングルを要求するわ」

「監督としてはこっち!」

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互いの意見がぶつかり合い、どのように編集するのかは後で考えることにして、撮影を続行する。れたすはざくろのソロでいいのではないかと意見するが、ざくろは今度こそ本当の自分を皆川に撮影してもらうため、みんなにお願いしたことを改めて話す。

「私は彼女に撮られなきゃならない…そのためにみんなに来てもらったの!台本の変更はしたくないわ」

「ざくろお姉様との共演…いずれはワールドツアー♡」

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ざくろとみんとの撮影が始まるのだが、妄想が膨らみ嬉しすぎてニヤニヤしてしまうみんと。その様子を見てカット。続いて歩鈴がサーカスのピエロとして芸をするのだが、めちゃくちゃすぎてカット。れたすがウサギに人参を食べさせようとするが蹴りを受けてカット。本当はウサギは人参好きではないのです。

撮影現場でキッシュはウサギをキメラアニマにしようと考えていたが、最初からいるのに妨害しようとはせず、いちごの様子を伺っていただけで、本当にいちごのことが好きなんだと思いました。

いちご達は何度もNGばかりで、撮り直した方がいいと思ったのだが、撮り直す必要はないと、動画で確認した。ざくろがとても楽しそうに笑っていたのです。普段のクールなイメージと違う表情を、自分自身で確かめたのです。皆川はいちご達のおかげであると感謝の気持ちを伝える。

「撮り直す必要はない…誰もみたことがない本当の藤原ざくろよ…あなたたちのおかげ」

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キッシュが動き出しキメラアニマが出現しました。いちご達は変身しようとすると皆川に話しかけられる。ざくろが誘導して変身することができました。一瞬の間にざくろもミュウミュウに変身して戦闘開始。ザクロに助けられた皆川は、東京ミュウミュウを撮影する。カメラを回しているとミュウザクロの正体が、藤原ざくろであると気が付いた。

高速移動で動き回るキメラアニマに苦戦し、必殺技を命中させることができなかった。イチゴがダメージを受けると蒼の騎士が現れフォローする。プリングリングインフェルノで、全てのキメラアニマの動きを封じ、ザクロスピュアで浄化に成功する。

キッシュは蒼の騎士の能力は、ミュウミュウのものではなく、この星の人間の力でもないと知る。戦闘の被害でラストの階段が破損してしまい、撮影が続行できなかった。ざくろと皆川は同じ意見を出す。通っていた学校の校庭に机を並べて階段を作りました。

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シートを張りライトアップして、衣装に着替えたざくろ達の撮影を開始します。皆川は本当のざくろを撮影することができて感謝する。そして助けてくれたことを伝える。ざくろは苦笑いしていたが、正体を知られたとしても、ミュウミュウだとバレる心配はなかった。

「人間を撮りたいって意味があの時の私には分からなかった。でも今なら分かる…だからこの姿をあなたに撮ってほしかった」

「あなたはこの子達と一緒にいる時、本当の自分になれるのよ。やっと撮りたかったざくろが撮れた」

「ありがとう理香」

「さっきは助けてくれてありがとう東京ミュウミュウ」

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MVが完成しカフェミュウミュウでみんなで視聴するのだが。いちごが可愛いと青山が褒める。ポップコーンがほっぺについていて取って食べる青山。いちごは恥ずかしくなり猫になってしまい外へ逃げ出す。白金と赤坂はいちごの異変に気が付いた。隣にいる青山は全く気が付いていない。

猫になったいちごはキスをしないと人間の姿には戻れない。誰かキスの相手を探そうとするとデブ猫が現れる。アルトが現れいちごにキスをして元に戻ることができた。いちごはアルトを抱きかかえると突然光る。白金が現れいちごに覆いかぶさる。

「タイムオーバーだ…」

「白金!?」

今まで助けてくれたアルトの正体が白金であると知ったいちごは驚く。白金は何故猫になったのか?μプロジェクト始動について明かさられる。

今回登場した皆川理香さんを演じたのは、上坂すみれさんでした。

次回「秘めた覚悟!μプロジェクトが生まれた日」

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